白華の檻 第7回

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オトメイトスタッフブログをご覧の皆様、こんにちは!

【白華の檻~緋色の欠片4~】担当、
デザインファクトリーの 一(にのまえ)ジョー と申します。


さて今日も今日とて……日が……。
ここ最近は収録現場にいる時間と会社にいる時間が、9:1くらいの比率ですね。
朝から晩までですから、集中力を切らさないように……という、
神経の張り詰めが中々へビィでございます。

社外作業なのでジョーの真面目さも8割増しですよ。
お堅いサラリーマンです。眼鏡もクイクイしちゃいますよ。
眼鏡かけてないですけど。
 

さて、ではでは白華ブログ第7回。
始まり始まり~。

 

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◆白華の檻 最新情報

さてまずは恒例ですが、
【白華の檻】の最新情報についての紹介です。

 

▼B's-LOG様

 今月発売号の事前情報を少しだけご紹介します。
 描き下ろしイラストに加え、サブキャストの公開
 イベントCGや一部シナリオも掲載されますので、お楽しみに!


▼先行 描き下ろし画像紹介!

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今月の描き下ろしはこちら!
幻灯火がメインとなっていますね。
全体図が気になる方はどうぞ発売日に書店へGO!



▼メインキャスト公開

今週のブログでも紹介させていただきますね。
本作メインキャスト様が公開中でございます。
物語の魅力を何倍にも引き出していただける、素晴らしい方々です。

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幻灯火:森川智之 さん

空疎尊:鈴木千尋 さん

胡土前:黒田崇矢 さん

隠岐秋房:前野智昭 さん

秋篠古嗣:内田夕夜 さん

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皆様、キャラクター音声の公開をお楽しみに!
俺も楽しみだ~!






■公式サイト

 【白華の檻~緋色の欠片4~】、
 公式サイト、OPENしています!

 【白華の檻】公式サイト↓
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 最新の更新では【画廊】項目が更新。
 イベントCGが 【幻灯火・空疎尊・胡土前】 3名が追加となってます。
 どのCGも余すとこなく美しいですから、是非お見逃しなく!

 そして、【登場人物】項目ではサブキャラクター追加。
 皆ストーリーの中で活躍必至なので、是非彼らの紹介もご覧になってください。

 またTOPから選択できる【応援】では、本作の応援バナーが公開中!
 お気に入りのキャラクターを選んで、使ってあげてくださいね。

 その他、仕様にて本編の一部スクリーンショットが公開中です。
 特にスクリーンショットは実際のゲームの雰囲気が感じ取れると思いますので、
 こちらもお見逃し無いように!

 また、次回更新では BGM が1曲追加されますよ!
 のどかな日常を切り取った雰囲気の曲をお送りします。


と、今回は以上のご紹介となります!
皆さんもチェックしてくださいね~。




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◆ゲスト来訪

さてゲスト訪問、3回目!
といっても今日は先週予告していた通り、またあの御方ですけどね!!

本作メインライター『西村悠』です!
それでは早速、バトンタッチ!


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ご機嫌いかがでしょうか。
【白華の檻】にてメインシナリオを担当しました西村です。
さて、白華についてのコメントも、先週から引き続き後半戦に入らせていただきます。
実は下に続くコメント、先週一Dに提出していたのですが、
これはちょっと長すぎるとのことでお話を頂きまして2つに分割。

どうも自分の関わった作品について語ろうとすると、
長々とお話してしまう癖があるようです(笑)

さて、前置きはここまでに、
再び、ひとりのライターの視点から【白華】の世界をご紹介させていただきます。
皆様には、少しの間ご辛抱いただきまして、ぜひお付き合いいただければと――。

 


▼全体としてどのような雰囲気か

 緋色の欠片シリーズにて踏襲されている、切なく悲しい恋という雰囲気を目指しています。
 大きな話の流れの中にありながら、あくまで主人公と攻略対象たちの関係性に
 焦点を当てた作りを目指しています。

 激しい戦い、苛酷な運命、様々な勢力の思惑の中、
 【宿命】や【罪】という言葉が大きな障害となって、2人を引き裂こうとします。

 その重さや切なさを乗り越えた先にある
 2人の強い絆を目指して、ゲームを進めていただければと思います。
 冬の雪の冷たさが似合う物語になっていればいいと思いながら、取り組んでおります。

