夏空のモノローグ portable その12

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スタッフブログご覧の皆様こんばんは。
相も変わらず遅くの更新。ここは深夜のバーかと突っ込まれても致し方ない。
どうも。【Bar / Ninomae】マスター、ジョーでござ――……嘘です。
【夏空のモノローグ portable】 ブログ担当、ジョーでございます。


語るべきネタに新鮮味を持たせたいので、
今日はちょっくら趣向を変えて、私の隣の席にいる
AMNESIAディレクター【みきはる】にちょっかいを出し――
あ、邪魔だそうです…………(・ω・`)シュン


ではでは(?)本日も張り切っていきましょう。
【夏空のモノローグ portable】公式ブログ、
第12回目スタートです!!

 

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◆プレゼント企画

 先週もお知らせ致しましたが、そんな企画が進行中。
 特典として 【ろく丸&西村】 の直筆サインが入ったものになりますので、
 どーぞGETしちゃってくださいねー。
 ジョーはサイン持ってないからなあ……。
 消しゴム判子とかでいいですかね? 【じょ~】、て。

 こちらは詳細発表許可が出次第、
 また夏空ブログ内部にて、改めてご紹介させていただきますね。

 


◆夏空目安箱 Returns

---- お題 ----------------------------------------------

★科学部部員たちにによる
 「理想の兄弟とは?」
 「もし兄弟がいたら、どんな兄弟が欲しい?」トーク

★投稿者:匿名 (※表記がなかったので伏せさせていただきます)
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ある日、部室にて――。


篠原  「兄弟――」

木野瀬 「ん?」

篠原  「兄弟がいる、ってどんな感じですか?」

浅浪  「……また随分唐突だな
       なんでそんなこと聞くんだ?」

篠原  「深い意味があるわけでは……ちょうど今読んでいたのが、
        兄弟が主役の冒険物でしたから、兄弟ならではの以心伝心――
       みたいなものはあるのかなと」

沢野井 「なに!! それはテレパシーというやつかね!?
        脳からの信号をなんの道具も用いずに、A地点からB地点へと飛ばし、
        他者間での情報伝達を素早く――」

 

加賀  「まあ、部長はおいといて」

木野瀬 「だな」

沢野井 「ひどい!!」

加賀  「で、実際どうなんです?
       翔くんとそういうのって、あったりするんですか?
       俺もひとりっ子だから、そーゆーの興味ある!」

浅浪  「いや特には……ねーかなあ。
       テレパシーとは違うかもしれねえけど、
       次に話そうとした言葉が被る――とかなら、ちょいちょいあるぞ?」

篠原  「……ふーん」

浅浪  「聞いてきた割に、反応うっすいなー……お前は。
        まあ別にいいけどさ」

沢野井 「ふむ、近親者との思考の類似か。
        科学的に見ても興味深い事案だな!」

木野瀬 「でも、そういうもんだよな。
        俺も姉貴と、そういうのは起きたことないし……」

加賀  「なんだー……やっぱフィクションはフィクションかー」

沢野井 「待ちたまえよカガハルくん!
        諦めたその瞬間こそ、科学による新たな一歩を――!!」

浅浪  「え……ちょ、待て。沢野井喋るな、うるさい」

沢野井 「ひどい!!」

篠原  「…………」

木野瀬 「……? な、なんだよ篠原。
        なんでそんな世界の終りを見るような顔してんだよ」

篠原  「……姉貴、って言いましたか……?」

加賀  「――あ! ええっ!?
       き、木野瀬先輩、お姉さんがいるんですか!?」

木野瀬 「え……あれ? 言ってなかったか?」

浅浪  「聞いてねえよ! 初耳だよ!」

沢野井 「木野瀬くんの姉だと――!?
        生物学的には上位の存在、
        となればその眼光はいかなる――!!」

篠原  「部長、うるさいです」

沢野井 「ひどい!!」

加賀  「なんで隠してたんですか!? そんな重要なこと!!」

木野瀬 「べ、別に隠してねえよ。
        それに重要でもないだろ……」

浅浪  「いや重要だろ! 年齢とご職業は!?」

木野瀬 「あ、もういいです。寄らないでください。
       どうせいい声で【僕を養ってください】とか
       言うんでしょう」

浅浪  「僕を、養ってください」 (いい声)

加賀  「ダメな大人、いっちょう入りました~」

篠原  「人間としてもう駄目だな、この先生は……」

沢野井 「ふははははは!! 散々な言われようだな、浅浪顧問!!」

木野瀬 「あーもう、とにかく!
      姉貴のことは置いといてだ。
      うちの姉弟もそういうテレパシー的なことは
      起きてないって言いたかっただけだよ」

