白華の檻 第26回

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オトメイトスタッフブログをご覧の皆様、こんばんは!

【白華の檻~緋色の欠片4~】担当、
デザインファクトリーの 一(にのまえ)ジョー と申します。

発売からひと月が経ちましたね! 早い!
今ジョーの仕事は雑多諸々整理整頓から準備・監修と
いろんなところをクルクルしている感じです。
そして色々整頓していたら……日付が……(・ω・`)
むしろカステラ食べれる時間じゃないか……(・ω・`)

また、ジョーの属する部署では、 Glass Heart Princess が開発最終段階ですね。
白華だけでなく、中村Dが率いるGHPも宜しくお願い致します。


さてさて、10月も終わりに近づき寒くなってきましたね。
世の中に白華がチラつき始めるにもあと2ケ月ほどかな?
白華をまだ未プレイの方は、リアルな冬の寒さの中でやってみるのも楽しいかも!?
(※でも、風邪ひかないでくださいね!)

それでは!
本日の白華ブログは第26回! 始まり始まり~。


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◆白華の檻 最新情報

 さてまずは恒例ですが、
 【白華の檻】の最新情報についての紹介です。

 

▼公式ビジュアルファンブック

 発売まで、あと1週間! です!
 皆様、ご予約お忘れなく~。
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書名  :白華の檻 ~緋色の欠片4~ 公式ビジュアルファンブック

発売日 :2012年10月31日
定価  :2835円 [本体価格2700+税]

ISBN  :978-4-04-728470-8
判型  :A4判
ページ数:128ページ

発行元 :株式会社エンターブレイン
発売元 :株式会社角川グループパブリッシング
弊社公式サイト:http://www.enterbrain.co.jp/


内容紹介文:

オトメイトからリリースされた、
PSP用和風伝奇恋愛AVG『白華の檻~緋色の欠片4~』の公式ビジュアルファンブックです。
カバーは、原画・いけ氏による美麗描き下ろしイラストを使用。さらに、カバーをめくると……!?
ぜひ、お手元でめくって『白華の檻』アナザーワールドをお楽しみください!

そのほか、ギャラリーイラストの描き下ろし、イベントCG、初出となる設定資料やラフ原画など、
儚くも美しい『白華の檻』の世界を彩る美麗イラストの数々を収録しています。

また、書き下ろしSSでは、本作シナリオを手がけた西村 悠氏が、
玉依姫を想う男たちの壮絶な(?)戦いをコミカルに描く
「玉依姫に相応しい男は誰だ!? ~山籠もり編~」をお届け。
また一ジョー氏&西村氏&いけ氏による開発者座談会では、
知られざる制作の裏側&作品の魅力に迫ります!
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ということで、内容ぎっしりでございます!
いけの描き下ろしイラスト他、西村の書いたSSも楽しみにしてくださいね!

また、本書籍を【ステラワース】様にてご予約された方には、
表紙絵ブロマイドが特典となってついてくるそうです!


見逃せないチャンスですね。
ということで、【白華の檻 ~緋色の欠片4~ 公式ビジュアルファンブック】
どうぞ皆様宜しくお願い致します。

【関連URL】
■ステラワース
http://www.stellaworth.co.jp/
■白華の檻 ~緋色の欠片4~ 公式ビジュアルファンブック 特典付き
http://www.stellaworth.co.jp/shop/item.php?item_id=7NqPIPqPqnC









▼公式サイト

 【白華の檻 ~緋色の欠片4~】、
 公式サイト、OPENしています!

 【白華の檻】公式サイト↓
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 最新の更新ではTOPイラストが変更になりましたね。
 【罪を抱く彼らを待ち受ける運命とは、いったいどのようなものなのか――】
 といった、詞紀を守る5人との旅立ちをイメージしたイラストになっています。
 素晴らしいイラストですので、是非ご覧になってくださいませ。


 また、人気投票へのご参加、皆様ありがとうございました。
 TOPページの左上にあるアイコンから結果ページへと移行できますので、
 波乱の結果をどうぞご自身でお確かめくださいませ!
 ページ内では人気投票1位のキャラクターの
 描き下ろしイラストがありますので、ご自由にお持ち帰りください!