 
 

▼キャラクターのコンセプト

 本作の登場人物たちのキャラクターを形作っていく上で
 気をつけていたことをいくつかお話します。

 メインキャラ、サブキャラに関わらず、説得力を念頭において作りました。

 【悪役】【攻略対象】といった書き割りを立て、
 物語の都合のために行動させるのではなく、彼らの持つ過去や思想が言動を支えて、
 それが物語を動かしていくように、実際の物語とキャラクターの設定が離れていかないように
 と考えながら登場人物を創り出していきました。

 この作品にも悪役はいますが、どこか憎めなかったり、哀れだったり、
 こういう生い立ちなら、そういうこともするかもなと思って
 頂けるように配慮しております。

 悪役、正義という区分けより、信念を持つ者たちが
 それぞれに衝突してしまう世界という感じでしょうか。

 全ての登場人物それぞれに、物語に関わる強力で個人的な動機をもっています。
 それは罪の償いであったり、野望であったり、あるいは誰かを救いたいがため、
 ただ己の優秀さを確かめたいがためなのかもしれません。

 そうやって必死に生きる人々の中で、
 主人公である玉依姫が誰と寄り添い、誰と恋をするのか。
 またその恋が叶うのか否か……それはもちろん、
 プレイヤーの皆様に委ねられるというわけです。

 
 

▼平安時代をどのように表現するか

 続いて世界観について、少し地味めなお話をしようかと思います。
 
 制作に入る際、【1000年前】というキーワードが先にありました。
 なぜ【1000年前】とする必要があったかについては、一Dもブログや
 雑誌で何度か語っていたことなので、ここでは割愛とさせてください。

 本当に最初の頃は【1000年前】となるといつぐらい? ……平安時代か!
 華やかできらびやかな雰囲気か……緋色シリーズの世界観にあうかな……
 というぐらいの認識でした。

 ここから時代背景に関する各種資料に触れていくうちに、
 物語の内容も決まっていったような気がします。

 調べれば調べるほど、その時代の雰囲気に触れれば触れるほど、
 1000年前の物語を語るなら、平安時代ほどおあつらえ向きの
 時代はないと確信していきました。本作において【貴族】【平安京】というのは、
 もちろん重要な要素ではあるのですが、それでも作品を形作る要素の一部でしかありません。

 彼らのきらびやかな生活、文化の裏で何が起きていたのか、
 何によって支えられていたのか、という点にむしろ焦点を当てています。


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 ・支配する者と、支配された者


 ・カミと人


 ・滅びと再生


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 主にこの3つをキーワードに、白華の檻の舞台は形作られていきました。

 神話と歴史が不可分であった時代の、
 中央政権によって支配下に置かれていった【まつろわぬ民】の問題は、
 平安時代に入っても完全に解決しておらず――。

 また【国譲り】と呼ばれる、神の2大勢力が
 この世の支配権を巡って対峙した、日本神話上の大事件についても、
 本作では物語を動かす大きな歴史のひとつとなっています。

 もちろん上記の要素はフィクションとして、
 物語に沿う形に解釈・調整させていただいていますが、
 ひょっとしたらこんな風にも考えられるのではないかな~……と、
 説得力が出るよう頭を捻らせていただきました。

 本作の主人公、詞紀はある大きな戦いの後、
 季封の地を出て外の世界と関わっていくことになるのですが、
 その際には、これらのキーワードが大きな意味を持っていきます。

 
 

▼物語の舞台は3つ

 雑誌でも発表されていることなので、ここでも少し触れておきます。
 本作では主に3つの舞台が登場します。

 物語が始まる舞台は、玉依姫の暮らす【季封】。
 主人公である詞紀はこの地の若き長であり、【剣】を守る玉依姫でもあります。
 季封の人々は詞紀を慕っていますし、詞紀も民を守ろうという気持ちの強い統治者です。

 牧歌的で原始的な社会形態が形成されており、外界との交流はほとんどありません。
 カミに守られた土地として飢えに苦しむこともありません。
 住民は皆、季封の民であることを誇りに思っています。
 【表面上は】まるで理想郷のように見える場所です。

