二世の契り 最終回

 オトメイトブログをご覧の皆さん、こんにちは。
【二世の契り】担当、アイディアファクトリーの黒須です。
 
全64回、約1年半に渡って御送りしてきた【二世の契り】スタッフブログも、
今回で最終回となります!
今まで応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。
今回は、そんな皆様への感謝をこめて『プレゼント企画』などの特別企画を御用意いたしましたので、
どうぞお楽しみ下さい。
 
 
それでは、続きをどうぞ
 
 
■『もっともっとIをチョウダイよ!!!』、『【二世の契り】スタッフブログ』連動プレゼント企画
『もっともっとIをチョウダイよ!!!』と『【二世の契り】スタッフブログ』のコラボレーション企画! 
こちら『【二世の契り】スタッフブログ』に書かれているキーワードと、
『もっともっとIをチョウダイよ!!!』で告知するキーワードを繋げて御応募いただくと、
抽選で【二世の契り】キャラクターデザイン担当の中村龍徳直筆サイン色紙などがあたりますよ。
 
中村龍徳直筆サイン色紙 ・・・ 1名
【二世の契り】バロッコポストカードブック ・・・ 3名
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それでは早速、キーワードを発表致します。
前半のキーワードは『二世の』です。
お間違いのないように。
詳しい応募方法及び、後半のキーワードは
11月3日更新の『もっともっとIをチョウダイよ!!!』第153回放送にて発表予定です。
キーワードはラジオを聞かないとわからないものになっていますので、
必ずラジオをお聴きの上、御応募下さい。 
 
応募方法や、その他の質問はロックンバナナさんまで、お願い致します
 
 
(講談社)
2012年1月6日 通常版&特装版 発売予定
櫻井しゅしゅしゅ先生が担当しています、コミック版【二世の契り】第3巻が発売いたします。
今回も通常版とドラマCD付特装版が同時発売となります。
今回のドラマCDには、てらそままさき さん(小島弥太郎)と、石川弘則さん(蛇陣)も出演していますよ。
 
【二世の契り】第3巻 特装版ドラマCD出演者
近藤隆      (暁月)
津田健次郎   (翠炎)
前野智昭     (秋夜)
てらそままさき  (小島弥太郎)
櫻井孝宏     (山本勘助)
石川弘則     (蛇陣)
 
 
■中村龍徳画集 影炎
(エンターブレイン)
2011年11月末 発売予定
【二世の契り】のゲームキャラクターデザインを担当している中村龍徳の個人画集が発売いたします。
発売中のB’s-LOG12月号にて、中村龍徳へのインタビューが掲載されていますので、チェックしてください。
 
 
■【二世の契り 想い出の先へ】関連商品
(エンターブレイン)
好評発売中
(ティームエンターテインメント)
好評発売中
(講談社)
好評発売中
 
 
オトメイトモバイルにて、【二世の契り】キャラメール シーズン2が配信されています。
お申し込みから配信終了までの間に誕生日を迎えられた方には、誕生日メールも届きますよ。
 
 
■【二世の契り】素材配信
★バナー配信
最終回ということで、まだ配信されていなかった三人のバナーを用意しました。
どうぞ、お持ちかえり下さい。
 
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bushi_long.jpgbushi_middle.jpgbushi_short.jpg
 
man_long.jpgman_middle.jpgman_short.jpg
 
★Twitterアイコン素材
チビキャラのTwitter用アイコン素材です。
こちらも是非、お持ち帰り下さい。
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【二世の契り】のTwitter素材は公式HP上にも御座いますので、そちらもご覧ください。
 
 
 
◇【二世の契り番外物語SP】
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ご注意:本物語は本編とは全く関係のないパロディです。
 
最終回SP「そして想い出の先へ」  シナリオ:MAYU
 
 
時は現代、とある昼下がり。東京の某カフェで、怪しい『打ち上げ』が開かれている――
 
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弥太郎「おう、みんな、久しぶりだな!」
瑠璃丸「小島様、その格好は?」
弥太郎「いいだろう? 嬢ちゃんが俺に一番似合うって言ってくれた装束だ!」
瑠璃丸「オレのだって御使い様が誉めてくれたヤツだもんねー! ……って、ところで、これ何の集まり?」
刀儀「今回で、この公式ブログは終了するのだ。それ故――」
 
