![052201.jpg](http://blog.otomate.jp/staffblog/assets_c/2012/05/00009720.jpg)
※画像クリックで拡大
今日は何の日 キスの日だ!
オトメイトスタッフブログをご覧の皆様、こんにちは!
【白華の檻 ~緋色の欠片4~】原画担当、デザインファクトリーのいけです。
……はい、いけです。われらが白華のディレクター、一(にのまえ)ジョーではありません。
本当ならばここで「一ジョーです!」とくるはずですが当のジョーD、
シナリオ修正という名の戦でただいま沢山のシナリオファイルと激しく交戦中ですので
今回は代理としてまいりました。どうぞよろしくお願いします!
第四回目にしてさっそく現れた落書きですが……
今日は日本ではじめてキスシーンが登場する映画が公開された日なんだそうです。
そんなわけで、白華の優男・秋篠古嗣(あきしののふるつぐ)と、ワイルドカミ様・胡土前(こどのまえ)に
投げキッスをしてもらいました。二人ともお茶目なところを持っていて親しみやすいんですよ。
でもキメるところではキメてくれるので、シナリオを読んでいるとそのギャップにドキドキします。
【白華の檻】における恋愛シーンはどうなっているのか、楽しみにしていてくださいね。
シナリオ、CGともに皆様に良いものをお届けできるよう奮闘中です!
それでは今週の白華情報いってみましょう!
◆公式サイト更新
21、23日に公式サイトが更新されました。
【白華の檻 ~緋色の欠片4~】公式サイト↓
![gentouka_s.jpg](http://blog.otomate.jp/staffblog/00009722.jpg)
・トップページを更新
毎月一回更新されるトップページ、今回はどこか神々しさを感じさせる一枚です。
これまでの冬を感じさせるイラストからガラッと変わり、とても派手になりました。
トップ画像に関しては、後ほどCG班のコメントとともに少しご紹介したいと思います。
・「登場人物」攻略対象キャスト公開、キャラクター追加
皆様お待ちかね、ついにキャストの公開です。
気になるキャストをこちらでもご紹介しましょう!
今回発表されたのは……
幻灯火 :森川智之さん
空疎尊 :鈴木千尋さん
胡土前 :黒田崇矢さん
隠岐秋房:前野智昭さん
秋篠古嗣:内田夕夜さん
以上5名の方々です!!
さらに詳しい情報や他キャラクターのキャスト公開は今しばらくお待ちくださいね。
そして登場キャラクターも一気に追加されました!
今回追加されたのは……
![](http://blog.otomate.jp/staffblog/00009723.jpg)
言蔵智則(ことくらの とものり)
![sh0522_dou.jpg](http://blog.otomate.jp/staffblog/00009724.jpg)
芦屋道満(あしや どうまん)
![sh0522_aku.jpg](http://blog.otomate.jp/staffblog/00009725.jpg)
悪路王(あくろおう)
![sh0522_kami.jpg](http://blog.otomate.jp/staffblog/00009726.jpg)
神産巣日神(かみむすひのかみ)
![sh0522_kaza.jpg](http://blog.otomate.jp/staffblog/00009727.jpg)
風波尊(かざなみのみこと)
以上、こちらも5名です。悪路王は一足お先にイベントCGでお目見えしていましたね。
漢字がずらーっと並ぶと圧倒されますが、みんな個性的なキャラ達ですので
ぜひ名前を憶えてあげてください。(笑)
キャラクターの詳しい紹介は後日ジョーDがする予定ですので、そちらをお待ちくださいませ。
・「応援」に応援バナー追加
恒例の応援バナー、【白華の檻】ももちろんご用意しています。
いろいろな種類のバナーがありますので、お好きなタイプをお持ち帰りください。
これから発売まで応援よろしくお願いいたします!
◆B's-LOGにて情報掲載中
5月19日に発売されたB's-LOGに白華の檻の情報が掲載されています。
その内容を少しご紹介。
・新規見開きイラスト
私、いけが描き下ろしました見開きイラストが白華ページのトップに掲載!
このイラストは【季封宮に現れた孤独なカミ】【冬の冷たさと美しさ】をコンセプトに作成しました。
どうぞじっくりご覧あれ。
・キャスト発表
公式サイトで公開されましたキャストがこちらでも紹介されています!
紙面でも今一度ご確認を。
・新規イベントCG公開
新たなCGが3枚掲載されています。
迫力のある1枚、少し切ない1枚、奥をよく見ると……?な1枚と、
それぞれがタイプの異なるものとなっていますので、
どんなシチュエーションやイベントが用意されているかがわかりますよ。
・キャラクター紹介
新キャラクターである神様と、その付き人である風波尊が登場!
彼女たちが登場する「幽世」という世界の説明と、ゲーム画面のスクリーンショットもあり、
この【白華の檻】の世界を知ることができますのでお見逃しなく。
以上です。まだ入手されていない方はお近くの書店へどうぞ!
◆白華の檻 世界観紹介
今回はジョーDが多忙のためお休みとなります。
楽しみにしてくださっていた方には申し訳ありませんが、
近々シナリオとの戦に勝利を収めたジョーDが
たくさん語ってくれるはずですのでしばらくお待ちください。
白華の世界観と共に本作のキーワードともなる【罪】について語っていきますので、
登場人物のそれぞれにどんな【罪】が隠されているのか、どうぞご期待ください!