 サイト内部では本作登場キャラたちのビジュアル他、
 イベントCGも数多く掲載されておりますので本作をまだ遊んだことのない方でも、
 是非足を運んでみてくださいませ。
 尚、サンプルボイスに関しましては、公開期間が終了致しましたのでご了承ください。




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◆人気投票結果SS

 さて! こちらでは先週発表された人気投票の結果をもとに、
 書き下ろしのSSが展開されます! どうぞお楽しみくださいませー。


秋房 「さて! いいかお前たち!
     今日は先週結果発表された、人気投票を振り返っていこうというコーナーだ!
     司会進行はこの俺、隠岐秋房が務めるからな。ちゃんと協力してくれよ!」

幻灯火「なるほど。私と玉依姫の絆を語るのだな?」

秋房 「一言目から非協力的だな!?」

古嗣 「い、いやいや、違うでしょ。
     相変わらず盛大な聞き間違いをするね、幻灯火は」

胡土前「んー人気投票なあ。
       正直、あんなにたくさんの姫さんが投票してくれるとは驚きだよな。
       全部で 【2688票】 だったか? すっげーよな、ホント」

空疎尊「それだけ我らに期待を向けていた、ということであろう。
      ふん……我はどう評されようと関係ないが、無下には出来ぬな」

幻灯火「うむ。私も彼女のため、全力で応えるとしよう。
       さあ秋房、始めてくれ」

秋房 「……お、おう。 率先して邪魔をしたお前に催促されると、
     なんか変な気持ちだが……と、とにかく! コーナースタートだ!」

 


秋房 「まずは第13位!」

胡土前「どんけつだな」

幻灯火「……秋房か?」

秋房 「違うわ! どういう意味だ!?
      第13位は!
      平安京の腹黒たぬき!
      【藤原貞繁】殿だ!!」

古嗣 「はは、腹黒たぬきって言いえて妙だなぁ。
      ええと得票数は【2票】だね。
      すごいね、コメントしてくれてる人もいるようだ。
      『ヨガが出来ると知って、思わず投票しました』だってさ」

胡土前「運動不足は堪えるからな。
       健康志向でいいことじゃねえか。
       ……っても、貞繁ヨガは特定箇所でのシナリオだな」

空疎尊「そのシナリオでは普段の態度とは
       大幅に違ったキャラとなるようだからな。
       そこに愛嬌を感じた者がいるということだな」

古嗣 「あの人も普通に接する分には、ただの気のいい人だからねぇ」

秋房 「ということで以上、13位でした!」

 


秋房 「続いて同率で、11位の発表だ!
      ミスター外道! 芦屋道満!
      セクシー女神! 神産巣日神!
      以上の2人だ!」

胡土前「おま……創世神に向かって、セクシーとかバチあたんぞ」

秋房 「え、えぇ!?
      だ、だって台本にそう書いてるんですから、
      仕方ないじゃないですか!? 俺は読み上げてるだけですよ!」

空疎尊「神産巣日神を女として見るのか。
        ……小僧、ある意味で尊敬してやる」

秋房 「やめろよ!? なんでちょっと変なヤツみたいな扱いなんだよ!」

古嗣 「えーっと、得票数はそれぞれ【3票】だね。
      道満へのコメントは
      『外道だけど、それがいい』とか
      『めちゃくちゃ嫌いだけど憎めない』とか」

秋房 「俺は……嫌いだな」

胡土前「秋房はこっぴどくやられてるもんなぁ。
       ってか、あの禿タコ、口だけじゃなくて本当に強ェのがまたムカつくわな。
       俺も何度か危なかったしなぁ……」

古嗣 「制作上のテーマとしては、【“純粋”な悪】だったらしいね。
      多くのルートで最悪の敵として出てきたにも関わらず、
      好む人がいるのはそういったある意味でブレない所に惹かれているのかな」

