皆様こんにちは。
【アーメン・ノワール】ディレクター
デザインファクトリーのサイトウです。
本日発売のグレートな乙女book『B's-LOG』はもうGETしましたか?
中身についてここで触れてしまうとなんかヤバい気がするので
とにかくGETしてない乙女は今すぐ書店へGOだ。
新キャラや『B's-LOG様専用キャラ』などが乙女の皆様をお待ちしておりますぜ!
あそうそう、CZの島課長がクリムソンに片思いだっていうウワサを聞きましたが
クリムソンは外見こそイケメンですが性格に若干問題アリな人なので取り扱い注意かもだ。
グラフィック班の間ではよくわかんないケド『上級者向け』って言われてるし。
なのでクリムソンを狙っている乙女の皆様も気をつけてくださいね?
ああいや、むしろ楽しみにしていてください。
変わってANラインでは
「CZの子達を一人一人お膝の上に乗せて、頭を撫でくり回したり、ほっぺたを引っ張ったり、
猛獣使いと王子様よろしくフリーちょっかいシステムみたいなの是非組み込んで欲しい。」
とか言ってる人がいました。
子供達を怒らせるシステムがほしいってことですか諫山さん?
でもまあ島Dご検討の程宜しくお願いします。
っというワケで本日も盛りだくさんでお送りしたいと思っております。
が
ネタ的には前回の続きなのでそんなでもないかもです。
「このドブネズミどもがっ!!!!」
って言われてもねぇ……ってなワケでAN誕生秘話の続きです。
いきなりドブネズミですみません。
ちなみになぜドブネズミなのかは前回をご覧ください。
で
企画第一稿がボツになってしまったサイトウは次に第二稿の作成に入りました。
当然だね。
ただ、第一稿の場合と違うのはNG項目がある程度提示された状態で臨んでいるという点。
ボツったとはいえテキストヴォリューム12キロバイトだったんだから当然それが
何らかの形で次の企画作業の補助的要因を持ってないとマジでただの時間の無駄ってコトになる。
まあその最悪の事態だけは避けられたってワケだね。(ホッ……)
で
一番のNG項目だった『ロボット生命体』ってのを排除して企画を再考。
そして早速壁にブチ当たる。その壁とは……
『体の一部が変形して武器になる』
っていういけちゃん先生のマスト項目だったワケです。
で
これを正当化する為の『ロボット生命体』はNGと。
さてどうするか……
片腕サイボーグだな。
ってな感じで大して時間もかけず壁をクリア。
次に世界観。
黒コート着た片腕サイボーグが戦う理由を考えないといけない。
しかもその片腕は戦う為の兵器でなければいけない。
っとなると
必然性はコートじゃなく片腕兵器に持たせないとダメじゃんかとなる。
戦うコトが前提にあるからね。
あそうそう
この企画のコンセプトはなにかってゆーと
『戦う男をカッコよく描く』ってヤツだったのね。
もうちょっとウリっぽい媚びた言い方をするなら『戦う男に萌えさせる』っていう。
まあ今もそれは残っているけど、その為の要素の一つを『黒コート』に持たせていたわけね。
で、つまり、とにかく『戦い』ってのが前提にあったってコトです。
で、戦う為の手段が片腕兵器。
そして更に必然性を高める為に、この世界の兵器は全て『片腕内蔵型』ってことにしました。
さて、次に考えないといけないのが
『なぜこの世界の兵器は全て片腕内蔵型なのか?』ってコトなんですが
サイトウはそのアプローチをネーミングからすることにしました。
「ヤツらは○○○だ。だから腕が兵器なのさ……」
ってなセリフが作中で語られるくらいの必然性をネーミングに持たせられると非常に美しい!
なのでサイトウはこの『片腕サイボーグ兵器イケメン』どもの総称やら通称やらを考えました。
これが非常に時間がかかる……
サイトウは基本的に『名前は記号』って考え方をしているので、サイトウのネーミングセンスは
DKをプレイされた方ならわかるかもしれませんがとっても単純です。
まあ、単純な方が変更も楽ですからね。
しかし、作品の世界観っつーか設定に絡む場合はコレではダメなんですよう。(当たり前だ)
だから非常に時間がかかる……
でも基本的に単純な脳みそのサイトウの頭では作業も単純なアプローチしかできません。
なので以下のワードっていうかパーツを元に色々と試行錯誤してみました。
『片腕』
『サイボーグ』
『兵器』
『イケメン』
『黒コート』
『片腕』と『兵器』はARMと言うことができます。
『サイボーグ』は置いといて『イケメン』は複数なのでMENです。
そのイケメンどもは『黒コート』を着ているのでBLACKとかNEROとか……NOIRとか。
あれ?
くっつけたら
ARMEN NOIR
って名前がデキちゃった!
で
サイトウは思いました。
めっちゃタイトル向きやん……
なんつーかね、ネーミングの語感とかアルファベットの構成とかがね。
――ちなみになんでARMEN BLACKじゃなかったかっつーと……
ってな感じになりそうだったのでやめました――
なので
企画第二稿はこのタイトルを生かす方向で再検討決定!
……ってコトで丸々一日かけて出来上がった第二稿はタイトルのみ。
そして第一稿で作り上げた設定は全てドブへ捨てて全くのゼロからの企画の練り直し。
でもこれがまさに【アーメン・ノワール】誕生の第一歩的な瞬間だったワケです。
っというワケで今週はこのへんで続きはまたいつか!ってなワケでまた来週!!!
っと思ったけど早速乙女からのありがたいお手紙を頂いたのでここでご紹介しますね。
豊島区のAN大好きっ子さん(仮名)からのお便りです。
> AN(発音するときはいつもアメノワと呼んでます)ブログ待望の2回目!!
> 発売までかなり先なのに気になりすぎて、ANの絵を描いては妄想してました!!
ステキな略称ありがとう!
発売は本当にかなり先なのでスタミナ切れをおこさないように発売日まで妄想してくださいね!
~中略~
> 今回は4コマでナスカとエルが可愛かったですッ!!
どうもありがとう!やったね!
~中略~
> ところで、4コマを見てふと気になったのですが・・・
> 今回はかなりシリアスな感じですが、本編でも少しはギャグ要素的なものもあったりもするんでしょうか?
残念ながら本編には『ネタ』と呼べるようなギャグ要素は一切ありません。
なんつっても『絶望の都市で戦うADV』ですから。
で、も、
多少コミカルな演出というか描写はあります。
それが面白いと感じるかどうかは人それぞれですが。
因みにグラフィック班に聞いてみたところ……
・町医者クリムソンがギャグパートで壮大なレジェンドを残しているのが印象的でした(笑)
・ギャグかどうかは別として、ゼクス社長の言動に対する部下たちの反応に笑いが漏れた
・ひとしきり男どもが騒いだ後のナスカの無言がツボにクる
・ギャグじゃないけど、クリムソンの助手のシャンタオに癒される
……とのことでした。
シリアスな世界観のANですが適度に息抜要素が入ってはいるワケです。
絶望しっぱなしってのはサイトウ的にもイヤなのでねぇ~
なので
このスタッフブログでは基本明るく行こうと。
面白画像などもなるたけ満載で行ければなとは思っておりますのでどうぞお楽しみに!
最後に、皆様からのお便り100万通くらい待ってます!
特に、いけちゃん先生への励ましのお便りなんかがとってもありがたいです!!
でも
なんでもいいので『書きたくなったときがメールを送るとき』っという軽いノリでどしどし送ってくださいね?
それではまた来週!