皆様こんにちは!
【S.Y.K ~新説西遊記~】担当、デザインファクトリーの島です。
夏が近づいてきましたね。夏といったらアレですよ、S.Y.Kですよ!
「暑いな……ちょっとS.Y.Kでもやって涼むか」という感じのノリで
ぜひお手に取ってみてくださいね。涼むかどうかは謎ですが(笑)
発売の8月20日が刻一刻と近づいているので、
今からお祭り準備にわくわくはらはら動悸息切れがします。
気が早いよ!といわれそうですが(笑)皆様もぜひわくわくして頂けると嬉しいなと!
しかし先日の七夕祭り、楽しんで頂けたようで本当に嬉しい限りです。
ご感想のメールなど大変嬉しく読ませて頂いておりますよー。
「悟空はもともとニートだと思ってました!」というメールに吹きました。
間違ってないあなた間違ってないですよ! なんという冷静な観察眼(笑)
昨日の西田さんの記事にもありましたが悟空はもともとニートでした。
ひきこもりだったのを、主人公に無理やり引っ張り出されたんでした。
またこういった企画など出来ればと思いますので、よろしくお願いしますー。
それではじわじわと本日の話題にいってみましょう。
すみません今日はえらく長くなりそうです………。
まずは昨日(7/14)、公式サイトにて連載企画が始まりました!
キャラ同士で質問をしあうという趣旨のコーナーですが、
あまりというかほとんど趣旨には沿わず、好き勝手ゆるくやっています。
そこそこはキャラのことを知れると思うので(笑)ぜひ見てやってくださいね。
記念すべき一回目は、悟空への質問。進行役は八戒です。
この二人はうまくボケとツッコミを分担しているので、とてもやりやすい。
悟空のやる気なさは相変わらずですが、もうそういうものと諦めてください(笑)
ちなみに一回目の八戒と悟空。これすごくまともなほうです。
あとあとの連載組み合わせを見ていて青ざめました。
まとまる気がしねえ…………。
主に、玉龍。玄奘以外では、悟空としかまともに会話が成立しないこの子。
今から【魔の第三回】が恐ろしくて仕方ありません……。
ちなみに質問の中身はスタッフから募っていたりします。
このキャラにこういう質問がしたい!というのがありましたら
ぜひこのブログのメールフォームにでもちらっと送って頂けると嬉しいです。
とても喜びます、私が(笑)。もう質問が終わってしまったキャラも
今後ちょこちょこ出没するので、気兼ねなく送ってくださいね!
……といっても、現在みなさまが気になること=ネタバレ
という図式が軽く想像できてしまうのですが(笑)
そこはゆるいS.Y.Kキャラなのでうまくかわしつつ、回答してみたいと思います!
公式サイトでは画廊も更新されています。
雑誌露出したCGですが、ぜひ見に行ってみてくださいねー!
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さてさて、続いて今週からブログではキャラ紹介に入ります!
ただ単に紹介するのもなんなので、ちょっとテーマを作ってみました。
ずばり、「シリアスとギャグのギャップ」。
S.Y.Kはゆるーーーー…………いギャグとシリアスで構成されています。
ので、ゆるーとした日常場面とシリアスの両方からご紹介させて頂こうかと。
まず本日は、やはり我らがヒーロー★悟空! 赤です。文字もイラストも赤!
ダルダルだろうがやる気がなかろうが寝てようが、彼がヒーローです(笑)
ちなみに悟空は「やればできる子」ではなく、「できるかもしれないけどとりあえずやらない子」。
だって、めんどくさいから。それで片付けられてしまうところが悲しいですが。
エンジンかかるのがものすごく遅いので、耐え忍んでください(笑)
それでは、ナガオカからイラスト&コメントをお届け!
ゲーム中のセリフ、「ギャグ寄り」「シリアス寄り」つきで、どうぞ。
こんにちは、ナガオカです。最近、暑いですね~。
この強い日差しの中、悟空に水遊びさせてみたいです。
……もって3分ですかね。熱中症は怖いです。
ということで、今回は私から見た悟空像を語りたいと思いますよ!