暁月「『ブログは終わっても【二世の契り】の世界はまだまだ続くからよろしくな!パーティ』だ」
 
勘助「まだ続けるつもりなのか? ゲームはファンディスクのオレのルートで完璧なるHAPPPY ENDを迎えたではないか」
翠(炎)「何のことやら。例え人気投票連続一位でも、貴方は一応敵方のキャラなのですよ、道鬼斎」
秋夜「攻略対象になったのも、最後だった」
雅刀「……そうだったな。このゲーム、いちばん最初に攻略キャラに決まったのは、先代だったんだよな……」
瑠璃丸「うわぁ……マジ?」
 
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刀儀「まことに光栄至極。その上、かような素晴らしき『えぷろん』まで御使い様おん手ずから……」
 
雅刀「……先代、ブドウの着ぐるみは着ないのか?」
刀儀「何ぞ申したか、雅刀?」
雅刀「いや何でも」
翠(炎)「そう言う雅刀は、どうしたのです、シロの縫いぐるみなど抱いて?」
雅刀「……いや、特に理由は――」
瑠璃丸「全国の御使い様から、ふぁんれたー貰ったんだよね。ほらコレ!」
雅刀「……っ、お前、いつの間にそれを――!?」
暁月「よしっ、瑠璃、こっちに貸してみろ! ……どれどれ……」
 
プリントアウトされたメールを瑠璃丸から受け取ると、女声で読み上げる暁月。
 
暁月「……いつも無愛想な雅刀が、シロを優しく抱いてるのを見ると、胸がキューン、としちゃいます。にっこり笑ってる立ち絵よりも、無表情な方がもっと萌え~(はぁと)
 
暁月「――だとよ」
秋夜「……ぎゃっぷ萌え、か?」
雅刀「そんな言葉、良く知ってたな」
 
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秋夜「……御使い様が……毎晩、色々なことを教えてくれる、から……」
勘助「聞き捨てならんな」
弥太郎「おめえ、嬢ちゃんと何してやがんでぇ!?」
秋夜「先の世のことを色々と……すごく、興味深い……。教わった中で、一つ、憧れているものがある……」
刀儀「それは何だ? 申してみよ、秋夜!」
秋夜「……けえき、ばいきん……」
暁月「バイ菌?」
翠(炎)「なるほど、ケーキ・バイキング……デザート食べ放題のことですね。このカフェでもやっている筈ですよ」
秋夜「本当か!?」
暁月「ああ。ほら、あっちの壁際に………………って、もう、すっ飛んで行きやがった」
雅刀「当分、戻って来ないだろうな……」
勘助「……あんな男が、オレに次ぐ人気だと!?」
瑠璃丸「オレは甘い物なんかより、御使い様の方がいいな」
刀儀「――10年早いわ!(ゴツン!)」
瑠璃丸「いってぇ! 先代、横暴!」
刀儀「年齢だけでなく、人気らんきんぐでも、おぬしより上なのでな(ドヤ顔)」
雅刀「……あいつが絡むと人が変わるな、先代」
 
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翠(炎)「ところで暁月、もう新聞には載りましたか?」
暁月「新聞?」
翠(炎)「御使い様をストーカーして、とか――」
暁月「それ先週までのブログのネタだろ! あいつとは付き合ってんだから、ストーカーなんかじゃねえよ、デートだよ! そんなに俺を犯罪者にしたいのかよ、翠!?」
翠(炎)「とんでもない。貴方が心配なんですよ、『明るい人』さん」
暁月「――お前、本編の頃より黒さが増してないか?」
翠(炎)「ふふ……何のことやら」
勘助「さて、そろそろオレは出るぞ。今宵は、あいつと東京湾上空をヘリで遊覧飛行することになっているのでな」
暁月「その格好でかよ!?」
勘助「今回はこの格好が良い、のだそうだ。ミスマッチを楽しみたいのだとか何だとか……まあ、あいつに言わせれば、どんな装束でも着こなしてしまうのがオレの――」
翠(炎)……ああ、もうこんな時間なのですね。彼女とコンサートに行く約束なのです。迎えに行かなくては」
雅刀「……俺も、帰るか。あいつを放っておくと、何をしでかすか……」
弥太郎「俺だって、嬢ちゃんが晩飯作って待っててくれるんだからな!」
刀儀「かくいう私めも『今夜は、あなたの好きなカブの煮物ですよ』と、出がけに――」
瑠璃丸「……みんな張り合っちゃって、大人げないなぁ……。ま、どうせあと5年もしたら、オレが御使い様を迎えに行っちゃうんだけどね」
暁月「瑠璃っ、勝手に捏造すんな! ――おい秋! いいかげん菓子から離れろ、もう残ってねえだろ!」
秋夜「……御使い様のくっきーの方が、美味かった」
雅刀「(深いため息)……、店1軒分食い尽くしておいて言うことか?」
翠(炎)「皆さん、もうじきお開きですよ。ここで、全国の御使い様たちに御挨拶を」
 
