二世の契り その56

 オトメイトブログをご覧の皆さん、こんにちは。
【二世の契り】担当、アイディアファクトリーの黒須です。
 
今週の8月24日に【二世の契り 想い出の先へ】オリジナルサウンドトラックが発売となりました。
全13曲を収録したこのCDで、ゲームの雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか?
 
さらに明日8月27日には【二世の契り】が表紙絵を飾るARIA 10月号が、
8月31日には【二世の契り 想い出の先へ】公式ビジュアルファンブックが発売となりますので、
そちらも是非チェックしてみてください。
 
 
それでは、続きをどうぞ
  
多くの方のご参加ありがとうございました。
前回の人気投票を上回る量の投票を頂き、スタッフ一同大変嬉しく思っています。
気になる結果ですが、9月2日(金)に【二世の契り 想い出の先へ】公式サイト上にて発表予定ですので、
もうしばらくお待ち下さい。
 
 
■【二世の契り 想い出の先へ】関連商品
(ティームエンターテインメント)
好評発売中
8月24日に遂に発売となりました。
ゲーム内BGM11曲とオープニング曲、エンディング曲のフルバージョンを収録した一枚となっています。
(エンターブレイン)
8月31日 発売予定
【二世の契り 想い出の先へ】公式ビジュアルファンブックが、いよいよ来週水曜 8月31日に発売となります。
開発陣のインタビューや津田健次郎さん、櫻井孝宏さんのグラビアインタビューの他にも、
シナリオライターのMAYUさん書き下ろしのSSも掲載されていますよ。
 
 
8月27日(土)
ARIA 10月号が明日、8月27日(土)に発売となります。
今月号の表紙は、櫻井しゅしゅしゅ先生による【二世の契り】のイラストとなっていますので、お楽しみに!
 
 
■中村龍徳画集(仮) 発売決定
2011年10月 発売予定
【二世の契り】のゲームキャラクターデザインを担当している中村龍徳の個人画集の発売が決定いたしました。
二世の契りのイラストも掲載される予定ですよ。
 
 
オトメイトモバイルにて、【二世の契り】キャラメール シーズン2が配信されています。
お申し込みから配信終了までの間に誕生日を迎えられた方には、誕生日メールも届きますので、お楽しみに。
 
 
■バナー配信
今週のバナー配信は、チビ兼久です。
どうぞお持ち帰りください。
(正式なサイズにするには、画像をクリックしてください)
minikane_long.jpgminikane_middle.jpgminikane_short.jpg
160×600              180×150                   200×40
 
 
◇【二世の契り番外物語36】
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ご注意:本物語は本編とは全く関係のないパロディです。
第三十六話「上書き」
 
 blog_56.jpg
 
ドスドスドスドス
 
バン!                            バキッ!
 
 
高坂「道鬼斎! 貴様ああぁぁぁーーー!!」
 
怒りをあらわにした高坂が勢いよく襖を開けて入ってくる。
 
勘助「どうしたと言うのだ高坂」
高坂「どうしたのではない! 貴様よくも!」
勘助「なにを怒っているか知らぬが、落ち着け」
高坂「落ち着いてなどいれぬ! そなたは私の大事な物を奪ったのだからな!」
勘助「はて、そのような事は記憶にないが」
高坂「あれ程の事をしておきながら、よくそのような事が言えたものだな!」
勘助「ふむ、しかし本当に覚えがないのだが」
高坂「そうか、ならば思いださせてやろう。先日そなたにある物を貸したのを覚えているか?」
勘助「ああ、覚えている。確か借りたのは……」
高坂【二世の契り 想い出の先へ】だ! しかもそなたは、あろうことかゲーム機ごと持っていったのだ!」
勘助「ふむ、だが傷をつけることもなく返したであろう?」
高坂「黙れ! 確かに傷はなかったが、そなたは決して許されぬ行いをしたのだ」
勘助「回りくどいな、結局オレが何をしたというのだ?」
高坂セーブデータだ! そなたは私が必死の思いで作り上げたデータの数々を、全て他のデータで上書きしたのだ!」
高坂「全てのルートを制覇し、御屋形様の登場される全ての場面をセーブしておいたというのに……!」
勘助「なにかと思えば、その程度の事か」
高坂「その程度……だと?」
 
高坂の怒りが、さらに高まっていく。
 
高坂「よくもそのような!! 私がいざ御屋形様の活躍を目にしようと、ロードを行い、違う場面に飛ばされた時の絶望がそなたに分かるか!?」
高坂「しかも、セーブしてあるのは全てそなたの活躍する場面ばかりではないか!」
勘助「人の逢瀬をのぞき見るとは、いい趣味だな高坂」
高坂「そなたのせいであろう!」
勘助「だが高坂よ、そのことなら問題ない」
高坂「どういうことだ?」
勘助「そのメモリースティックはオレの物だ」
高坂「は?」
 
高坂の動きが止まる。
 
勘助「入れ替えたのだ。上書きしたわけではない」
高坂「……つまり、データは無事なのか?」
勘助「ああ、お前のメモリースティックの中に残っているぞ」
高坂「おお! そうか、それは良かった!」
 
満面の笑みを浮かべる高坂。
 
高坂「それで、そのメモリースティックはどこにあるのだ」
勘助「それなのだが、この物語の冒頭、おぬしが登場した場面をよく読んでみろ」
高坂「私の登場した場面だと?」
 
高坂は冒頭の文章を読み返す。
 
高坂「特に変わったところは……ん? なんだこの『バキッ』という 音は?」
勘助「よく気付いたな。それは、おぬしがメモリースティックを踏み潰した音だ」
高坂「…………え?」
 
 
─ 終 ─
 
 
以上、【二世の契り番外物語】第36話でした。
 
今回のブログはここまで
それでは、また
黒須

 

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