簡単なステータスは以下の通り。
口癖 : だりぃ
バイタル : 極めて微弱
持病 : 貧血
夢 : ニートになりたい
……メインヒーロー。
頭脳派で余裕のある物腰が魅力だと思います。
だりぃだりぃと言いながら、玄奘を守る背中には抜群の安定感があるはずです。
大人なのにどこか隙があって可愛いところもあります。
貧血ってお前女子か! と思いますが、そこは悟空の秘密。
ぜひぜひプレイして秘密に触れてみて下さいね。
悟空に水遊びって、色んな意味で死亡フラグです(笑)
泳げないからね、悟空……弱点ありまくりなメインヒーローです。
……ちなみにイラストのセリフ、「シリアス寄り」と書きましたが
彼がやる気になったところで華麗にこなせるかどうかは本編でご確認ください(笑)
ちなみに手に持っているのは爆弾。……なぜ爆弾? という疑問は本編で(略)
それでは悟空について、ざっくりと語っていきましょう。
▼はじめに
ダルダルでだらだらな困った人ですが、
悟空は他の人にはない、彼にしかないものを持っています。
頑固で少し視野が狭い主人公と、意外と柔軟な思考を持つ悟空が
どう絡み合っていくか、というところでしょうか。
ギャグではとことんダルく、お得意の知能を駆使したボケもかまします。
シリアスでは……つ、続きは本編で! と言いたくなるのをぐっとこらえて(笑)
全体を俯瞰できる目を持つ人なので、その点で仲間達の手助けとなる部分でしょうか。
そして逆に頭がいいゆえに、自分で決めて自分で行動できてしまう。
けれどやはり一人だけでなにかを果たすことはできないと、知るお話のような気がします。
……ここでちらりと触れておくとですね。
実は悟空ルートは物語の核心といってもいい位置にあります。
本作はゆるくほのぼのな旅の道中、特に前半は気軽にプレイできるお話ですが
基盤となる歴史がひとつあり、その歴史が紐解かれるのが悟空ルート……となるので、
ルートに入ること自体が少し難しくなっております。
すみません言えるのはここまでです……!
あとは本編で! が、がんばってくださいとしか言えません!
ヒーローゆえに、情報も慎重にならざるを得ないのですが……
とりあえずお話としては一番ボリュームがあります。
▼開発当初は……
制作初期、悟空は「今より少しやんちゃでひねくれている俺様」でした。
つまり、原典の悟空に近い形ですね。俺様が悟空だぜーって感じの。
今よりやんちゃっぽいと言っても「だるい」というのは決まっていたので
キャラデザもそれに沿って、ちょっと三下っぽい悟空兄貴にほぼ決定。
……しかし、開発スタッフの脳裏をずっとよぎっていたのは、
「何か足りない」。この一言でした。
そこで、どうしてももやもやしたので、潔くいったん設定を白紙に!
キャラデザも白紙にして、他の作業を進めつつ悟空をずっと作りなおしていました。
ナガオカには大変な苦労をかけましたが……今の悟空が出来上がったのも、彼女の力です。
さて、白紙にしたはいいがどうしよう。となりまして。
資料を漁りに漁って、結果悟空の「ダークヒーロー」の一面を際立たせることにしました。
原典の悟空も、「やんちゃで問題児、人の話はきかないし、学習しない。というか非常識」。
「でもいざという時に頼れるのは悟空の兄貴だけ!」というところが彼の魅力です。
そこにスポットをあてて逆から作りこんでいき、今の悟空が出来上がりました。
原典を読んだことのない方は、ぜひゲームプレイ後でもいいので
元となった「西遊記」の世界に触れてみて頂けると嬉しいです。
西遊記は読みやすい解説本なども多く出版されているので、そのあたりからでも。
もちろん本作は乙女ゲームとして曲解、多々オリジナル要素を加えてしまっていますが
共通する部分を発見できたら、そこが楽しさになるのではないかと思います。
本作は「西遊記」を土台にしていますが、根本的な設定まで全て沿っているわけではありません。
原典を元に新たに解釈したオリジナルストーリーを展開しているので、