 ここから物語が動くにつれて中心となってくるのは2つの舞台となります。
 貴族たちの陰謀渦巻く平安京。
 最も古きカミの住む、この世とあの世の狭間に創られた世界、幽世(かくりよ)。

 この2つの世界は言ってみれば、
 当時の大都会と、侵すべからざる聖域とも言える場所で、
 ほとんど正反対の魅力を備えた舞台として設定しています。

 この2つの舞台・勢力は主人公の行動によって、
 主人公との関係性や、それ自体の様相さえ変えていくことでしょう。

 玉依姫の行動によって、この2つの舞台(または勢力)は、
 敵にも味方にもなります、大きく変化していく関係性をお見逃しなく。

 
 

以上、ライター視点での【白華】紹介でございました。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございます。

さて、制作もいよいよ佳境。
少しでもよいものをお届けできるよう、スタッフ一同、
気力が充実しすぎて少し怖い、ギラギラとした眼で画面に向かっております。
皆様、【白華の檻 ~緋色の欠片4~】をよろしくお願いいたします。

では、またお会いできる時まで。
西村悠でした。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

ということで、再びの来訪。
【白華の檻 ~緋色の欠片4~】メインライター 『西村悠』 でした。


今回もまた、たくさんのことを語ってくれましたね。
しかし前回のものをあわせると、超長いな!
いや全然いいのだけどね!?

今後とも、
彼には隙間を縫って当ブログを訪問してもらおうかと思っていますので、
その時は温かく迎えてあげてくださいませ!
以上、今週のゲスト来訪でした!




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◆白華の檻 世界観紹介 その4

さてさて、世界観紹介も第4回になりました。
今日からサブキャラクター編へと移りますよ~。

本日ご紹介させていただくのは、秋房に続く側仕えとして、
玉依姫の政(まつりごと)補佐をする少年。
【言蔵智則】 になります。

それでは早速、紹介に移りましょう。

 


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                     想いを殺す。

            たとえそれが、何より大切なものだとしても。



本作のサブキャラ紹介TOPを飾りますは、
攻略対象 【隠岐秋房】 と対を成すといっても過言ではない、言蔵智則です。

季封において詞紀に代わり、政を担っているためか彼はお堅い性格です。
武官の取り纏め役である秋房とは性格が正反対なため、
たまにその意見をめぐって衝突することも。

実は詞紀、秋房、そしてこの智則。この3人は幼馴染でもあります。

子供のころは無邪気に駆け回り、3人でよく遊んでいましたが、
詞紀が【玉依姫】としてのお役目を担い始める頃から、その関係は段々と変化を遂げていきます。
そして、ある出来事をきっかけに、人としての何かを失い始めた詞紀を見て、
ただの子供であった智則もある決意をします。

冷静なだけではない、彼の――彼にしかわからない、心の内……。
――それを、あなたは知ることができるか。

 


 

ということで、 【言蔵智則】 でした!
いかがでしたでしょうか?
口をきっと引き結んだ表情の彼ではありますが、
もちろん笑ったり悲しんだりしますから、
ストーリーの中で色々な表情を見つけてあげてくださいね。


今後とも全てのキャラクターを
ピックアップしていこうかと思いますので、来週もご期待くださいませ!
誰も彼も作中では見逃せない活躍をしますので、目移りしちゃうかも!?


ではでは、また次回 【世界観紹介 その5】 をご期待くださいませ!!





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◆あとがき


ということで、第7回目、
本日の【白華の檻】ブログでした!

先週の反省はなんだったのかって?
……な、なんだったんだろう(動揺)

収録もようやく折り返し地点!
まだまだ先は長いですが、頑張ります!
ここで頑張らなきゃいつ頑張るのさー! と叫びながら、
(内心でね! 会社の中ではお静かに!)デスクに向かっております!

 

……しっかし。

 

流石にこの時間は会社に人がいないZE!
寂しいー! でもこの記事チェックのために
実は副社長が待機してくれているのだー。 感謝 ゜゜(´□`。)°゜。

ではではまた次回、
皆様とお会いできることを願いまして――。

 

一ジョーでした。



 
また3時かYO! カステラ買ってくr

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