幻灯火「神産巣日神に対してのコメントは……
         む? 『せくしー&びゅーてほー』とあるぞ」

空疎尊「ほぉ? 小僧、良かったな。同類がいたぞ?」

秋房 「まだ言うか!!」

幻灯火「かの神に対しては……
       空疎終盤の出来事にて心を動かされたものが多いようだ。
       『感想めえる』にもそうあるらしい」

胡土前「姫さんを試すようなこともあったが……
         ありゃあくまで『心配』の延長線上なんだろうな。
         世界に対しての心を捨てきれなかった、いいやつだよ」

 


秋房 「よし、続いての発表に移るぞ。
      第10位の発表だ!
      あだ名はバッエーン!?
      【秋篠吉影】殿――――あだっ!? な、なぜ殴った古嗣!?」

古嗣 「あ、ごめん。
      父上を馬鹿にされたのかと思わず……」

秋房 「踏みとどまれよ!
      お前、なんの躊躇いもなかったぞ!?
      あと、さっきも言ったけど俺は台本読み上げてるだけだからな!?」

幻灯火「ふむ。というよりも……
      『ばっえーん』は褒め言葉ではないのか?
       事実、感想を送ってくる皆が共通して、
       吉影を好きになった理由がそれだと言っている」

空疎尊「そうであろうな。
       もっとも、元々の人柄に惹かれたという者もいたが……
       多くの者はバッエーンで持って行かれた――とのことだ」

古嗣 「皆が父上を好いてくれるなんて……なんだろう、すごく嬉しいな」

秋房 「勘違いで殴られた俺は全く嬉しくないけどな!」

胡土前「どうどう。ほれ、次行くぞ。次」

 


秋房 「むぅ……では、次の発表だ!
     第9位!
     誠実な仮面の下には狂気が!?
     【風波尊】殿――――うおっ!? なぜ俺の首を狙った空疎!?」

空疎尊「我が弟を愚弄することは許さぬ。
       ――ふ」

秋房 「馬鹿にしてないだろ!?
      むしろちょっと格好いい煽りだろうが!
      お前なんだかんだ理由をつけて俺を攻撃したかっただけだろ!?
      最後『――ふ』って笑ったじゃないか!」

胡土前「あーはいはい。
       鴉はなんだかんだお前のこと気に入ってんだよ。
        じゃなきゃちょっかいかけねえだろ。アイツ照れ屋さんだから気にすんな」

空疎尊「我が小僧を気に入っている……?
        ……なるほど、ふむ。そうかもしれんな」

秋房 「え! ……そ、そうなのか!?」

空疎尊「ああ、貴様は殺そうとしても死なぬくらいに頑丈だからな。
       術を試すにはちょうどいいかもしれん。
       ……そういうわけだ、喜んで我の術を受けるといい」

秋房 「だと思ったよ! ふざけるな馬鹿鴉!」

古嗣 「はいはい、喧嘩しなーいの。
      風波の得票数は【53票】だね。
      彼に対してはやはり、空疎とのお話が心に響いたみたいだね」

幻灯火「ああ。
       その他にも風波との日常風景や、
       空疎との兄弟仲をもっと見たかった……という意見が多かったな」

胡土前「そうだなあ。
       久しぶり会った兄弟なんだし、
       もうちっと仲良くしてもよかったんじゃねえか?」

空疎尊「ふん、いらぬ世話だ。我と風波は唯一の兄弟。
       何があろうと、どのようなことがあろうと、その絆は揺るがぬ。
       あれは……我の弟だ」

秋房 「なんだよ、いい兄じゃないか」

空疎尊「……知らぬわ。阿呆め」

 


秋房 「よっし、次に移るぞ!

