神なる君と 巻ノ三十

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オトメイトスタッフブログをご覧の皆様、こんばんは。

【神なる君と】担当、
デザインファクトリーの一(にのまえ)ジョーと申します。


12月ですよ、12月。
クリスマスとお年玉の用意でお金が Fly away 状態なジョーです。


あ、全然乙女的に関係無いのですが、
地球に似た惑星が600光年先の宇宙で見つかったとか。
ニュースで言っておりました。
 

……600光年って、検討もつきませんけどね(笑)


まあでも、浪漫がありますよね。
宇宙人いたらすごいなーとか、
宇宙どんだけ広いんだよっていう。


よし! 次回作は宇宙を舞台に宇宙人を攻略すrうそですごめんなさい。


さて!
本日の【神なる君と】ブログは記念すべき30回目!
人気投票の結果発表もありますよー。
お楽しみに!
 

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それでは初めに、
恒例の最新情報に行きましょう。

 
【なると最新情報】です。

 

 

■B's-LOG様

12月発売号《B's-LOG》は
先月号に引き続き、【神なる君と】の攻略記事が!
好感度の公開等のマル秘情報も一挙掲載!
是非手に入れてくださいね!

 

 

■神なる君と オリジナルサウンドトラック

【神なる君と オリジナルサウンドトラック】、
株式会社ティームエンタテインメント様より、好評発売中です!
切なく優しい恋物語を綴った音楽集。
是非、手に入れてくださいね。


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BGMはもちろんのこと、
『mao』さんの歌う素晴らしいOP・EDもフルバージョンで収録されています。
【神なる君と オリジナルサウンドトラック】、宜しくお願い致します。


※アルバム情報に関するお問い合わせは 【こちら】 へお願いします。
 オトメイトならびに、オトメイトスタッフブログへのお問い合わせはご遠慮下さい。

 

 

 

■神なる君と 缶バッジ

【神なる君と】のメンバーたちが、可愛らしいバッジになって貴方の元へ!

チビキャラの愛くるしい姿がそのままに、
株式会社ステラワース様 店頭ガチャガチャコーナーより
今月 12月16日(金) に発売決定となりました!


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なんと商品の中には、当たりつきも!
「当たり」のカプセルにはミニ缶バッチがおまけで1つ入っています!

皆さん、引き当ててくださいねー。


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■公式サイト

 【神なる君と】公式サイト、公開中です。

 《TOP》 ではBGMの試聴、
 《スペシャル》 ではPV・OPも閲覧可能。

 《ギャラリー》 では本作に登場するCGが
 サンプルとして数枚掲載されていますので、
 そちらもお見逃し無く!


 そして本日より、人気投票の結果が張り出し中!


 貴方のお気に入りキャラクターは一体何位に?
 その目でお確かめくださいませ!


と、今回は以上のご紹介となります。
皆様も忘れずにチェックしてくださいね。

本日の【なると最新情報】でした。





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さぁ、やって参りました!
【神なる君と キャラクター人気投票】の結果発表タイム!!
皆様は誰に投票したんでしょうかねー?


そして、その結果は……!?


それでは早速、
書き下ろしSSからいってみましょう!


どうぞー!



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神なる君と キャラクター人気投票 SS



咲耶 :さあ、やってまいりました!
    本日は記念すべき神なる君と人気投票発表の日!

    思いがけぬ数の愛ある投票の結果をいただき、
    感謝感激雨あられ!
    心の底からの感謝の気持ちと共に!

    国星神社に祀り奉られる神こと私、神木咲耶が責任持って、
    投票結果を発表していきたいと思います!

    …………。

    あー……鳴海。
    これ、ビデオちゃんと回ってる?
    私、ちゃんと映ってるかな。


鳴海 :大丈夫。カメラ役は任せて。

弓鶴 :確か……撮ったデータを後でテキストに起こして、
    ネットに配信するという話だったな。
    面倒なだけじゃないのか?
    大人しくそのまま映像にすればいいものを。

咲耶 :そ……それはダメです!

弓鶴 :なんで。

咲耶 :は、恥ずかしいからです!