◆今回のグラフィックあれこれ
さて、お知らせだけでは何なので今回はグラフィック関連のお話をしてみます。
少々長くなりますが、どうぞお付き合いくださいませ。
・【白華の檻 ~緋色の欠片4~】開発にあたって
既に色々なイラストがお披露目されている【白華の檻】、いかがでしょうか?
公式サイトのレイアウトやBGMなど、これまでに公開されたものからも分かるように、
真っ白で、静かで、どこか切ない雰囲気の漂うこの作品。
グラフィックはその雰囲気を守りつつ、戦闘シーンがある作品ということを考慮して
フワッとしすぎない、存在感のあるグラフィック制作を目指して開発に臨んでいます。
切ない雰囲気とどっしり感の融合というとちょっと難しいかもしれませんが、
ジョーDと話し合ううちに、これこそが今回のグラフィックに必要なものだと感じました。
私はこれまで【ヒイロノカケラ -新玉依姫伝承-】【アーメン・ノワール】といった
近未来的・荒廃的な雰囲気漂う作品を担当してきたため、
【白華の檻】はまさに真逆のタイプで「色々と調整が必要だなー……」と思いまして。
本作に合うよう絵柄や線画の調整、塗り方の模索を行っています。
この辺の詳細は後日改めてお話させていただきますね。
そんなこんなで、これまでも私の作品を担当し、今回も塗り担当のメインである諫山さんと
二人であーだこーだと試行錯誤しながらCG班全体の連携プレーで
現在のグラフィックが完成しています。
・キャラクター周りの小物系
【白華の檻】ではキャラクターはもちろん、イラストを彩る植物や装飾にも力を入れています。
![052203.jpg](http://blog.otomate.jp/staffblog/00009728.jpg)
ちょっと神々しい感じの装飾を用意したり、花モチーフの枠を作ったり。
装飾ではないちゃんとした植物も細かく描いてます。
もともとこういう細かいものを描くのが好きだったのではりきって描いていますが、
装飾系や模様はともかく植物は枝葉が細かいのでいつも塗り担当に頑張ってもらっています。
これから公開される予定のイラストにもこういった小物を取り入れていますので、ご注目ください。
・公式サイトのトップイラストとその塗りについて
上で少し塗りの話が出たところで、
先日【白華の檻】公式サイトのトップが新イラストに変更され、
タイミングも良いのでこれまでのイラストについて塗り担当の諫山さんから
コメントをいただきました。画像とセットでどうぞ!
・一枚目トップイラスト
雪道を彷徨う幻灯火。
このイラストは雪の白さや透明感を出したかったので逆光にしています。
そして逆光にすることで背景と幻灯火とのコントラストの差をつけ、
手前にいる幻灯火の存在感がグッと出るように仕上げました。
また彼特有の金色の瞳が、物語の重要なポイントでもあるので目立たせています。
・二枚目トップイラスト
詞紀と出会う前、たった一人で放浪の旅を続けてきた幻灯火の
それまでの人生をイメージしながら、着彩させていただきました。
切なく、寂しい、そして雪の静けさや儚さが伝わるような仕上げを目指してます。
またいけさんの描く幻灯火の神秘的な美しさがより際立つように着彩しています。
・三枚目トップイラスト(現在)
![sh052306.jpg](http://blog.otomate.jp/staffblog/00009731.jpg)
今までは「切ない」「透明感」等をコンセプトに仕上げてきましたが、
白華の檻は攻略対象のうち3人がカミ様であり、また舞台が平安時代でもあります。
なので「カミ様=神々しい」「平安=華やか」という考えに至りまして、
上の二枚とはガラリと雰囲気が変わった仕上げになっております。
「幻灯火が教祖の宗教画みたいだ…」と完成した際にいけさんとゴクリと生唾を飲んだ一枚です。
諫山さん、イラスト自体の解説も兼ねたコメントを有り難うございました!
上記に書かれているとおり、それぞれのイラストにはコンセプトがあります。
【白華の檻】という物語の雰囲気を表現することに重きを置いたものが一枚目、二枚目。
逆に、時代設定やキャラクター自身の設定(主にカミ、人外)重視で考えたものが三枚目になります。
ちなみに三枚目のイラストが完成したとき、諫山さんも言っていますが
仕上げから受ける神々しさに「これは拝みたくなるイラストだ」と思わずこぼしました。
こういう感じで、何をメインにするかによって全く印象の違うイラストが出来るので
開発側としても楽しみながら制作を進めています。
あと、個人的なお話になりますが……
自分のオリジナルタイトルに初めてブラシのぼかし塗りを採用しているので
塗り上がりをどきどきしながら待っているわけですが、塗りの力はすごいですね。
一枚目トップイラストの後ろの枝を例に挙げると、
![sh052307.jpg](http://blog.otomate.jp/staffblog/00009732.jpg)
形を取っただけの黒い枝が
![sh052308.jpg](http://blog.otomate.jp/staffblog/00009733.jpg)
塗り仕上げの力でこんなに綺麗な枝にはやがわり!
これまでのイラストが世に出せるのも、CG班の塗り担当の方々のおかげです。
普段は名前が表に出ませんが、塗り担当陣の応援もぜひお願いいたします。
これから発売に向けて、シナリオやキャラクターの詳しい紹介はもちろん
システムパーツや背景などの様々なグラフィックなどについても
小話を掲載する予定です(よね、ジョーD?)ので、
今後も【白華の檻】ブログをお見逃しなく。
それでは、今週はこの辺で。
いけでした。