夏空のモノローグ portable 発売記念!

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オトメイトスタッフブログをご覧の皆様、こんにちは!

【夏空のモノローグ portable】担当、
デザインファクトリーの 一(にのまえ)ジョー と申します。



 来たぜえええぇぇeee!!  発売日ィ!!(*´∀`*)



ということで!
本日は【夏空のモノローグ portable】発売日となります!
新規入部の皆様、そして再入部の皆様、長らくお待たせ致しました。


――終わらない夏の一日。

――そして土岐島高校科学部、最後の一日。

――2年以上の時を経て、今再び【7月29日】の時計が動き出します。


貴女も科学部の一員として、
本作の世界を存分に遊びつくしていただけることを願っています。
ではでは! 【夏空のモノローグ portable】発売記念記事スタートです!


 

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◆夏空 最新情報

 ではではいつも通りに、
 【夏空PSP】の最新情報についての紹介です。


▼発売記念SS

 明日21日(木)公式サイト更新にて、
 【夏空のモノローグ portable 発売記念SS】が公開されます。こちらもちろん書き下ろし!
 相変わらずの宣伝(?)を繰り広げる彼らを、どうぞご期待くださいませ。

 

▼B's-LOG様

 昨日19日発売号の見開き、ご覧いただけたでしょうか!?
 ジョー的にはその見開き1枚だけでも、とても感慨深くなってしまいます。
 それはとある理由からですが……もちろん、未プレイの方にとっても、
 素晴らしいイラストには変わりありませんので、どうぞご覧になってくださいませ!

 また今号には描き下ろしSS、キャラクターからのコメント、
 短いですが我々制作陣からのコメントも記載させていただいておりますので、
 是非GETしてくださいませー。

 

 ▼公式サイト&人気投票

 皆様、投票ありがとうございました!
 こちらもいよいよ明日公開でございます!! 発表は 【公式サイト】 にて行われます。
 TOPページに専用バナーが追加されますので、そちらをご覧くださいませー!!

 【夏空のモノローグ portable】公式サイト↓
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 また公式サイトでは、以下のコンテンツが公開中。

・体験版(PS2時代と同じものです)
・OP映像
・PV映像
・製品-特典情報
・サンプルCG
・応援バナー
・キャストコメント

その他、主題歌情報やキャラクター、舞台紹介などなど
盛りだくさんですので、そういえばまだ見て無いなー、
という貴女もどうぞお気軽に覗いて見てくださいませ~。 


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◆原画先生 集合コーナー

 正直、移植作品だし、みんな忙しいし……
 発売記念とはいえ、ブログ用に描き下ろしは難しいかな……
 ――そんな風に思っていた頃が僕にもありました。



    な  ん  と  !  !  (@Д@)



 描いてくれちゃいました!! その優しさにハゲあがりそうです。
 ええ、それはもう、白華のアシヤド〇マンのように。
 私にチョコくれた愛すべきハゲです。 ⇒ コレ
 ちなみにお返しちゃんとしましたよ(-ω-)フッ


 今回参加してくれたのは、
 【AMNESIA CROWD】       花邑まい先生。
 【白華の檻 ~緋色の欠片4~】 いけ先生。
 【夏空のモノローグ portable】  ろく丸。   以上3名です!!


いずれも素晴らしいイラストですよー。
それではまず、TOPバッターを務めるのはこの御方!

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……部長ですね。
紛れもなく、土岐島高校科学部部長の沢野井宗介ですね。
ポーズからなにから何まで、完全に彼以外にありえない感じですね。
ほら、見てください。彼の変態らしさ素晴らしさが光輝いています。
きっとこれから自慢の発明品爆弾を持ってきますよ。皆、逃げろ。

「おお……来た……! 来たぞ! パーフェクツ・インスピレーション!!
 素晴らしきかな我が頭脳! 我が才能!」

以上、 『花邑まい』 先生より
沢野井宗介でした。ありがとう!








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続きまして!
科学部ツンデレ代表、篠原涼太くんです。本人は否定してますがね。
誰から見てもツンデレです。仲良くなると、ツンデレデレデレツンデレツンツン♪
という、盆踊り的なリズムも奏でられるくらいにはツンデレです。俺は何を言っているんだ。
ともかく素直じゃないひねくれボーイですが、どうぞ愛してやってくださいませ。

「別に話すことなんてないですが……
 先輩が話したいというなら、相手をしてあげますよ」

以上、 『いけ』 先生より
篠原涼太でした。ありがとう!