弓鶴 :――……そうか。
    まぁお前に『羞恥心』というものがあったことに、
    若干の驚きを感じ得ないが……そこまで言うなら、別にそれでいいさ。

咲耶 :とにかく!
    感謝の気持ちというヤツですよ。
    だってたくさんの投票が来たんですよ?
    私達だって、何かお返ししなきゃいけません!

八雲 :おう、いい心掛けだな!
    さっすが俺の妹分!

咲耶 :そうでしょう、そうでしょう!
    さすが、八雲兄さん。
    話が早い!

鳴海 :咲耶……ずいぶん、張り切ってる。

八雲 :昨日も一生懸命段取り考えてたよなぁ。

咲耶 :あったりまえだよ! だって見た!?
    私のこと、『可愛い』って言ってくれる人もいたんだよ!?
    可愛いだって! 健気だって!

弓鶴 :は。同情票に浮かれられてもな。

咲耶 :う……うぐ……。

苓  :もう、弓鶴さん!
    投票してくださった人達の気持ちを疑うなんて、よくありませんよ!
    ほら、僕宛なんて『背後っていいよ』というお手紙ばかり!
    皆さん、幽霊に理解が深い、いい方ばかりですよ!

八雲 :ははは!
    自分からとり憑かれたいとか、
    変わったやつばっかりだなー!

苓  :う……うぐ……。

 

咲耶 :べ、別にいいもん。
    私に投票してくれた人は、私をきちんと愛してくれてるんだから。
    これでも『愛される神様』として、頑張って活動してきたからね!
    徳を積んできたっていうか――。

弓鶴 :はぁ? 徳?
    失敗と汚名の間違いだろう。

咲耶 :ひど!

鳴海 :(小さい声で)
    でも咲耶は結構、その……
    初めから魅力的だと思う、けど。

八雲 :ん?
    鳴海、なんか言ったか?

鳴海 :い、いや……なんでもない。


ミコト:おやおやー?
    どうしたの、みんなで集まって。


咲耶 :あ、ミコトさん!
    ちょうどよかった!
    これから【神なる君と キャラクター人気投票】
    の結果発表を始めるんですよ!

    投票された皆さんから、
    愛あるコメントもたくさん届いてますよ。

ミコト:へー! それはそれは。
    いやぁ楽しみだねえ。私も活躍したからなあ。
    ぶっちぎりで一位だったら、みんなに申し訳ないよ。

鳴海 :かつ……やく?

八雲 :したっけ?

苓  :えっと、その……あはは。

弓鶴 :記憶にないな。

ミコト:活躍したよ!?
    ほら、みんな思い出して!?
    日々の私の姿を……私のたゆまぬ努力を
    その心に思い浮かべて!

苓  :昼に起きたと思ったら散歩に行って、
    夕方は日が落ちた頃に散歩に行って、
    それから……その……
    夜もふらふらっと、散歩してましたね。

八雲 :記憶にあるの、全部散歩だな!

ミコト:……私、わりと本気で凹みそうだよ……。

咲耶 :ま、まあまあ。
    でもそんなミコトさんが、私に『無理矢理』
    神様役を押しつけたからこそのお話なわけですし……。

鳴海 :うん。
    ホント、無理矢理だった。

ミコト:う……!

苓  :そもそも、
    どうして咲耶さんが神様役に選ばれたのか
    はっきりした理由をうかがっていないような――?

ミコト:さ、さあ!
    投票結果、張り切って発表していこうか!!

 

 

咲耶 :ああ、はいはい……
    えーとじゃあ、下から順番に発表していきますね。
    まずは、栄えある第10位!

八雲 :つまり、ビリだな!

弓鶴 :どのあたりに『栄え』があるんだ。

咲耶 :いちいちつっこまないでください!
    それじゃ発表です!

    第10位!
    御神楽山のお騒がせトリオ!
    タマちゃん・厳平さん・ユーリーくんの三神がランクインです!

鳴海 :投票コメントは……
    えー、
    『イカした熊』
    『タマ可愛い』
    『厳平さん、結婚してください』など。

苓  :あの、ユーリーさんへのコメントは……?

八雲 :はっはっは!!
    ないみたいだな!