瑠璃丸「あねさま、オレ、コミックでも頑張るから応援してね!」
弥太郎「寂しくなったら俺のルートに来いよ、嬢ちゃん。きっとだぜ」
翠(炎)「いつも貴女の傍にいます。忘れないでいてくださいね」
雅刀「……そんな顔するな。これで最後ってわけじゃない」
暁月「たとえ何処にいても、お前のことは俺が守る。だから笑ってろ、いつでも」
秋夜「具合が悪かったら、すぐに俺を呼べ、御使い様。何があっても駆けつける」
勘助「幾千の時を超えても、必ずお前を迎えに行く。……だから、オレだけを待っていろ」
瑠璃丸「……えーと……先代は?」
刀儀「うむ。……(咳払い)……不肖・先代軒猿頭目・刀儀兼久、これまでの長きに亘るご愛顧を、全国津々浦々の御使い様に深く御礼申し上げ奉りますると共に――」
瑠璃丸「わ、すっごく長くなりそう……!」
暁月「――そうだ、記念撮影しようぜ! ほらみんな、大急ぎで永禄4年の衣装着て、並べ並べ! 翠、秋、越後の背景とカメラの準備できてるか?」
秋夜「ああ……これで、いいだろうか?」
翠(炎)「いいですね。じゃ、皆さん、撮りますよ。――さ、笑って」
 
セルフタイマーをセットする秋夜。みんな、思い思いの『いい顔』をして――
 
暁月「せーの!」
 
――パシャ!
 
─ 終 ─
 
 
MAYUさんゲスト原稿ありがとうございました!
今回のSSは【二世の契り 想い出の先へ】のコンプリート画像をモチーフに作られています。
彼らの集合写真をご覧になりたい方は、是非【二世の契り 想い出の先へ】をプレイしてください。
以上、【二世の契り 番外物語SP】でした。
 
 
今回は最終回ということで、開発スタッフ、中村龍徳とnaoにも、コメントをもらってきました。
それではどうぞ、ご覧ください。
 
 
○中村龍徳
オトメイトスタッフブログ「二世の契り」を御覧の皆さま。
こんにちは、グラフィックの中村です。
 
二世の契り本編の開発等の情報が世の中に出てから
早いものでもう2年近くになりますかー。
あの頃は会社も引っ越し前で原宿でした。
 
初めての乙女タイトルを会社の男連中を中心に作る
なんて事になったあの時の言い知れない不安をどう表せるでしょうか。
 
手探りの迷走の日々がまるで昨日の様にありありと思い出され…
…(ぶるるっ)
…ちょ、ちょっとその辺の回想は横に置いておきましょう。
 
この結びの一幕に至るまでも色々とございましたが
皆さまに置かれましてはこれまでの短い様で長い間
二世の契りをご愛顧頂き本当にありがとうございました!
 
実際もう何度「うわー」って、頭をかかえていた事かわかりません。
皆さまの応援に支えられたお陰で我々もなんとか
ファンディスクの実現まで行う事が出来ました。
 
二世の契りのブログはこれにて一旦幕を引く形となりますが
我々スタッフにとっても難産だったかわいい子のようなものです。
何かしらの機会を与えて頂ける事もあるなら
また皆さまに向けてお目見え出来る事もあるとよいなぁと思っております。
 