     天上天下、ありとあらゆる全てにおいてお美しい、我らが姫様!
     【詞紀】様です! 個人的に1位です!」

幻灯火「私としても彼女が1位でいい。
       というよりも、彼女が1位がいい」

胡土前「お前ら……気持ちはわかるけど、それじゃ投票の意味ねーだろ。
        ちゃんと順位発表しとけってーの。8位な?
        第8位」

古嗣 「彼女の得票数は【105票】だ。
      コメントは強く美しい彼女にあこがれる――というものが多かったね」

空疎尊「ふん、過大評価ではないのか?
       あの女にそこまでの価値が――」

胡土前「とか言いつつ、ちょっと嬉しそうな鴉であった」

空疎尊「……っ!? 蛇、貴様……死にたいのか」

胡土前「くくっ、分かりやすすぎてこっちがにやにやしちまうぜ」

幻灯火「名残惜しいが、次の順位に移るとするか。
        私たちで彼女を語りだしたら、年が明けてしまう」

古嗣 「……よ、夜が明けてしまうじゃないんだね……」

 


秋房 「続いて、第7位!
      季封の頭脳であり、俺の――!」

古嗣 「俺の?」

秋房 「え、えーと……し、親友……の、
        こ、言蔵智則です!!」

空疎尊「なぜ恥ずかしがる?」

秋房 「……し、仕方ないだろ!?
      普段喧嘩ばっかりだから、いざ親友とか言うの恥ずかしいんだよ!」

幻灯火「智則の得票数は【131票】だ。
       票数には大きく影響しなかったが、
       彼の背負うものには心を動かされた玉依姫が多かったようだ」

胡土前「あー、確かにメールでもたくさん来てたな。
       智則がああああって! まさに心の叫びみたいなやつ。
       すげえよなぁ? 一応、智則だって敵枠だろ?
       ヒーローの秋房とタメ張る程度に、気に入ってくれるやつがいるんだもんな」

秋房 「そりゃあ……智則ですから。頭いいし、強いし、かっこいいし――
      姫様にとってはもちろんですけど、俺にとっても自慢の幼馴染ですから。
      あいつが人気出ないわけがありませんよ」

幻灯火「ふ。嬉しそうだな」

秋房 「……べ、別にいいだろ。
     ああ、次だ次! 6位に進むぞ!」

 


秋房 「じゃあ、発表していくぞ?
    
第6位!
     漢らしさと優しさの融合!
     【胡土前】殿です!」

胡土前「おーう。得票数は【152票】だったぜ。
       応援してくれた姫さんたち、ありがとな」

秋房 「……あれ、なんか淡泊ですね。胡土前殿。
      てっきり悔しがるかと思ってました」

胡土前「あん?
       そりゃあ、数や順位じゃ6位かもしれねえけどよ。
       応援してくれる姫さんたちの気持ちに、優劣なんてあるわけねーだろ。
       俺たちの中に魅力のない奴なんざいねえってのに、貴重な1回の投票権を
       俺のために使ってくれた――その事実だけで十分だろ。
       票が1票だろうとなんだろうと、死ぬほど嬉しいのに変わりはねえよ」

秋房 「お、おお……!!
      めちゃくちゃ格好いいです! 胡土前殿!!」

古嗣 「うわぁ……次僕の番なのに、
      そんなに格好いいこと言わないでよ、胡土前。
      呑まれちゃうじゃないか」

幻灯火「ふふ、蛇だけにな。
       コメントの多くは胡土前の男気や、
       自らの信念を守り抜く部分に惚れてしまった――
       というものが大半であったな」

胡土前「しょうがねえだろ。
      俺にとっちゃ姫さんもアイツも、どっちも守りたいもので、
      どっちかを捨てるなんてこと、俺には出来なかっただけだよ」

 


秋房 「では……続いての発表だ!
     第5位!
     陰ある美しき呪禁師!
     【秋篠古嗣】だ!」

古嗣 「いやー……ははは。
      さっきの胡土前のせいでやりづらいなぁ。
      ひとまず、応援してくれたお姫様たちにはお礼を言おうかな。
      嬉しいよ、本当にありがとう」

胡土前「はっはっはー、古嗣よ。
      今こそ女に強いキャラを魅せるときなんじゃねーの?」

古嗣 「女性に強いもなにも、
      僕は等しく愛を注いでるだけなんだけどな……
      あ。もちろん彼女は別格だけどね?」

空疎尊「……ふん、婚約者の前で堂々とものを言うではないか」

古嗣 「ふふふ、残念。
      愛は何ものにも遮ることは出来ないんでね」

幻灯火「古嗣の得票数は【175票】だ。
       古嗣に対してのコメントに共通していたのが、
       一人一人のコメントが他のキャラクターへのコメントに比べ、
       非常に長いものが多いことが特徴的であったな」