弓鶴 :まあ、鬱陶しいからな。

ミコト:仕方ないかもねえ。

八雲 :ん?
    おお、これ、ユーリー『から』のメッセージだ。

    『トゥルーなラブを求めてジャーニーに出るぜ。
     サーチしないでくれベイベー』

咲耶 :わ、私はユーリーくんに
    ディスティニーをフィールしてたよ!?
    ぺ、ペンギン最高ー!!

鳴海 :咲耶、目が泳いでる。

ミコト:ふふ。
    ユーリーに悲劇が訪れたところで……
    じゃあ次に行こうか。
    9位は誰なんだい?

 

 

咲耶 :あー、はい。
    えーっと……

    第9位!
    『吉備亜紀』ちゃんです! 私の大親友!

八雲 :おお! 吉備か!
    アイツも色々頑張ってたもんなー!

尊  :ふふ、そうだねぇ。

苓  :亜紀さんに対してのコメントは
    『可愛い』という意見が多数みたいですねー。
    中には『男の子になって亜紀さんを攻略したかった~』……
    なーんて方もいらっしゃいましたよ。

咲耶 :亜紀ちゃん、
    可愛いもんなあ……。
    うんうん、私も見習いたいものです!

鳴海 :(小さい声で)
    いや……
    咲耶も充分、可愛いし……。

弓鶴 :お前はさっきから小声でなにを言ってるんだ?

 

 

咲耶 :そして……

    第8位!
    私、『神木咲耶』となりました!
    投票してくれた皆、ほんとにありがとう!

    『優しいし傍らいたら元気をもらえそう』

    『彼女がいてこその神なるでした』

    『可愛い』

    などなど、
    たくさんのコメントに感謝の気持ちを抑えきれません!

八雲 :へー咲耶へのコメントか!
    興味あるな!
    どれどれ……?

咲耶 :あ、ちょ!
    ちょっと八雲兄さん、勝手に見ないでよ!

八雲 :えーと?

    『ちょっとアホの子ですけど、優しいし傍にいたら元気をもらえそう』

    『バカだったけど彼女がいてこその神なるでした』

    『ばかわいい』

咲耶 :……あー……。

ミコト:ふふふ、これはこれは。
    意図的に台詞を抜いた上で、
    コメントを読んでいたんだね?

咲耶 :ううう、だって……。

弓鶴 :ははは。
    お前の第一印象はやはり、『アホ』と『バカ』なんだな。

咲耶 :なんで弓鶴先輩はそこでいい笑顔なんですか!?

苓  :ま、まあまあ。
    それだけ身近に思ってくれてるってことですよ!
    それってすごく嬉しいことですよ?

咲耶 :うう、苓くん優しい……。

苓  :はい、気を取り直して。
    次に行きましょう?
    7位の発表、お願いします!

 

 

咲耶 :うん、頑張る!
    苓くん、私負けないよ……!

    第7位!
    御神楽山一、守銭奴でありながら!
    御神楽山一、お金に縁遠いこの人!
    『吹春 日之条』さんです!

ミコト:おや、日之条かい?
    彼もなんだかんだで人気者だねぇ。

弓鶴 :ふむ。
    投票した者は、
    あの男のなにが気にいったんだろうな?

苓  :うーん……
    顔は、結構……整ってますよね。

鳴海 :あと、身体つきもたくましい。

八雲 :おう!
    確かに言われてみると、
    ふーさんて、外見『は』いいな!

弓鶴 :外見『だけ』はな。

咲耶 :そんなことないよ!?
    コメントだって
    『八百屋っぽいから』とか……!

鳴海 :八百屋……
    言わんとすることは、なんとなく伝わるけど――
    そもそも駄菓子屋だし、ふーさん。

苓  :ほ、褒めてるんですかね?

ミコト:はは。
    まあ、私は褒め言葉だと思うけどね。

咲耶 :あははは……
    でも、『適当だけど実は優しい』とか、
    『あのエピソード』で好きになったとか。
    いろんな意見が出てきてたよ。

八雲 :よっし!
    次行こうぜ!
    6位の発表だー!

 

 

咲耶 :ええと、6位……6位、と。
    はい、では発表します!

    第6位!
    国星神社の面白守護獣!
    『坂神 庄左エ門 頼仁』さんです!