自分はまたnaoと組んで新しい物語を生みだし
皆さまの前にお届けしていく事と思います。
 
改めまして今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
 
 
○nao
皆様こんにちは。
【二世の契り】ディレクター担当のnaoです。
 
今回は【二世の契り】スタッフブログが最終回との事でコメント枠を頂きました。
 
思い返せば【二世の契り】から【想い出の先へ】まで駆け抜けるように過してきました。
そんな中でも様々な出会いがあり、一緒にお仕事をさせて頂き、【二世の契り】を
手にとって頂いたファンの皆様からも色々なご意見を頂いて、そんな皆様のおかげで
【二世の契り】が出来上がっていったのかなと思っています。
 
ブログも今回で64回目となりますが、毎回更新記事を用意してくれる
黒須をはじめとして番外物語を考えてくれたスタッフさん、お疲れさまでした。
 
そして毎回ブログの更新を楽しみにして頂いている皆様、
今まで本当にありがとうございました。
 
それではまた、お会いできる日まで。
 
 
とうとう終わりの時間が来たようです。
 
最後になりましたが、私が番外物語についてネタが詰まり出してから、何時も名も出さずに頑張ってくれたスタッフ岡平に多大な感謝をおくりたいです。
ということでブログも最後だから、さすがにコメントをお願いしたい。
岡平です!どうぞ。
 
 
○岡平
皆様こんにちは。
【二世の契り 番外物語】を途中から担当させて頂きました、岡平です。
最初に番外物語の作成を頼まれたとき、
(オイオイ、自分に扱いきれるのか?)
と疑問に思ったのも、今ではいい想い出です。
ですが、長い事彼らと付き合っていくうちに自然と────
……やっぱり扱い切れませんでしたね。
どのキャラクターも皆、良い意味で個性の強いキャラクターばかりでしたから。
 
ですが、そんな自分の拙い物語を読んで面白いと言ってくれる人が居て、とても嬉しかったです。
皆さんから頂いた物を、ブログを通して少しでも返せているといいのですが、どうでしょうか?
それでは皆様、長い間お付き合いいただき本当にありがとうございました。
こんな素敵な時間と場所を提供してくれた、【二世の契り】と皆様に感謝しています。
それでは、またどこかで。
 
最後のコメントは、このブログと【二世の契り】のプロデューサーになる
黒須にバトンを返したいと思います。
 
 
中村、nao、岡平、本当にありがとう。
そして気になる発言も中村から出ていましたが、是非、【二世の契り】を応援してくださる皆様と一緒に、これからも暖かく見守って頂ければ私もこれ以上のことはございません。
 
 
さて、僭越ながら最後のコメントを私から失礼させて頂きます。
 
ふと気づけば構想含めて【二世の契り】とは4年近い月日を共にしてまいりました、
作品を通じ様々な人々と出会い、話し合い、協力し、苦難を共に乗り越え、色々なことを学び、
御陰さまでこんな私も少しだけ成長することができた気がします。
ブログも最後ということで、私の我侭になりますが
この場を借りて御礼を申し上げたい方々にメッセージを出させてください。
 
 
◆◇【スペシャルサンクス】◇◆
 
本当に素晴らしい名演技を続けてくださる役者の皆様
 
講談社ARIAにて【二世の契り】の素晴らしい漫画を作成してくださっている
櫻井先生、担当H塚さん、I上さん、K本編集長。
 
【二世の契り】のために楽曲を提供してくださる、素晴らしいアーティスト、カンノユウキさんと吉岡亜衣加さん。そして、そんな二人を陰ながら支えているお茶目なS田社長。
 
シナリオについて色々な面でご協力をしてくださる、MAYUさん、高瀬さん、霜島さん、南さん。
 
素晴らしい背景のポテンシャルを引き出してくださる、美術監督の吉原さんをはじめ各スタッフの皆様。
 
【二世の契り】に関する全音響監督をしてくださる村松D
 
宣伝・イベント主催をしてくださる、アイチョスタッフの皆様。
 
宣伝協力で色々とご協力くださる、雑誌各社様。
 
今日この場には出れませんでしたが、陰ながら何時も一緒に頑張ってくれている、各メインスタッフとそれをサポートしてくれるメンバー。
 
そして最後に、【二世の契り】とこんなつたないブログを最後まで応援してくださる皆様。
本当にありがとうございました!!
そしてこれからも【二世の契り】の応援を宜しくお願いします。
 
それでは、お元気で!
 
黒須
 
 
P.S  
 
黒須「………弾正忘れてねえか?」
スタッフ一同「あっ!?」
  

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