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ラストはもちろんこの人、ろく丸です!
描いてくれたのは本作メインヒーロー、木野瀬一輝。
……カウントダウンのボイスがねえ……いいんだ……ほんと素晴らしいんだ……。
最近、木野瀬は天使の表情が多くて、コワモテ設定をジョーが忘れてるんじゃねーの疑惑。
いや違うんですよ? 普段顔怖い人が微笑むと、凄い優しかったりするじゃないですか?
つまり、そういうことです(`・ω・´)ドヤア

「――お。科学部に入ってくれるのか? ありがとう、歓迎するよ。
 これから宜しくな」

以上、 『ろく丸』 より
木野瀬一輝でした。ありがとう!



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◆開発者コメント 01

続きましてー……こちらも恒例化しておりますが!
開発陣よりちょっとばかり、コメントを!
ではでは、原画担当『ろく丸』からです!

 


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

お久しぶりです。原画担当のろく丸です。
夏空は移植に至るまでかなり間が空いた作品ですが、
今遊んでも新作に引けを取らない作品に仕上がっていると思います。


せっかくなので今回のグラフィック関連に触れますと、
2年半(開発的には3年以上)前と今とでは多少絵柄に変化が出てしまうのですが……
移植にあたって描き下ろしたイラストは、なるべく当時のものから逸脱しない範囲で調整しています。
プレイ中にいきなりガラッと絵柄が変わったら、驚きますものね。

ですがジャケット関連のイラストなどでは、
『あれ?』と感じられた方も少なくはないのではないでしょうか。
と言いますのも、パッケージや描き下ろしイラストに関しては構成に少々変化を加えております。
具体的に説明すると専門的なことになってしまいますので今回は省きますが、
『明日を信じられる幸せ』を表現した一枚になるように心がけました。

木野瀬の笑顔がいつも以上に爽やかなのも、きっとこのせいです(笑)

そんな経緯も交えつつ完成した【夏空のモノローグ portable】、
皆様のお手元に届けられる日を迎えられて本当に良かったです。
今年は土岐島高校科学部として、7月29日を満喫してくださいね!
そして彼らと一緒に7月30日を望んでいただければ幸いです。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

ということで、
原画担当『ろく丸』からのコメントでした。ろく丸、ありがとうー。

 再び動き出す、夏の物語。
そして見えてくる新たなる科学部の一面。
彼女の描いた、最高のメンバーたちをどうぞお見逃しなく。





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◆開発者コメント 02

続きまして、本作ライター『西村悠』からも
忙しい中コメントをもらっています!
ではではどうぞ!


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

『夏空のモノローグ portable』発売おめでとうございます!
シナリオ担当の西村悠です。

発売記念ということで、僕もコメントをと参上しました!

僕にとって、『夏空のモノローグ』は本当に特別な作品です。
多分これからどれだけ仕事を重ねていったとしても、それは変わらないと思います。
当時の、自分の持てる技術と情熱を全てぶつけて創り上げた物語です。
物書きとしてひとつのターニングポイントであったとも、思っています。

この作品は自分の総決算となるように、誰に対しても、
これが自分の代表作だと胸を張って言えるものを創ろうと思っていました。
必死にキーボードを叩いていた記憶があります。


自分の持つ全て引っ張り出して陳列し、必要なものを組み合わせていきました。
物語上必要だから用意したテーマではなく、自分の中に常々あった「明日とは何か」という
疑問を切り取って、真正面から向き合っていこうと思っていました。

多くの人が経験しただろう、あるいは多くの人が経験するだろう、
(そして多くの場合うまくいかなかったであろう)初恋とか、
人生に壁のようなものを感じてためらう瞬間とか、踏み出す1歩の希望と恐れとか、
誰かを失う痛みとか、誰の身にも起こりえることに向き合い、
それを物語にしようと思いながら書いていました。

物語ならではの劇的な要素も多分にあるものの、
その根本にある『普通のこと』の喜びや痛みを重視しようと思っていたのです。

書いている間は、物語を書いているというよりは、
物語に書かされているような気持ちでしたね。
キャラクターは勝手に動き出し、スルスルとそれぞれの物語が繋がっていきました。


