こんにちは。
【十鬼の絆】ディレクター、デザインファクトリーの茂木あやです。
明日は七夕ということで、今回のブログでは、
ささやかながら七夕前夜祭をします。
皆さん、ごゆるりとお楽しみください。
それでは、十鬼ブログを始めていきたいと思います。
本日、情報が更新されました。
【登場人物】
先週のメインキャラクターに加え、
サブキャラクターのサンプルボイスが追加されました。
各キャラ3ボイスずつとなっております。
【スペシャル】
壁紙にパッケージ版が追加されました。
PC、PSPとお好きな方をどうぞ。
他にも情報が知りたい、という方は
下記にいます雪奈をクリックしていただければ
「では、私の後についてきてください」
といった具合で、公式サイトまで連れて行ってくれます。
さて、今回は限定版につきます特典小冊子に掲載される四コマを少しだけ公開します。
四コマは全部で三つあるのですが、
その内の二つをチョイ見せしたいと思います。
どれがいいかなー、どのコマがいいかなー、とmikoさんと相談しまして、
選んだものがこちら……
【デリケートゾーン】
パイ……。パイです。千岳さんのパイです。
秦さん、千岳さんのパイを凝視です。
こちらは二コマ目になります。
続きまして、こちら……
【肉食系】
千歳さん、なにやら痛がっている模様……。
千耶さんと銀狼さんの後姿がなんともいえない感じですね。
一体、なにがどうなってこうなったのか……こちらは四コマ目、オチの部分です。
オチを公開するのには抵抗があったのですが、
この【肉食系】の場合は大丈夫だろうということになりまして。
……というか、このコマ、誰も顔が見えないですね。
あの一つは【猫と熊】という四コマでして、千耶と千岳が出てきます。
こちらは特典小冊子にてお楽しみくださいませ~。
さて、今回も十鬼スタッフにインタビューをしてまいりました。
今回は武将しばりです。ではでは、まずは季節ネタから……。
Q. 夏。一緒に海水浴に行くとしたら、誰と行きますか?
武将キャラの中から選んでください。
miko 島津豊久。夏の遊び、海の遊びを知り尽くしていそうだから。
きっとお兄ちゃんポジションで仕切ってくれるはず。
彩色担当:夏目ウタ 宇喜多秀家。何か派手な事をしてくれて楽しそう。
あと、その衣の下に隠れている白い肌を拝みたい!
背景担当:M.I 宇喜多秀家。紅白ボーダー全身水着を手ににじり寄り……。
うーん。宇喜多人気です。確かに、彼と遊んだら楽しそうですね。
突拍子もないことをしそうですから……。
でも、私は本多正信さんと行きたいです。
あの髪型が水に入ったらどうなるのか……観察してみたいです。
さて、次の質問にいってみましょう。
Q. 会って聞いてみたいことがある武将キャラは?
藤澤P 毛利元康。「立派なお父様やお兄様、甥っ子さんをもったお気持ちは?」
システムパーツ担当:S 本多正信。「なんでそんなにちっちゃいの?」
スクリプト担当:小宮 島津義弘。「週に何回、頭を剃っているんですか?」
藤澤Pが悪魔と化しました……。
元康さんにそんな事を聞いたら、胃が痛くなってしまわれるのでは……。
小宮さんの回答には、グラフィック陣から
「剃ってるのかな? むしろ無いなんじゃ……」という疑問が浮かびました。
あれは……剃って…………いない気がする。
と、今回はこんな風でした。
ではでは、スタッフインタビューはまたの機会に!
