数日ぶりです、ディレクターの茂木あやです。
12月22日、舞台「十鬼の絆~関ヶ原奇譚~ 恋舞」が
無事に千秋楽を迎えることができました。パチパチ
これも恋舞のスタッフ様、キャスト様、
そして、応援してくださった皆様のおかげです。
本当にありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。
で。
今日のワリコミの目的は……
![十鬼ドラマCD紹介.jpg](http://blog.otomate.jp/staffblog/00015570.jpg)
花結綴りドラマCD、発売決定でございます~。いえあ。
発売を記念して、夏目ウタが
あらすじイラストを描き下ろししてくれました♪
ありがとう、ウタさん!めっちゃ可愛い……。
ブログ本編では、シナリオをちょこっと入れつつ、
あらすじをお伝えしていきます~。
また、ブログの最後に
お土産も用意していますので
最後までお付き合いいただければ幸いです。
では、ワリコミ十鬼ブログ、スタート!
十鬼の絆 花結綴り ドラマCD第二弾
【男達の試練 ~鬼の湯への道のり~】
![鬼の湯_パケ.jpg](http://blog.otomate.jp/staffblog/00015569.jpg)
男達シリーズ。いえ、シリーズ化したいなあっていう
私の願望であって、正式なシリーズではないです。。。
第一弾を【男達の親睦会】にしていたから、
第二弾も“男達の~”にしたいと思い、“試練”とさせていただきました。
冬ということもあって温泉です。
親睦会では、南雲秀特製の百鬼一首をやったり、
鬼鍋で熱い想いを語り合ったり……と
和気藹々な感じで絆を表現しましたので、
今回は、頭領達に身体をはってもらいまして
絆を表現してみました。第一弾とは違う形で絆を
感じていただける内容となっております。
ということで、ここであらすじを紹介。
~あらすじ~
敵対していた八千代や秀と絆を結んだ主人公。
彼らが自分とだけではなく
みんなとも親睦を深めてほしいという一心で
鬼鍋を提案してみたり……とても良い年であった。
そして、新たな年――正月。
今年も、頭領達と八瀬の里で正月を祝う宴を決行。
千歳、千耶、千岳、秦、千鬼丸、汐見、琴浦、月島……。
そして、初めて正月の宴に参加する八千代、秀も交えて
十二家の鬼の頭領たちが正月を共に過ごす。
それぞれが賑やかに宴を楽しんでいる中、
琴浦の発言により、みんながその話題に夢中になる――。
琴浦爺 「おまえ達は知らなかったか。『鬼の湯』と言うてな、
毎年正月には、八瀬姫様をそこへお連れする事になっておるんじゃ」
八千代 「『鬼の湯』ってことは、温泉?」
月島爺 「それ以外になにがあるというのだ」
秀 「お姫様と温泉に行くって……そんな、そんなことって……
えへっ、僕もお供します~♪」
月島爺 「な、なにを言うておるか!」
千歳 「そうだぞ! おまえが行くなら俺も行くぜ!」
千耶 「千歳。女子と共に湯につかるなど――」
八千代 「別に千歳は、一緒に温泉に入る、なんて言ってなかったと思うけど。
千耶こそ何を考えているんだろうねぇ?」
千耶 「揚げ足をとるな……」
千鬼丸「(想像しながら)……あ、あいつと一緒に、温泉……」
千岳 「おい、おまえら。騒ぐんじゃない。
ったく、八瀬姫が絡むと途端にけん制しあうから困ったもんだぜ」
秦 「翁方。彼らを煙に巻くには大変な苦労をするでしょうから、
私が護衛をしてさしあげます」
千鬼丸「秦! どさくさにまぎれてついていこうとすんじゃねえ!」
秦 「ちっ」
汐見爺「ふむ……ちとやっかいなことになったのう」
琴浦爺 「そうじゃのう。連れて行ってやりたいが、
『鬼の湯』には、選ばれた者しか立ち入れん事になっておるし」
千耶 「選ばれた者のみ? どういうことだ」
千耶の問いに答えることなく、退出していく翁方。
――翌日。
八千代、秀、千耶が姿を消したことにより、
鬼の湯へ行ったのではないかという疑いがかかる。
千歳、千岳、秦、千鬼丸は彼らの後を追って、
ある洞窟へ足を踏み入れたのだった……。
~出演~
千歳 :伊藤健太郎
千耶 :神谷浩史
千岳 :乃村健次
秦 :日野聡
千鬼丸:岡本信彦
八千代:立花慎之介
秀 :入野自由
汐見 :秋元羊介
琴浦 :西松和彦
月島 :石原凡
というわけで、気になる発売日は――
2014年3月12日
お楽しみに~♪
あ……八千代さんがたくさんいることに
触れていなかった……。まあ、そこは
ドラマCDを聞いてみてからのお楽しみということで!