胡土前「公式サイトに掲載されているコメントとかが分かりやすいよな。
       あのメールをくれた姫さんもそうだが、古嗣に投票した姫さんは
       古嗣に対する入れ込みようが、すげー強い印象があるな」

古嗣 「そこまで愛してもらえるなんて、本当に光栄だよ。
       一度はお姫様を裏切ろうとしていたのに……僕は幸せ者だ。
       ありがとう、愛しているよ」

秋房 「……躊躇いなく告白できるとこは羨ましいなぁ」(小声)

 


秋房 「よ、よし……次の順位に移るぞ!

     第4位!
     この俺、【隠岐秋房】です!
     応援をしてくださった姫様方、とても嬉しいです!!
     ありがとうございます!!

     それと俺の煽りは――『季封一の……ひ、姫様バカ』!?
     あれ!? 『忠臣であり玉依姫の右腕』って場所が二重線ひかれてる!?
     誰だよ、書き直したの!!」

幻灯火「…………」

空疎尊「…………」

胡土前「…………」

古嗣 「…………」

秋房 「あれ!? なんか全員犯人に見える、不思議!!」

古嗣 「まぁ、書き直したのは僕なんだけどね」

秋房 「お前かよ!?
     つい数秒前までいいこと言ってたくせに!
     ちょっとでも格好いいとか思った俺が馬鹿だったわ!」

胡土前「ついでに言うと、書き直す提案をしたのは俺だけどな?」

秋房 「アンタもですか!!
      大人しく格好いいまま終わればよいものを!」

空疎尊「小僧の得票数だが……【212票】となっているな。
       不思議なことに、コメントの多くは貴様を
       讃えるものばかりだったぞ?」

秋房 「なんで本気で不思議がってんだよ!?
      俺に投票してくれてるんだから、俺のこと貶すわけないだろうが!」

幻灯火「コメントでは一途さに惚れた――というものが多かったな。
      普段から姫様姫様と吠えていたのは、無駄ではなかったということだ。
      よかったな、秋房」

秋房 「そこはかとなく馬鹿にされている気がするんだが……
       ま、まあいいか。ありがとう。
       では次の順位へと移るぞ!」

 

秋房 「いよいよTOP3!
     第3位!
     全てを救おうとした英雄! 【悪路王】!
     ……って、もう一つの名前は出さないほうがいいのか?」

古嗣 「うーん、一応伏せておいてあげたほうがいいんじゃないかな?」

胡土前「得票数は【215票】だ。
       秋房お前、僅差だったんだな」

秋房 「3票差でしたね……でもいいんです!
      胡土前殿も言っていたように想いに優劣などありませんから!
      俺は俺を応援してくれる姫様がいるだけで、満足です!!」

空疎尊「奴もサブキャラの中では反響の大きいキャラであったな。
       言蔵の小僧と同じく、感想メールにて名が挙がることが多い」

胡土前「笑顔が見たかった。
       救ってあげて欲しかった。
       ともに歩む道はなかったのか。
       ――そんなコメントがすごく多かったな」

古嗣 「それと、当然と言えば当然だけど……
      幻灯火との絆が、彼に傾くきっかけになっていたね。
      その物語に心打たれたお姫様が多かったようだ」

幻灯火「…………そうか」

秋房 「ん、どうした? 幻灯火」

幻灯火「……ふ、秋房。先のお前と同じだ。
       友が褒められ、そこまで想われている。
       嬉しいのだ。喜ばないわけがないだろう?」

秋房 「それは――わかる気がするな」

幻灯火「この場にはいない、あの者に代わって私が礼を述べさせてもらう。
       ――想ってくれて嬉しい。ありがとう」

 


秋房 「さあ、次に移るぞ。
      いよいよ第2位だ!
      姫様を慕う心は、ちまき以上!  【幻灯火】だ!