沢野井 「……ふーむ。
      しかし兄弟、兄弟か……」

浅浪  「沢野井に弟か、兄がいたら
      割とガチで世界終わるだろうな……
      2倍だぜ? 破壊力とか、破壊力とか、破壊力とか」

篠原  「むしろ、こういうマッドサイエンティストの血縁者は
      良識者だというのが、物語ではよくある手法ですけどね」

沢野井 「HAHAHA! この天才をつかまえて、
        マッドサイエンティストとは!
        篠原涼太くんのジョークはナンセンスだな!」

篠原  「うざい……」

加賀  「俺はー……
       うーん、弟とか欲しかったなあ。
       キャッチボールとか、してみたい!」

木野瀬 「なんだよ、キャッチボールならいつでも付き合うのに」

加賀  「えー……
       俺は俺のマイブラザーとしたいだけで、
       木野瀬先輩みたいな怪物とは遠慮――」

木野瀬 「――ほう?」

加賀  「あだだだだだ!
       アイアンクローは駄目ですって!
       中身が出ますから! あだだだだだ!!」

浅浪  「篠原はなんか……
       ちっこくてお前にしか懐かない弟とかいそうだな。
       こう、後ろをちょこちょこついてくる感じの」

篠原  「……どんなイメージなんですか、僕は」

沢野井 「さながらカルガモだな!」

木野瀬 「まあ、篠原はなんだかんだ面倒見いいしな。
        仲の良い兄弟になりそうだよな」

加賀  「…………」(死)

沢野井 「ふむ。
        浅浪顧問には、浅浪翔くんがいるからな。
        となるとあとは小川葵くん、それに綿森楓だな」

加賀  「はい! 葵先輩の姉妹は、
        きっと天使で女神でパーフェクトな、
        ラブリーフォーエバーだと思います!!」(復活)

浅浪  「……カガハルって馬鹿だよなあ……」

沢野井 「それでこそ! カガハルくんだ!」

篠原  「勝手なイメージですけど、
       小川先輩は姉と妹のいる次女って雰囲気だと思うんですよ。
       なんというか、上下に振り回される感じですかね」

木野瀬 「言いたいことは分かるけど、
        それは完全に普段の部長からの刷り込みな気がするな……」

沢野井 「んん!? なにか言ったかね、木野瀬一輝くん!!」

浅浪  「綿森は――……双子とか、どうよ?」

木野瀬 「ああー、ありそうですね。不思議系双子」

浅浪  「女子はイチコロだろうなあ。
       イケメンにサンドイッチだぜ?」

篠原  「先生の表現もカガハルに負けず劣らず、
       馬鹿っぽいですよ――とだけ言っておきます」

加賀  「科学部のイケメン枠は俺以外いらないから!
       綿森増殖反対!」

沢野井 「増殖――……はっ!? ひr」

木野瀬 「はい。やめてください」

沢野井 「ひどい!!」

 

 

ということでSSテーマ募集企画・夏空目安箱が
【夏空目安箱 Returns】として帰って来ました。

抽選により選ばれた方には上記のように
書き下ろしのSSとして、作成をさせていただきます。

こちらは前回までに募集させていただいたメールを含め、
改めての抽選とさせていただきますので、ご安心ください。
とはいえ、 【一度送っちゃったけど、もう一回送りたい!】 という御方も大歓迎。
以下募集要項となりますので、ご確認くださいませ。

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①、フォーム上のタイトルは 『夏空目安箱 Returns』 としてください。


②、本文に 【SSとして書いて欲しいテーマ】
  または【シチュエーション】を記載する。

    例) 木野瀬VS部長 100m競争
       浅浪先生の授業風景
       沢野井式家庭科実習

   などなど、質問は簡単な形で問題無しです。
   どんなに小さな質問からでも大丈夫ですので、
   答えてくれたら嬉しいなーっていうのを、どんどん送ってみてください。


③、質問案が採用されたとき、ペンネームを公開してもいいかどうか。

   これは何も書かれていない場合、基本的に伏せておきますので、
   うっかり書き忘れちゃっても安心してください。
   記載希望の方は【自分の質問が採用されてるー!】とお友達に自慢が可能に。
   ヤッタネ!( ̄∇ ̄)  たくさんのお題をお待ちしておりまーす!!
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 ◆後書き

といった所で、夏空ブログ本日分は終了。
今回のSSは兄弟ネタでしたね。
身近な存在な分、なんとなく扱いやすい題材だったかなー。


さてさて、話は変わりまして
7年くらい使った携帯がそろそろ寿命を迎えそうです。
7年前っていうと――あかん、もう思い出せない。 高校三年生? とかそんなもんですかね。

当時の友達とかも皆色々と違った道を歩んでいて、
なんかそういった 【時の流れ】 を感じる次第。
科学部のみんなは、どんな風に世界を歩んでいくんでしょうね?



――あれ、なんか切ないこと言ってる。
数時間前にナメクジ男子とか言ってた人と同一人物とは思えないね!(・ω・)


ではでは【夏空のモノローグ portable】
また次回、皆様とお会いできることを願いまして――。


―ジョーでした。



 

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