▼オトメイトシリーズ キラステッカー vol.2
今回は十鬼の絆シリーズと白華の檻シリーズが
キラステッカーとなって登場!
発売は、2014年2月上旬頃を予定しています。
・「十鬼の絆 関ヶ原奇譚」
「十鬼の絆 花結綴り」……全24種類
・「白樺の檻~緋色の欠片4~」
「白樺の檻~緋色の欠片4~四季の詩」……22種類
価格:1pcs(5枚入り):400円(本体価格)
1BOX(14pcs入り):5,600円(本体価格)
仕様:ステッカーサイズ:52×156mm
![十鬼レポ見出し.jpg](http://blog.otomate.jp/staffblog/00015588.jpg)
……はい。いきなりのレポート企画。
せっかくのワリコミだし……なにかやりたくて……。
というわけで、ここからは鬼の頭領達に
パセラに行ってもらい、レポートしてもらいます!
頭領方、よろしくどうぞー!
千歳 「おう! 任せておけ!
この千歳様がおまえらに情報を届けるぜ!」
秦 「皆さん、安心なさい。千歳だけでは力不足でしょうから
私が助力をします」
千歳 「力不足ってどういう意味――」
千耶 「千岳、“ぱせら”という場所に
行くのはわかったが、何のために行くのだ?」
千歳 「おい。無視を――」
千岳 「俺達が“めにゅう”ってのになってるらしくてな。
それを試食しに行くんだ」
千耶 「“めにゅう”……?」
千歳 「いや、だから俺を――」
秀 「んん? 僕達が“めにゅう”になっていて、
それを僕達が食べるって……」
八千代「共食いってやつかなぁ?」
千鬼丸「怖いこと言うんじゃねえよ!」
千歳 「あー、もう! おまえら、うるせえし
俺を無視して話を進めるんじゃねえ!
とにかく、さっさと行くぞ!」
――というわけで、鬼の頭領ご一行は
パセラリゾーツAKIBAマルチエンターテインメント1F、
ハニートーストカフェへ。
――出てきたのは、彼らをイメージして作られた
飲み物、甘味の数々……そして、
彼らをプリントして作られたコースターであった。
千鬼丸「あ……ああ……あ…………」
秀 「……千鬼丸さん、甘味を目の前にして感動してますね」
八千代「っ……!」
千岳 「ん? 八千代、顔色が悪いがどうかしたのか?」
八千代「俺は甘味が大嫌いでねぇ……これは、
何の嫌がらせかなぁ?」
秦 「おやおや。おやおやおやおや。
八千代は甘味が嫌いでしたか……そうですか。
これは良い情報が聞けましたね。ふふふふっ」
秀 「あ、千鬼丸さん! それ、僕の桃まんですよ!
勝手にとらないでください!」
千鬼丸「あ、ああ……悪い。興奮しすぎて、ついな……。
……桃まんっていうのか……ごくり」
千耶 「む。この湯呑……軽い上にやわらかい……が、
中の飲み物がこぼれずにしっかりとしている……不思議だ」
千岳 「それは、この時代特有のもんだ。
俺達の時代じゃ考えられないが紙で作られてるらしいぜ」
千歳 「ったく、うるせえな。えーっと……、
今から説明するから、自分のもんを食ったり
飲んだりしたら感想を言ってくれ」
秀 「あー! 八千代さんが逃げようとしてる!!」
千鬼丸「くそっ! おい、秀! 八千代を捕まえるぞ!」
秀 「えー、めんどくさーい」
千鬼丸「いいから、さっさと行くぞ!」
秀 「はいはい」
千歳 「八千代の捕縛は秀たちに頼むとして……。
まずは俺からだな。俺のは、“千歳のほっとゆずれもん”。
よし、そんじゃ、いただき――あつっ!?」
千耶 「ふむ。熱いものなのか。気を付けるとしよう」
千歳 「ったく、熱いなら熱いって書いておけよな!