ということで、冒頭にありました七夕前夜祭の開幕でございます。
十鬼の絆 -とある七夕の日-
ある年の、七月七日の昼間――。
八瀬の里に偶然集っていた十鬼衆の頭領たち。
そこで爺様方から、古くから伝わる人間の行事の話を聞かされる。
その行事とは、七月七日に行われる“七夕”というものだった……。
初めて聞くその行事に、初めは難色を示す一同だったが、
“願いが叶う……かもしれない”
というのが、各々の頭に残っていたのだった。
そして、その日の晩――。
千歳 「よし、この辺りまで来たらいいよな」
千耶 「何をしている?」
千歳 「うわぁあ! か、千耶!?」
千耶 「?」
千歳 「なんでこんな夜中に外にいるんだよ。
さっさと戻って寝た方がいいぜ」
千耶 「おまえに同じ事を言いたいのだが……」
秦 「おやおや。騒がしいと思ってきてみれば、やはり千歳でしたか」
千歳 「なんで俺だけなんだよ! 千耶もいるだろ」
千岳 「はぁ、はぁ、はぁ……、ん? おい、おまえら。
こんなところに集って何やってるんだ?」
秦 「私は散歩ですよ。目が覚めてしまいましてね」
千耶 「俺は外の空気を吸いにきただけだ。千岳は……修行か?」
千岳 「ああ。毎晩やらないと身体がなまってしまうからな」
一同 「…………」
千歳 「な、なんだよ? 俺も散歩だよ、散歩」
秦 「あなたが散歩? ぷっ」
千歳 「俺が散歩しちゃ悪いかよ!?」
千耶 「信じられんな。今までそのような行動に出たことはなかった気がするが」
千岳 「まあ、千歳には悪いが、俺も千耶と同意見だな」
千歳 「ぐっ……!」
秦 「さあ、七夕とやらにあてられて、願いを言いに来たと白状しなさい」
千歳 「な、ななななんで知って――」
秦 「おや、図星でしたか。頭領ともあろう者が願い事……そうですかそうですか」
千歳 「秦! おまえ、知っていて俺の後をついてきたな!」
千耶 「ふむ。昨日、翁方が言っていた人の行事のことか」
千岳 「……らしいな。千歳らしいというか、ははは」
雪奈 「……ん? 皆さん、こんな夜更けに何をしているのですか?」
修行をしていた雪奈に発見され、皆、八角堂へと戻るが、
千歳の為に付き合ってあげましょう、という秦の提案に、それぞれが願いを綴る……。
肉をたらふく食いたい。 千歳
刀の拵えをかえたい。 千耶
強い奴と戦いたい。 千岳
人間が滅亡しますように。 秦
――そして、彼女の願いは……。
――が幸せでありますように。 雪奈
一同 「…………」
千岳 「いいところで銀狼に邪魔されちまったな、ははは」
千歳 「あんの鳥めぇええ!」
秦 「まあまあ、千歳。落ち着きなさい。私が教えてあげますから」
千歳 「教えてあげるって……わかるのかよ?」
秦 「よく見ればわかることです。ここに書いてある字は、大きさからして
一文字です。すなわち……『秦』。私のことですよ」
千歳 「え……」
千耶 「いや、銀狼の足跡の大きさから言って、二文字隠れているかもしれん。
そうなると、俺だという可能性もある」
千岳 「おいおい、千耶だけじゃないだろう。俺か千歳かもしれない。
まあ、こんなところでうだうだ言い合っているより、
本人に確認するのが一番いいだろう」
皆が幸せでありますように。 雪奈
とある七夕の日の話でした。
【終】
いかがでしたでしょうか。
彼らの個人的な願望が伝わってきますね~。
秦の願いが冗談なのか本気なのか……本当につかみどころがない鬼です。
しかし、頭領としての役割、自分が成すべき事を短冊に書かない辺りが、
さすがというところですね。いや、当たり前か……。
明日の東京の天気は、残念ながら予報では雨ですね。
全国が晴れますように祈っております。
さて、ここで【お知らせ】です。
インターネットラジオ【音泉。】で配信されている『オトメイトTiara』に、
千岳役の乃村健次さんがゲストで出演されます。
乃村さんが十鬼の世界を紹介していますので、どうぞお楽しみに~!
~番組詳細~
『オトメイトTiara』
配信日:7月13日(金)、7月27日(金)
パーソナリティ:鳥海浩輔さん
ゲスト:乃村健次さん
♪ 視聴はこちらよりどうぞ http://www.onsen.ag/
収録に立ち合わせていただいたのですが、
私のオススメのコーナーは「Bar鳥子の部屋」です。
ひとりでゲラゲラ笑ってしまいました。
次回は発売日一週間前!……いえ、6日前!
ということで……なにかやれたらと思ってます。決して未定というわけでは……あります。
なんか楽しいことを考えますので、お楽しみに~。
今回のお土産は……
未だ壁紙化されていなかった千鬼丸さんです。
あなたのPCに千鬼丸さんを迎え入れてあげてはいかが?
それでは、また来週です。