まったく違う世界として、原典との共通点を楽しんで頂ければと思います。
本作が「原典とは違う世界」というのがわかりやすいのが、「名前」ですね。
原典では玄奘三蔵が従者それぞれに法名として「名づけ」ていますが、
S.Y.Kではそれぞれの「名前」をそれぞれの事情で持っています。
そのため、本作の悟空は「孫悟空」ではなく、「悟空」です。
▼収録思い出話
そして「悟空」が本当の意味で出来上がったのは、やはり声が入ってから。
収録中、なんといっても最初に苦労したのは「どこまでダルさを出すか」でした。
そのあたり諏訪部様も細かく考えてくださって、キャラの雰囲気を壊さず、
けれど乙女ゲームとして良い意味で受け取られる「ダルさ」を。
互いに追求しつつ仕上がった悟空は……ほんっとうにダルいです(笑)
やはり悟空はこのダルさがないと!と思うキャラなので、
役者様のおかげで悟空のダルさに拍車がかかった感じがします。
すみません、PVの甘さにだまされないでください。
悟空は本当にダルいです。ダルダルです。だがそこがいい。
なぜか癖になるダルさなんです。
あるルートで「こんな時に悟空がいれば!」というシーンがあるのですが、
そこでまるでヒーローのようなタイミングで、我らが悟空が……
あいっかわらず本当にダルっそーーに現れるのです……(笑)
普通のヒーローだったら「待たせたな☆(きらん)」となるところで
いつも通りだるーく現れるのでがっくりと気が抜けるのですが、
変わらない悟空に逆に安心してしまう。「ご、悟空ー!」とすがりつきたくなったりします。
すばらしく「だるいヒーロー」を演じてくださいました。
彼との恋愛は少し大人めです。
ダル>デレなので、デレた時の破壊力がものすごい。恥ずかしい!(笑)
▼悟空のオススメポイント
なんだかだらだらと語ってしまいましたが
最後に悟空の萌えどころというかキーワード的なものを箇条書きで。
「ダル>デレ」「最低戦力、だけど……」「欠けた記憶」「大人」
「素直じゃない」「名前」「広い背中」「おじいちゃん」「覚醒」
「天界」「空白の~年間」「知識」「紅と黒」「貧血と三途の川」
……こんなところでしょうか(笑)
すみません箇条書きすぎてわかりませんね! 妄想してください!
な、長い! ここまでお読み頂きありがとうございます。
最後に、ブログのメールフォーム宛に頂いたご質問で、
この場で答えられそうなものはちょこちょこお答えしていきたいと思います。
あと少しお付き合いください。
ご感想を頂けて本当に励みになります。感謝、感謝です……!
Q■S.Y.Kにはバッドエンドはあるのでしょうか?
A■あります。「エンディング一覧」なるものもありますので、
バッドエンドにめげず、ぜひ全部埋めてみてください(笑)
ギャグバッドエンドはちょっと意地悪なものもあったりします。
短いものからがっつり長いものまで種類があるので、チャレンジしてみてくださいね!
S.Y.Kはそれほど難しいシステムを積んでいないので、バッドエンドを回避するのも
CGを集めるのもそんなには……苦労はしないと思います。
……二つほど、見るのが難しい(?)バッドエンドがある気がしますが(ぼそり)
Q■「徳」がどれくらいたまったか、ゲーム中で確認できますか?
A■「観音菩薩」というキャラクターが、突然降りてきて教えてくれます。
あまりに徳が少ないと厳しいお言葉を下されてしまうので、ご注意を!
Q■雑誌連載企画3回目で、「変なもの」を食べたのは悟浄? 八戒?
A■すごくピンポイントなご質問に吹きました!!(笑)
ちょっとした裏設定なのですが、八戒はグルメです。
食文化を学ぶのが好きで、お酒も好きなので、美味しいもの大好き。
食にシビアなのでその実、「まずは食べてみる」タイプ。
そして悟浄は「基本的にどんなものを食べても倒れません」。
ので、変なものを食べて寝込んだのは八戒、でした!
今後もちょこちょこお答えできればと思います。
それでは、また来週お会いしましょう!