ふーふーふーふー! よし、これでいいか。
そんじゃ、いただきます……ずずず。
おわ、甘っうまっ!」
千耶 「俺のは“千耶のほっと……ぶるーべりーてい”?
よくわからぬが、いただくとしよう。
……ずず。……ふむ。色合いは凄いものだが、
甘さ控えめで美味い」
千岳 「次は俺だな。俺のは“千岳の抹茶みるく”。
おっ、こりゃ冷たい飲み物か。ん……?
おい、千歳。これは一体、どうやって飲むんだ?
筒がついているが……」
千歳 「ああ、それはだな……その筒を吸って
ちゅるちゅるっと飲むらしい」
千岳 「ほう……そりゃ珍しいな。それじゃ、いただくぜ。
……っ!? こりゃ、普通の飲み物じゃないぞ。
飲み物に混ざって何か入っている……」
千歳 「抹茶ぷりんってのが入ってるらしいぜ」
千岳 「よくわからんが、今までの抹茶とは違うな。
八瀬の里で待っているあいつに飲ませてやりたいぜ」
秦 「では、次は私ですね」
千耶 「……秦の飲み物だけ、見た目が違う気がするが」
千歳 「確かに、派手だな。秦らしいっちゃらしいが、
ちょっと贔屓じゃねえか?」
秦 「ふふっ、私にぴったりの飲み物ですね。
“秦の黒酢べりーそーだ”ですか。
名の趣味が良いのかどうか
よくわかりませんが、いただきましょう。
…………ぐっ、げほっ!」
千歳 「うおっ! し、秦がむせた!?」
千耶 「筒の吸い方に間違いがあったのではないか?」
千岳 「おい、大丈夫か? ほら、水を飲め」
秦 「はあ、はあ……口の中を刺激するとは……。
この飲み物を考案した者は、
私に恨みでもあるのでしょうか?」
千耶 「見た目は華やかだが、中身に攻撃性があるとは
再現率が高いな。まさに秦そのものと言えよう」
秦 「千耶……?」
千耶 「……」
※炭酸が含まれた飲み物であり、攻撃性はありません。
千鬼丸「悪い、待たせたな」
千歳 「やっと帰ってきたか。……あれ、八千代は?」
秀 「あはっ! 逃げ切られちゃいました~」
千鬼丸「仕方ねえから、俺が八千代の代わりに
秀とこの“八千代と秀の桃まん”ってのを食うから
勘弁してやってくれ」
秦 「まさかとは思いますが、
己がより多くの甘味を食べたいがために
わざと八千代を逃がした……というわけではありませんよね?」
千鬼丸「ち、ちち、違う!
本当に逃げられちまったんだ! なあ、秀?」
秀 「そうですよ! 僕達がずるを
するわけじゃないじゃないですか~」
千歳 「あー、わかったからさっさと食ってくれよ」
千鬼丸「お、おう……! ……美味そうだ……ごくり」
秀 「千鬼丸さん、あんまり食べ過ぎると
あっちに帰ってから八千代さんにご馳走してもらう時
お腹いっぱいで食べられなくなりますよー」
千鬼丸「ああ、そうだな……って、おまえ
あんまり大きな声でそれを言うな!
八千代と交わした約束がバレちまうだろ」
秦 「逃がす代わりに甘味をたらふくご馳走する、
とでも約束したのでしょうか?」
千鬼丸「ああ、そうだ――あ」
秀 「ちょっと! 千鬼丸さんのせいでバレちゃったじゃないですか!」
千鬼丸「も、元はと言えば、おまえがいけねえんだろうが!」
秦 「ふふふっ、お二方には教育が必要なようですね」
千歳 「ちょっと待った!
教育するのはこれを食ってからにしてくれ」
千鬼丸「……おい、秀。
甘味を食ったらすぐに逃げるぞ。いいな?」
秀 「はあ……言われなくてもそのつもりですよ」
千鬼丸「よし……それじゃ、いただくぜ!
もぐもぐ、うまっ、もぐもぐ!」
秀 「僕も、いただきまーす!」
千歳 「す、すげえ勢いだな……。
えーっと、千鬼丸が食ってるのが
“千鬼丸の南蛮渡来の菓子”だな。
この“かすていら”ってやつは
秀家にもらって食ったことがあるぜ!」
千岳 「どうして【宇】って文字が入ってるんだ?」
千耶 「その秀家という者の姓は、宇喜多と言ったな。
まさか、関連しているのではあるまいな?」
千鬼丸「うまい……幸せだ……」
秀 「美味しいのは分かりますけど
浸っていないで早いところ逃げますよ!」
千鬼丸「あ、ああ、そうだったな。それじゃ、行くぞ……」
秀 「はい……!」
秦 「私があなた方を逃がすとでも?