ミコト:面白かあ……ふふ、ひどい言われようだね。

弓鶴 :だが事実だ。

苓  :僕も頼仁さんの人気はわかります!
    あの毛並の良さといったら、もう……
    一度知ったらやめられないですよ!

八雲 :喋る、っていうところもポイントが高いな!
    なかなかいないぞー?
    あれだけ喋るヤツは。

鳴海 :まあ、辺りに喋る犬が
    そうほいほいいたら大変だろ……。

八雲 :そう言えばアイツ、今日はいないな?
    いつもならここで『面白とはなんでござるかぁー!』
    って叫ぶだろうに。

ミコト:ああ、頼仁かい?
    なんだかずいぶん自信を漲らせて、
    『拙者、さぶきゃらに納まる器ではないでござる!』
    とか言って、どこかに行ってしまったよ。

弓鶴 :先に投票結果を見ていたわけか。

咲耶 :どこに行ったんですかね?

苓  :頼仁さんなら、僕もさっき見掛けましたよ。

   『この世のどこかには、
    猛獣が恋愛対象になるげーむがあるらしいので、
    その世界の住人になってくるでござる!』

    と言っていましたけど……。

弓鶴 :なるほどな。
    まさしく『寝言は寝て言え』というやつだな。

咲耶 :一刀両断ですね……。

八雲 :そもそも犬って猛獣なのか?

鳴海 :いや、頼仁は猛獣とは違う……と思う。

ミコト:ふふふ。
    まあ、夕方にはお腹を空かせて帰ってくるさ。

 

 

咲耶 :さーて!
    続きまして第5位の発表です!
    このあたりから、みんなの名前も入ってくるかも!

弓鶴 :つまり、
    攻略対象中最下位ということか。
    攻略対象としての存在意義が問われるな。

八雲 :はっはっはー! 俺! 5位の自信あるぞ!!

鳴海 :八雲。
    それ、なんの自慢にもならないから。

苓  :う、うう、僕だったらどうしよう……。
    幽霊だしなあ……。

ミコト:苓。
    大丈夫だよ、心配しないで……
    私なんてニートだよ?

鳴海 :自覚あったの?

弓鶴 :ふん……
    まあ、5位のヤツはある意味でかわいそうだ。
    慰めの言葉のひとつでもかけてやるさ。

咲耶 :…………。

弓鶴 :どうした、神木。
    さっさと告げてやれ。
    5人中最下位という、哀れな人物をな。

咲耶 :え……いやその。

弓鶴 :ふ、遠慮することは無い。
    そいつには僕が寛大な心で――そうだな。
    『すさのお』でオイシー棒でも奢ってやるとしよう。

咲耶 :…………。

 

 

咲耶 :えー……
    大変発表しづらい状況になってしまいましたが……
    第5位はそのー……『二ノ神弓鶴』先輩です……。

弓鶴 :な……!!

ミコト:あららー。

鳴海 :弓鶴、どんまい。

弓鶴 :バカな……
    この僕の魅力がわからないとは、
    そろいもそろって何を考えているんだ……?

咲耶 :ま、まあそんなにショックを受けなくても……。
    って、そんな四つんばいになって落ち込まないでください……!

    『上から目線好きです』

    『眼鏡はぁはぁ』

    『本当はとても優しい弓鶴先輩にメロメロです!』

    『ツッコミが絶妙』

    『猫耳&尻尾も最高です』

    『弓鶴先輩、大好きです!』

    などなど……ほら!
    愛あるコメントがたくさん届いてますよ。
    弓鶴先輩!!

弓鶴 :…………。

苓  :あの、立ち上がったのはいいんですが、
    なぜ無意味に眼鏡の位置を直し続けてるんですか?

八雲 :照れ隠しだな!
    弓鶴は照れ屋さんだからな!

弓鶴 :ば、バカを言うな!
    ――だ、だがまぁ、なんだ。
    僕に票を入れたやつらには感謝……しないこともない。

咲耶 :(小さい声で)
    ほ、ホントに照れてる……!
    あの弓鶴先輩が……!

ミコト:(小さい声で)
    ふふ、見てるこっちも
    微笑ましくなっちゃうくらいに顔が赤いねぇ。

鳴海 :(小さい声で)
    真っ赤。

 

 

咲耶 :さて、続いて第4位はー……
    なんとー!
    我らが兄さん、『竹清八雲』!!