      得票数は【713票】だ。
      3位と500もの大差をつけてるってすごいな……!!」

古嗣 「票数もすごいけれど……
      あ、煽り文句……それでいいのかい、幻灯火?」

幻灯火「? 何かおかしかっただろうか……」

胡土前「おおぅ、何の疑いも無いのが逆にすげえな。
       幻灯火の中での構図ってきっと、
       【姫さん>>ちまき>>>>>>>>>>世界の全て】
       なんだろうな……」

空疎尊「極端すぎるな。
       今日は比較的大人しいと思っていたが、
       阿呆はどこまで行っても阿呆であったか」

幻灯火「ちまきは――アレは駄目だ。
       あれは人を堕落させてしまう……」

秋房 「いや、お前だけだろ……」

胡土前「ちまきで人生狂った話なんて聞いたことねえよ」

古嗣 「『ちまきで堕落』って語感がすごいね。
      何のことやら理解が及ばなさすぎて、
      考えるのを放棄したくなるくらいだ」

幻灯火「だが、そんなちまきがどうでもよくなる程度に
       私は玉依姫を愛しているぞ?」

胡土前「すげえ……
       普通食い物と比較して 『好きだ』 とか 『愛してる』 とか言ったら、
       絶対に伝わってこないのに、幻灯火の場合だけ
       どれだけ絶対的な愛なのかが明確にわかるぜ……
       なんだこれ……理解したくないけどなんだこれ……」

古嗣 「馬鹿なこと言ってるはずなのに、
      馬鹿に出来ないっすごいね……」

空疎尊「“これ”が2位か。なんとも恐ろしいな」

秋房 「さあ、次でいよいよ最後だ!!」

 


秋房 「白華の檻 ~緋色の欠片4~ 人気投票にて!!
      見事に栄えある1位へと輝いたのは……
      玉依姫は我が妻! 【空疎尊】だ!
      ちょっと悔しいけど、おめでとう!」

空疎尊「ふん、我は夫として当然の務めを果たしたまで。
       それに……あの女が我の妻であることは
       元より変わらぬ事実であろう?」

胡土前「かーっ、気取りやがって。
       素直に喜べっての、鴉よお」

古嗣 「得票数はとてつもないね。
      2位の幻灯火にすら、200票差をつけてる。
      空疎には【913票】もの票が入ったんだ」

幻灯火「……むぅ、さすがだな」

秋房 「空疎と幻灯火を合わせたら、
      全体の半分以上を持っていくんだもんな……
      なんというか無茶苦茶だな」

古嗣 「コメントの多くは、
      やはり【隠れた愛】に惹かれた女性たちが多かったようだね。
      冷たい言動とは裏腹の彼女への想いが、圧倒的人気の理由のようだ」

秋房 「か、隠れた愛か……俺にも出来るだろうか……」

胡土前「ははは、俺からしたらちっとも【隠れて】なかったけどな!!
       鴉は口悪いだけで、姫さん大好きすぎんだよなー」

空疎尊「……ふん」

秋房 「とにかく見事1位を掴み取ったのは事実なんだ!
      改めて、おめでとう!!」

 

秋房 「ということで、以上!!
     【白華の檻 ~緋色の欠片4~ 人気投票】だったわけだが……
     改めて結果を振り返ってみて、皆なにか感想はあるか?」

胡土前「そうだなあ、『鴉すげー』 ……くらいか?」

古嗣 「ふふ、そうだね。
      最終的な順位や得票数を見ても、その感想が一番ありそうだ」

幻灯火「それもあるが、私としては友に票が入っていることが嬉しかったな」

秋房 「あ、それは俺も同じだ。
      智則を応援してくれる姫様方がいるのが嬉しいな!」

空疎尊「我は特に無い」

胡土前「まーた、お前は。
       なんか一言あってもいいだろうに。
       古嗣じゃねえけど、『愛しているぞ』くらい言ったらどうなんだよ」

空疎尊「誰がこのような場所で言うか、阿呆」

古嗣 「ということは、ここじゃなければ言うと?」

空疎尊「……! 知らぬわ、馬鹿が。勝手に言っていろ」

幻灯火「なるほど。二人きりならば言うということか。
       ――ふ、空疎らしいな」

秋房 「じゃあ、そろそろこのコーナーも〆るとするか!!
      皆、ここまで読んでくれた姫様のためにご挨拶をするぞ!」

胡土前「はいはい、言われなくてもやるっての」

古嗣 「あ! ちょっと空疎。
      なにを一人で帰ろうとしてるんだい。
      駄目だよ、最後まできちんとしなくては。
      このコーナーでのメインは君なんだからね」