……この糸に絡め取られたが最後――逃がしませんよ?」
千鬼丸&秀「「わあああああああああ……!!!」」
千耶 「……まさに地獄絵図だな」
千岳 「千歳、この俺達の絵が書かれている紙は何なんだ?」
千歳 「そりゃ“こおすたあ”だ。
湯呑の下に敷くものらしい。まっ、土産ってところだな」
千岳 「土産までついてくるのか。随分と親切だな」
千歳 「……俺の“こおすたあ”は
あいつにやるか……ぐふふふっ。
【俺だと思って大切にしてくれ】なんてな……!」
千岳 「千歳、筒抜けだぞ……」
千耶 「ふむ。俺もあの娘に贈ろう」
千歳 「真似するんじゃねえよ!」
千岳 「……ん? 八千代の“こおすたあ”はどこだ?
持って帰ってやろうと思ったんだが……」
千耶 「ああ、着いた早々に懐に仕舞っていたぞ」
~その頃の八千代さん~
八千代「……甘味は勘弁だけど、
良いものをもらえたから行った甲斐があったなぁ。
今から子鼠ちゃんに届けてあげようか……くっくっくっ。
待っていてねぇ、俺だけの愛しい愛しいお姫様」
――ということで、
『オトメイトカフェ×十鬼の絆』は好評発売中でございます。
また、今日からちびキャライラストが入った
新たなコースターが登場した模様!?
気になる方は、ハニートーストカフェへGOです!
http://www.paselabo.tv/collabotown/otomate/menu/toki_hanayui.html
―おまけ―
コースターの裏に書かれた恋文……。
※実際のコースターの裏には書かれていません。
はい。あっという間に最後まで来てしまいました。
今年も十鬼の展開がたくさんできて、本当に嬉しい限りです。
2月にJOF3で朗読劇を行い、
花結綴りのPVを公開してからあっという間でした。
花結綴りは、キャラクター達のその後を描いた作品ですが、
愛しい者と育んでいく絆、新たに生まれる絆、そして、
彼らが抱えていたものを表現したく制作に取り組みました。
それが少しでも皆さんに伝わっていたらいいなと思います。
そして、オトパで発表された舞台化。
舞台は初めてだったので
最初は慣れない事の連続に戸惑うばかりで……。汗
スタッフ様に助けられ、監修をして……
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
舞台は終わりを迎えてしまいましたが、
陰ながらキャスト様たちの今後のご活躍をお祈りしています。
と……そんな十鬼一色の2013年、とても実り多き年でした。
願わくば、2014年も十鬼の展開がありますように!
そして、十鬼を支えてくださった皆さまに感謝の気持ちを込めて――。
![来年も.jpg](http://blog.otomate.jp/staffblog/00015572.jpg)
良いお年を!
前回のワリコミブログに掲載しました
夏目ウタの描き下ろしイラストを
ツイッターアイコンにしてもらいました!
![アイコン_雪奈.jpg](http://blog.otomate.jp/staffblog/00015573.jpg)
![アイコン_千歳.jpg](http://blog.otomate.jp/staffblog/00015574.jpg)
![アイコン_千耶.jpg](http://blog.otomate.jp/staffblog/00015575.jpg)
![アイコン_千岳.jpg](http://blog.otomate.jp/staffblog/00015576.jpg)
![アイコン_秦.jpg](http://blog.otomate.jp/staffblog/00015577.jpg)
![アイコン_千鬼丸.jpg](http://blog.otomate.jp/staffblog/00015578.jpg)
![アイコン_八千代.jpg](http://blog.otomate.jp/staffblog/00015579.jpg)
![アイコン_秀.jpg](http://blog.otomate.jp/staffblog/00015580.jpg)
さて、ここで問題です。
みんなが舞台の台本を読む中、
千岳と雪奈だけなぜおにぎりを
握っているのでしょうか?
正解者は、千岳の理解度120%です。
答えは下記に反転して記しておきますね!
答え――
千岳「あいつら、頑張ってるな。
……よし、途中で腹が減るだろうし、
握り飯でも作っておいてやるか」
雪奈「あ、千岳さん。私も手伝います」
千岳の思いやり握り飯でした。