八雲 :はっはっはー!
    皆そんなに俺と一緒にジョギングしたいのか!?
    ついに体育会系男子ブームが来たか!!

鳴海 :それは、違う気が。

八雲 :ようやく俺に時代が追いついたってわけだな!!

鳴海 :たぶん追いついたっていうより、
    八雲は時代を置き去りにしていってると思う。

咲耶 :とにかく!
    おめでとう兄さん!
    こんなコメントが届いてるよー。

    『チェストおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお』

    『元気いっぱいなところが好きだああああああああ』

    『八雲兄さん、好きだああああああああああああ!』

    『うおおおおー! うおおおおおおおおおおー!』

弓鶴 :……絶叫してるな。

苓  :絶叫してますねえ。

ミコト:ふふふ。
    さすが、八雲を好きなだけあって
    みんな情熱的だねえ。

八雲 :くぅーっ!
    すごく愛を感じるな!
    みんな! 夕日に向かって一緒にダッシュだ!

咲耶 :もちろん、叫んでるのだけじゃないよ?
    その他にも、

    『奥深い優しさが大好きです!』

    『私もこんなに優しい兄さんがほしいです』

    『兄さんのあったかさに包まれていたいです!』

    などなど、八雲兄さんに
    たくさんのコメントをいただきました。
    ありがとうございます!

八雲 :おう!
    本当にありがとな!
    俺ももちろん皆大好きだ!
    いつでも御神楽山に遊びに来いよ!
    待ってるからなー!

 

 

ミコト:さて、いよいよトップ3だねぇ。

咲耶 :はい!
    残ってるのは……
    鳴海と苓くん、それにミコトさんだね。

八雲 :鳴海と苓はともかく、
    ミコトが残るとは思わなかったなー!

弓鶴 :右に同じ。

ミコト:くっ……!!
    ど、どれだけ人気がないと思われてたんだろう、私……よよよ。

苓  :あ、あの……!
    僕は、いつも何もしないミコトさんを見て励まされてましたよ!?
    ミコトさんのような人が生きているなら、
    僕も生きていていいんだって!

ミコト:いや、あの……
    私も一応、色々頑張ってたんだよ?
    見えないところでさ。
    ねぇ、咲耶?

咲耶 :さあ!
    注目の第3位は……!?

ミコト:無視なの!?

咲耶 :第3位!
    『水庭 苓』くんに決定でーす!!

苓  :ぼ、僕ですか!
    すごく嬉しいです!
    ありがとうございます!
    幽霊を代表して、感謝の言葉を述べたいと思います!

鳴海 :幽霊を代表……。

八雲 :恨み言ばっかりになりそうだな!!

苓  :う、恨み言だなんて滅相もないですよ!
    こんなに嬉しいのに!

咲耶 :おめでと、苓くん!
    コメントもきてるよ。

    『私に背後ってください』

    『是非、背後ってもらいたいです』

    『いつでも背後りに来てください』

    『私の背中、空いてますよ?』

    『背後ってください。そのまま持ち帰ります』

苓  :み、皆さん……
    ありがとうございます!
    僕なんかでよければ、
    いつでもどこでも背後ります!

弓鶴 :僕は疲れてるのか……?
    コメントが一律して、ちょっと危険な感じがするんだが……。

八雲 :はっはっは!
    『疲れてる』と『憑かれてる』をかけたのか!
    まったく面白いな、弓鶴はー!!

鳴海 :違うだろ……。

ミコト:『背後る』人気だなあ……ねぇねぇ、鳴海。
    私も誰かに背後ったら人気でるかな?

鳴海 :え……ノーコメント。

ミコト:どうして!?

咲耶 :こんな個性的な『背後り』希望の皆さんの他にも
    たくさんのコメントを頂きました!

    『可愛いです! 苓くん、大好き!』

    『彼は幽霊ではなく、天使でした』

    『うまく伝えられませんが、すごく好きです』

    『苓くん大好きです! 苓くんの笑顔は癒し。ずっと笑顔がみていたいです♪』

    などなど!
    皆さん、本当にありがとうございました!