空疎尊「……っち」

幻灯火「!? 私が『めいんひいろお』ではないのか!?」

秋房 「熱っ!?」

胡土前「今更かよ!? あと今なんで狐火出した!?
       人気投票は鴉が1位だったんだから、今くらいは鴉に譲ってやれって……!!」

幻灯火「むぅ、そうか……では大人しくするとしよう」

秋房 「よ……よし!
        最後まで騒がしかったが……全国の姫様方、
      今後とも【白華の檻 ~緋色の欠片4~】を宜しくお願い致します!!

    ……せーの!」

全員 「ありがとうございました!」




ということで以上、
【人気投票 振り返りSS】でしたー。
ちょっと書きすぎた気もしましたが……楽しんでいただければ嬉しいです(=ω=;)



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◆ゲスト来訪!

 続きましてー……先週告知させていただいた通り、
 白華の制作に関わったスタッフたちを呼んでみようかと思います!

 今回ゲストとしてお呼びしたのは、
 【背景】 そして、 【システムパーツ】 の担当者の二人!
 それぞれの開発でのちょこっとした裏話など、語っていただくことにしましょう。

 ではでは、まずは【システムパーツ】担当から! 宜しくですー。


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【白華の檻 ~緋色の欠片4~】が発売してから
およそ一ヶ月経ちましたが多くのユーザーの皆様に
楽しんで頂けているようでスタッフ一同大変嬉しく思っております。

どうもこんばんは。
システムグラフィックを担当しましたT.Sです。

久しぶりのスタッフブログ当番回とのことで若干緊張しつつ、
少しだけですが話をさせて頂きます。よろしくお願い致します。

今作のシステムグラフィックはだいぶ落ちついた雰囲気で作成しました。
舞台の季節も冬ということで、あらゆる画面で雪が降っていますね。


全体的に白を基調とし、色数は極力抑えています。
その代わりに同じ色でも濃淡で違いを出し、バリエーションを見せるよう心がけました。
ただ、それによって画面内がごちゃごちゃして作品イメージを壊さないようにと
二重の注意が必要でしたね。

また、同じテイストのものが続くと画面ごとの差異がなくなり、
全て同じに見えてしまうので、統一感はだしつつも、
それぞれの画面に動物や植物などのモチーフを配置し個性をだしています。
自然界の色味というのは、とても綺麗ですよね。


ちなみにとある画面でメジロを描いたのですが、
昔からメジロは春を告げる鳥と親しまれてきたということで
今作における希望的意味合いを持たせたりもしています。
その他のモチーフにも隠された意味があったりするのですが……
長くなりそうなので、それはまたの機会に(笑)

……というわけで、システムグラフィック担当T.Sでした。

そういえば、ジョーDとは多くの作品でチームを組ませてもらっていますが
これまで彼が担当してきたほのぼの日常系の作品とはがらっと雰囲気が変わり、
今作はとてもシリアスな内容で当初は驚いたものです。

まあ、彼自身が一番戸惑っていましたけど(笑)
そんなことをふと思い出しました。

 

(1280*1024)
※クリックで原寸サイズの画像が現れます。

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(1920*1080)
※クリックで原寸サイズの画像が現れます。
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最後にお土産を作らせて頂きました。ご自由にお持ち帰りください。
それでは、今後とも【白華の檻 ~緋色の欠片4~】どうぞよろしくお願い致します!

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ということで【システムパーツ】担当のT.Sでした。ありがとう! (^∀^)
……あ、そもそも【システムパーツって、なんだ?】という方が多いですかね?

