オトメイトブログをご覧の皆様。
こんにちは、【ヒイロノカケラ 新玉依姫伝承 ―Piece of Future―】の
担当、デザインファクトリーの川崎ヒロです。
9月に入り、今週の金曜、9日が、犬戒の誕生日なんです。
おめでとう犬戒!!!
またまたブログでお祝いをさせてください。
犬戒の誕生日に喜びそうなのは、彼の親友と豪語している。
狗谷でしょう。
きっと、狗谷が率先しておめでとうと叫んで誕生日会をしたいと言い出し、
それを眉間にしわを寄せつつも付き合ってくれる鬼崎を想像してしまいます。
他のキャラクターもなんだかんだと狗谷に付き合い、
犬戒の誕生日を祝うと思います。
子供の頃から天意にいた彼は、そんな風に誕生日を祝ってもらった回数が少ないと思います。
そんなことを想像すると涙がでそうですが、
【ヒイロノカケラ 新玉依姫伝承 ―Piece of Future―】のブログを始めたいと思います。
良ければ、最後までお付き合いお願いします。
▼ヒイロイロイロ
★ ある日の出来事 ★
ある日、突然下駄箱に一通の手紙――
―本日、夜8時に狗谷家に集まるべし
K先輩より
追伸:飯は食ってくるなよ!!!!―
鴉取
「これ……」
鬼崎
「はぁ……」
「……狗谷先輩」 大蛇
狐邑
「全然、隠せてないこと、
気づいてないんですかねー。」
全員
「はぁ……」
鴉取
(今度は何を考えているんでしょうか)
鬼崎
(面倒くせぇ)
大蛇
(彼女に迷惑がかかりませんように)
狐邑
(面倒だなー。
ま、何をしたいかは、なんとなく予想はつきますが……)
― PM8:00―
大蛇
「呼び出した狗谷先輩が家にいないってどういうことだ?」
鴉取
「なんとなく予想はつきますが……」
狐邑
「俺の予想は、鬼崎先輩あたりを迎えに行ったんだと思います」
大蛇
「な、なるほど」
鴉取
「もう少し待ってみませんか?」
★―――★―――★ しばらくお待ちください ★―――★―――★
狗谷
「みんな! お待たせ!」
狐邑
「遅いですよ、狗谷先輩。
俺、待ちくたびれちゃいましたー」
「ご、ごめんなさい狐邑くん」 藤森
狐邑
「せ、先輩!?」
大蛇
「君も呼ばれたのかい?」
「ううん、違うの。
もともと私が提案をしたの、
それで、狗谷先輩にお願いして……」 藤森
鴉取
「あなたがですか……?」
大蛇
「く、狗谷先輩に相談、狗谷先輩に相談、狗谷先輩に相談、狗谷先輩に相談、
狗谷先輩に相談、狗谷先輩に相談、狗谷先輩に相談、狗谷先輩に相談。
俺じゃなくて、狗谷先輩に相談したのか」
狐邑
「あー。
もしかして、犬戒先輩の誕生日だからですか?」
大蛇
「犬戒先輩の誕生日?」
藤森
「そう、この間音端さんと話をしていて、
狐邑くんも確か、居たわよね。
せっかくだからみんなでお祝いをしたいって」
狐邑
「ははっ、社交辞令だと思ってました~♪」
大蛇
「……狐邑、お前な。
でも音端さんが一緒に考えたのか」
鴉取
「良かったですね、大蛇くん」
藤森
「?」
大蛇
「そ、それで、俺たちは何をすればいいんだ?」
藤森
「もう、お料理とかは用意してあるから
一緒に犬戒先輩を祝ってほしいの」
鴉取
「でも、肝心の主役が来ていませんよ」
狗谷
「それは、刀真が迎えに行ってるから」
大蛇・鴉取・狐邑
「鬼崎(くん・先輩)が!?」
狐邑
「びっくりですよ、世の中も変わりましたねー」
大蛇
「鬼崎が行ったって……
そのまま二人で帰ってこないこともあるだろう」
狗谷
「それはないだろ! だって姫の頼みだからな!」
狐邑
「鬼の目にも涙ですね」
鴉取
「こ、狐邑くん! そんなことを言ったら」
「聞こえませんってば!」 狐邑
鬼崎
「狐邑……聞こえてるぞ」
狐邑
「あれ? 鬼崎先輩!」
鬼崎
「てめえ……」
鴉取
「そ、それより犬戒先輩は、
どこにいるんですか?」
鬼崎
「ま、連れては来たが……おい犬戒」
犬戒
「…………」
狐邑
「めちゃめちゃ機嫌悪そうですね」
「そ、そうですね」 鴉取
音端
「……す、すみません」
鴉取
「音端さんが悪いわけじゃありませんよ」
大蛇
「でも、せっかく彼女が考えたんだ。
先輩には、なにがなんでも楽しんでもらわないと」
狐邑
「でた、大蛇先輩の先輩贔屓」
「ははっ。
でも、大蛇くんの言うことも一理ありますね」 鴉取
「はぁ……この集まりはいったいなんだ」 犬戒
狗谷
「それは、あとのお楽しみ!
とりあえずメンバーも揃ったし、やるか!」
藤森
「はい」
「せーのでいうぞ。
じゃ、せーの」 狗谷
狗谷
「響、誕生日おめでとう!」
大蛇・鴉取・狐邑・藤森
「犬戒先輩、誕生日おめでとう!」
音端
「おめでとうございます」
鬼崎
「…………」
犬戒
「…………!?」
狗谷
「あー、刀真言わなかっただろ!」
鬼崎
「あー言った言った」
「本当かぁ?」 狗谷
音端
「こ、これ二人で作ったんです」
狐邑
「うわーっ! 美味しそうなケーキですねー。
よかったですね犬戒先輩」
「……もらうか」 犬戒
音端
「は、はい!」
狐邑
「かわいい後輩は完全スルーですか」
大蛇
「犬戒先輩が楽しんでくれれば問題ない」
鴉取
「そうですね、でもせっかくなので僕らも
彼女たちの料理をいただきましょうか」
大蛇
「そうだな」
狐邑
「犬戒先輩、無事に誕生日を迎えられて良かったですねー」
狗谷
「そうだぞ! 今年も健康でよかったな響」
犬戒
「……ま、健康だが周りに面倒な奴が多くはなったな」
大蛇
「い、犬戒先輩……」
鬼崎
「そりゃ、狗谷のことだろ」
狗谷
「ひでぇよ、響。
オレたち親友だろ?」
「…………」 犬戒
★ ★ ★
狗谷の気持ちは届くのでしょうか。
なにはともあれ、犬戒誕生日おめでとうございます。
今週も最後までお付き合いいただきました方、
ありがとうございます。
犬戒の誕生日をフィーチャーした回になってしましまた。
いよいよ来週で、【ヒイロノカケラFD】ブログは終了となります。
来週もまたお付き合いくださいませ。