苓  :あの!
    本当に、僕が3位なんて……なんていうか、
    応援してくれた皆さん!

    本当に、ほんとーに!
    ありがとうございました!
    いつか墓所巡りデートしましょうね!!

鳴海 :墓場でいいのか……?

 

 

咲耶 :さあ続いて、第2位の発表でーす!

弓鶴 :2位か。
    残っているのは――
    榊と恐ろしいほど何もしないダメな元神か。

ミコト:あれ?
    弓鶴の言葉になにか胸の奥がちくちくする。
    なんでだろう……あ、ちょっと涙出てきた。

咲耶 :ゆ、弓鶴先輩!
    いくらなんでもひどいですよ!
    世の中にはたとえそれが本当のことだとしても、
    言っちゃいけないことだってあるんですよ!?

ミコト:…………ぐすっ。

咲耶 :ほら!
    ミコトさん泣いちゃったじゃないですか!

鳴海 :……咲耶、泣かしたのお前だぞ……。

咲耶 :大体、弓鶴先輩はいつもいつも――

苓  :と、とりあえず発表しましょう!
    続きが気になりますし!
    そ、そうですよね!?
    八雲さん!

八雲 :おう、それもそうだな!
    咲耶ー! 続きを頼む!

咲耶 :――あ、うん!
    そうか、そうだよね。
    今は弓鶴先輩と喧嘩してる場合じゃなかった。

    いよーし、それじゃあ2位を発表しますよー!

    第2位に輝いたのは!
    この人――いや、この神様!!
    『天津国星縁尊』さんでーす!!

ミコト:…………。

鳴海 :あ。
    隅っこで泣き続けてたのに
    泣き止んだ。

ミコト:…………ふ、ふふふ。

鳴海 :笑い出した……。

弓鶴 :まぁ曲がりなりにも2位だからな。
    大方、自分の人気を実感してほくそ笑んだんだろ。
    現金なヤツだ。

咲耶 :コメントもたくさん届いてますよ、ミコトさん!

    『優しい口調が大好き』

    『可愛くて優しいし、大好き』

    『また一緒に釣りに行きましょう!』

    『尊さん愛してます!』

    『この優しすぎる神様が幸せになれること祈ってます』

    『最後の最後にやられました……尊、大好きです!!』

    『貴方も幸せになってください』

    『本当に、出会えて良かった』

    などなど!
    すごく愛されてるじゃないですか、ミコトさん!

ミコト:…………。

鳴海 :ん、立ち上がって、
    カメラに向かってくる。

八雲 :なんだなんだ?
    ミコト、急に目立ちたくなったのか?

苓  :た、たぶん違うと思いますよ……。


ミコト:…………おっほん。

    皆、こんな不甲斐無い私に投票してくれて……ありがとう。
    本当に嬉しいよ。
    叶うならば、君たち一人一人に礼を尽くしたいところだ。

    私は過去に道を過ってしまった。
    けれど、君たちはまだこれから先に、きっと無限の世界がある。
    直接手を取って、その舞台に引き上げることは出来ないけれど……
    それでも私は、君たちに来る未来が一人残らず、
    幸せなものであることを願い続けるよ。

    ――私も君たちが、大好きだ。

 

他全員:…………。

 

ミコト:あ、あれ?
    皆、どうして絶句してるの?
    ここはこういうことを言っていい場面なんじゃないの?

苓  :あ、あははは。

八雲 :いや、なんていうか。
    ……なぁ?

鳴海 :まぁ、みんな同じこと考えてる。

咲耶 :え!?
    いや、私はそんなこと考えてないよ!?

弓鶴 :『そんなこと』と、
    言ってる時点でアウトだぞ。
    神木。

ミコト:え、なになに?
    もしかして、私の神様らしさと威厳に感動しちゃったー?

    やだなー、もう!
    そんな恥ずかしがらず、
    存分に褒めてくれていいんだよ!?

    ま、なんていっても2位だしね、私!
    ほらほらー、ちゃんと聞いててあげるから、言ってごらんよ♪

 

他全員:嘘っぽい。

 

ミコト:違ったあああああああああああ!!!