一応、説明させていただくとタイトル画面に出てくるメニュー項目や、
テキストウインドウ、CG鑑賞画面、選択肢画像……などなど、
ゲーム中に目につくキャラクター以外の全てのグラフィックを創るお仕事です。
【UI (ユーザーインターフェース)】とも呼ばれますね。

普段さらりと見て終わってしまう部分かもしれませんが、
作品を創るうえで、その全体の雰囲気を左右する重要な部分なのですよ。
ちなみにジョーですが、当初メジロの意味を知らず 「なにこれかわいい、おk」 とか言っていました。
ダメな子です。皆の支えでジョーがあるんですね、泣ける(;ω;)






 さてー、続きましては背景担当に来ていただきましょうー!
T.Sに続いて彼女とも3作連続で同じ開発チームですね。
それではバトンタッチ!

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白華作業UPした時、自分へのご褒美に
どんぶり山盛りの漬物を食したら土曜日がなくなりました♪
こんにちは、背景担当M.Iです。2回に分けて食べるべきだったか…


★世界観設定の裏話★

新しいゲームの背景作成に入る時、
まずヒロインorメインヒーローの立ち絵をいただきます。
主役すなわち、その世界の中心。

彼らに合うように作れば大概大外れはしないのですが、なにせ今回、
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ヒロイン    =まつろわぬ民
メインヒーロー=まつろわぬ神
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やだ、二人ともマイノリティ。


かなり後半まで四苦八苦しましたが、とあるキャラのおかげで苦悩が霧散しました。
その名は時代の寵児 【藤原貞繁】 史実においては流行の牽引をする摂政役が

ちゃぼだとー!? 最先端ファッションすぎる……!!


――そうして固まる白華の檻世界。 
白華世界は【貞繁】で出来ている……まさに裏話。


★ ……お土産もあるかも???(前回のブログ)★
なんかさらっと書かれてた。ジョーDの言外の圧力怖い。
こ、こんな感じでいかがでしょうか?


秋の季封の風物詩 ~供物もらってご満悦のカミ~ の図
※クリックで原寸サイズの画像が現れます。

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季封の他の季節も描きたい!ので
皆様、【白華の檻 ~緋色の欠片4~】応援よろしくお願いします。


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ということで【背景】担当のM.Iでした。ありがとう! (^∀^)
本作も美麗な背景の数々を手掛けてくれました彼女、いつもお世話になっています。
でも【貞繁】で白華の舞台が完成されたとか知らんかったわ……。
ありがとう、摂政殿。  お礼に新しい褌を送るよ。  金色の。 

お土産の画像もいいですねー!
秋の季封、綺麗だな……散歩したいわ。
しかしあのちっさいカミサマはどうやって詞紀にクモツもらったのだろう。
見たところ、頭に稲が一房突き刺さっている――……こうか!?

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~ 超ミニSS 題名:クモツクレー ~

神 「クモツクレー」
詞 「供物ですか?
    はいはい、ってあらあなた様の手では持ちきれませんね……
    そうだ。頭に刺しちゃいましょう」

   ぶすっ!

詞 「はいどうぞ」 (にこっ)
神 「ワーイ」
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…………いや、違う。 違うなこれは。
詞紀じゃない。 これはジョーの担当した前作の主人公だな……。

兎にも角にも、美しい季封の秋景色。
ジョーもこんな形で季封の秋が見れるとは思ってなかったので、
ファンの方々と同じ気持ちで喜んでいます。 ……和むー。
 


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◆あとがき

といった所で、今週のブログもそろそろ終了です。
なんだかんだでボリューム多かった……。
SSの量、今後は自重したほうがいいですかね……(笑)

また、ゲストの二人からも普段見ることの無い開発の一面が聞けて、面白かったですね。

さて、来週はなにやろうかなーと思っていたら……
考えずともイベントがありました! そう、ハロウィンです!
世界観が違うですって!? ……知ってる!!

ということで、
来週のブログではいけ描き下ろしの【ハロウィン】イラストがあるようです。
皆様、どうぞお楽しみに♪

 

【白華の檻 ~緋色の欠片4~】、
今後もできる限り皆様に楽しんで頂けるよう、
頑張っていきますので、皆様宜しくお願い致します。

それではまた次回、
皆様とお会いできることを願いまして――。


―ジョーでした。

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