    ……い、いや待て。
    落ち着くんだ私。
    きっと皆は――

    『本心の見えない、
     神秘的でミステリアスで、
     なんて魅力的な元神様なんだ!』

    って言いたいんだね!
    いやぁ……やっぱり、理解されてるなあ、私!


弓鶴 :お前は言葉を曲解する天才だな。

 

 

八雲 :と、ここまで発表をしてきたわけだが!!
    皆、もう一位は分かってるよな!?

鳴海 :あ……うん……。

苓  :そういうことになりますね!

弓鶴 :メインヒーローの面目躍如じゃないか。
    僕としても納得の行く結果だ。

ミコト:私は思ってたよ?
    きっとこうなるんじゃないかなーって。

鳴海 :…………。

八雲 :んじゃ、咲耶!
    華々しく発表してやってくれ!!

咲耶 :うん!
    【神なる君と キャラクター人気投票】
    その一位に輝いたのは……!

    『榊鳴海』です!
    おめでとーーーー!!

鳴海 :あ、いやでも……
    俺でいいのかな……。

咲耶 :どうして?

鳴海 :俺……
    あんまり明るいほうじゃないし……
    どちらかというと、地味な方だと思うし。

咲耶 :地味なんかじゃないよ。
    落ち着いてて、しっかり者で……
    私、鳴海のいいところたくさん知ってるよ!

鳴海 :俺のいいところ、お前が……?
    そうか……それはちょっと、嬉しいかも。

咲耶 :それに、
    投票した皆さんからのコメントも
    本当にすごい数だよ!!

弓鶴 :まあ統計で見たら、
    全体の半数近くを一人で占めているわけだからな……
    少し悔しい気もするが、本当にすごい数だな。

ミコト:ふふ、圧倒的ってやつだね。

八雲 :俺の4倍以上だもんな。すげーなぁ。

苓  :ふふっ、本当ですね。
    それじゃあ、咲耶さん。
    コメントの発表をお願いします!

咲耶 :はいはい、任せてー。
    それじゃあ鳴海宛のコメントを紹介させていただきます!

    『素敵な幼馴染でした!』

    『こんな幼馴染ほしい!』

    『一途さに惚れた! 幸せになって』

    『微笑んだ顔が美しいかつ可愛すぎて大好きです』

    『一途な思い、自分が一番苦しくても諦めない強さが大好き』

    『幼馴染が神様になっても好きでいてくれる、そんな鳴海くんが大好きです』

    『無口・物静かで儚げなのに、あのギャップにやられました』

    『咲耶との幼馴染ならではの空気感がたまりませんでしたっ!!』

    『幼馴染最高です! 鳴海可愛すぎます。大好きです』

    『いつも気にかけてくれるのが嬉しいです』

    『しゃべり方がカワイイ!!! ため息に愛情があるのがイイ!!!!』

    『咲耶のことを本当に一途に想っている、鳴海が大好きです』

    などなど!
    もう、本当に凄い数のコメントが来ていて、
    とてもじゃないけど載せきれなくて――

鳴海 :ありがとう。
    その、すごく嬉しい。
    な、なんか……恥ずかしくて、隠れたくなる。

八雲 :照れるな照れるな!
    愛されるってことはいいことだぞ!

弓鶴 :まあ、
    非常識なこのメンツの中では、
    比較的常識的だったしな。

苓  :僕も一位に相応しいと思います!

鳴海 :……うん。光栄。

咲耶 :あ、あとこういうコメントも来てるよ!

    『付き合えたら暴走しちゃう幼馴染』

    『一見大人しそうなのとは裏腹に超情熱的なんですよね』

    『ポエム作っちゃうところとか』

鳴海 :……!!

苓  :ポエム?

弓鶴 :ポエムで愛を表現するのか?

八雲 :鳴海の通り名は、『愛のポエマー』だからな!

鳴海 :や、八雲。
    変な名前つけないで……。

咲耶 :そんな赤くならなくてもいいのにー。

鳴海 :こ、こっち見ないでほしいんだけど。

八雲 :だーかーら、
    恥ずかしがるなって!
    愛! いいじゃないか、恥じることなんて何も無いぞ!?

ミコト:まあ、鳴海のこういうところも
    ひとつのいいところなのかもねえ。

 

 

咲耶 :さて……そんなわけで、
    10位から1位まで発表を見てきましたが……
    たくさん寄せられたコメントについて、もう少しだけお話を。

弓鶴 :まだ何かあるのか?

咲耶 :もちろん!
    寧ろ一番大切なことです。

    それはコメントの中で、
    多くの人が私達への言葉だけじゃなくて、
    この作品への言葉も残してくれてるんです。

    『楽しかった』とか『みんな好き』とか『ありがとう』とか。

    そういう言葉が、とてもありがたかったというか、なんというか……。
    私たち、愛されてるんだなあ――なんて思ったりしました。

ミコト:そうだね。
    それは確かに嬉しいことだ。

鳴海 :うん……。

苓  :ですね!

八雲 :俺の皆を想う気持ちの方が上だけどなっ!!

弓鶴 :なぜそこで張り合うんだ、お前は。

咲耶 :あははは……。
    ええと、投票してくれた方はもちろんなんですが、
    遊んでくださった皆さんにも感謝したいなって思います。

弓鶴 :まあ、暇があればいつでもまた御神楽山に来るといい。

苓  :いつでも大歓迎です!

八雲 :よっしゃ!
    今度はみんなでポエム大会でもやるか!

ミコト:あははは、それはいいね。

鳴海 :絶対やだ。

苓  :あの、そろそろ〆の言葉を……。

咲耶 :あ、そうだね。
    こほん。投票してくださった皆さん。
    それから、遊んでくださった皆さん。

    いつかまた、
    御神楽山でお会いできればと思います!

八雲 :おう! 待ってるぜ!

ミコト:国星神社は来る者拒まずだよー。

弓鶴 :まあ……生徒会室に顔を出したら、
    茶ぐらい出してやる。

鳴海 :いつでも歓迎。

苓  :ぜひ、あなたに背後らせてください!

咲耶 :では……
    御神楽山国星神社関係者一同、
    心を込めて――!!


全員 :ありがとうございました!!

 

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ということで、
書き下ろしSSでした!

楽しんでいただけましたかー?
皆さんにくすりとでも微笑んでいただければ、ジョーたちも嬉しいです。


さてさて、
SS中にでも言っていた投票内訳なのですが……


ほんとに 鳴 海 無 双 でしたね。

一応、発表前から
投票結果を日毎確認していたのですが、
鳴海だけおかしな伸び方を……ぱねぇっス、鳴海さん(笑)

 

ということで、以下投票内訳です!

 ----------------------------------------------------

1  榊 鳴海                   42.7%

2  天津国星縁尊            12.6%

3  水庭 苓                   10.9%

4  竹清 八雲                 10.0%

5  二ノ神 弓鶴                9.1%

6  坂神 庄左エ門 頼仁     4.1%

7  吹春 日之条               3.9%

8  神木 咲耶                  3.8%

9  吉備 亜紀                  1.4%

10  タマ/厳平/ユーリー     1.1%

 ----------------------------------------------------
 


鳴海ほんとにすげーな……

でも、投票してくれた皆さんのコメントに多かったのが
『皆好きで選べない』という言葉でした。

もう、ジョーたち製作者としてはすごい嬉しい言葉です。

余すことなく 【神なる君と】 を好きになってくれて、
本当にありがとうございます。

 


ということで!!


輝かしい1位となった、【榊鳴海】の壁紙をご用意致しました!
よければ貰っていってやってくださいね!





(1920*1080)
kaminarukimito01.jpg














(1280*1024)
kaminarukimito02.jpg




















(PSP壁紙)
kaminarukimito03.jpg















kk_line.jpg





ということで、
人気投票の結果を見てきたワケですが――



やー……
なんだかんだと、
こうした企画をやるのは楽しいことですね。

頻繁にやることは難しいんですが……(笑)


次にブログでこういう企画があるとすると、
クリスマスですかね?

たくさんのタイトルが参加するお祭り企画ですし、
当然【神なる君と】も書き下ろしSS + イラスト
でお迎え致しますので、ご期待くださいませ!

 

さて!
今週のブログはここらで終了となります!


それではまた次回、
皆様とお会いできることを願いまして――。

 

―ジョーでした。

 



 

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