また作品の展開については、ファンの皆様に本当に恵まれた作品だと思っています。
皆様の声に背中を押される形で、サウンドトラックが出てビジュアルファンブックが出て、
ドラマCDが出て……約3年の時を経て、このたびの移植に結びつきました。
本当に、ファンの皆様のおかげです。ありがとうございます。

 

さて、暑苦しい話ばかりでもいけません。
皆様が夏空の世界観や物語をより深く楽しむために、僕も何かできないかと思い悩んだ結果――。
キーワードで語る、夏空シナリオ一言裏話を順不同で適当に展開したいと思います!
ぜひ、肩の力を抜いてお楽しみください。 


■夏空のモノローグ:
このタイトルには紆余曲折がありまして……。
ループする日と発売日をリンクさせようと構想を練っていた際、
元々は『7月6日のモノローグ』だったのですが、そもそも発売日が7月29日じゃん!
ということに気付き、『7月29日のモノローグ』ではゴロが悪すぎだろう、ということになり、
このタイトルに変更。命名は本作ディレクター、一Dでございます。


■土岐島市:
背景とは別に、地形・人口などは、静岡県熱海市を参考に設定しております。
名前に島とあることから、本当に島だと思われがちですが、
どこかの半島にある市のひとつ、という設定です。
土岐島市はそのまま『時の島』をイメージしています。
時の流れから切り離されている――といった感じですね。


■アンケート:
PS2版が発売になった際、キャラ人気投票が行われました。
沢野井が奇跡の0.8%を獲得し、一Dと大笑いしてしまった経験があります。
あと好きな季節というアンケートでは、秋が1位に輝いていました。
『夏空』のモノローグのアンケートなのに秋なのかと、これまた驚き。
色々と予想外な結果でした。今回はどうなんでしょうね。結果が楽しみです。


■木野瀬:
隠れ中二病の木野瀬。今回のある特典でいかんなく発揮されてますね(笑)
料理が得意、スポーツ万能、顔が怖いなど色々オプションが付いていますが、
根本のキャラコンセプトが『そのへんにいそうな普通さ』です。
学生時代ってこういうことあるよね、的な言動が多いのが特徴でしょうか。
なぜか記憶に残っているセリフが
「日替わり弁当が……日替わらない! ずっと……メンチカツ弁当のままなんだよ!」
だったりします。


■カガハル:
スタッフ内でも、カガハルで通っている彼。
加賀陽という漢字であったことを時々忘れます。
ちなみに彼の名前は、最初から、
名字と名前を続けて読みやすい名前にしようと思って考案しました。
主人公への愛が溢れています。乙女ゲー界での、
主人公への告白回数についてはきっと1位だと思います。異論は認めます。


■沢野井:
無茶をさせれば夏空1。彼が中心のイベントは軒並み現実味がないという、
ひとり世界観ブレイカー。スタッフは(そして執筆している僕自身も)
こいつと恋愛なんて出来るのか? と危ぶんでいました。
よかった……ちゃんと恋愛してくれて本当によかった……。


■篠原:
実は、企画初期段階では、彼は存在しませんでした。
その後吟味を重ね、追加されたのが彼――篠原涼太なのです。
執筆していくうちに、どんどん気持ちが入っていったキャラでした。
彼のルートでは、主人公の強さを引き出せたのもよかったと思います。


■浅浪:
大人代表。そしてダメな大人代表。
他の登場人物が思春期真っ直中であることを相対的に示すキャラでもあります。
なので普段はだらだらのぐだぐだですが、きちんと大人を強調しようとも思っていました。


■綿森:
ザ・アンノウン。ネタバレ防止のため語れることはあまり多くありませんが、
綿森は、ふわふわとして実体が掴めない感じを、
楓はひらひらと舞い落ちる儚い様をイメージしています。


■翔:
彼もまたネタバレ直結になってしまうので詳しくは語れません。
でも、すごく大人だと思います。本当に。


■小川葵:
本作主人公。地味ながらノリの良さを意識して書いています。
名前は大人しそうなイメージを意識してつけました。
最初はそこまで特徴的な人物にするつもりはなかったのですか、
最終的に無類の甘い物好きに。結構小ずるいところも?(笑)
テーマに向き合いつつも、あまり暗くなりすぎないように、
明るさを意識して書いたつもりです。


■ツリー:
名前そのまま、木っぽいイメージです。
不可解なもの、神秘的なものという意識を、
作品内で常に持たせることに一役買っていますね。


■雨:
今回、ループするの1日の中で意識して天候の差を用意しました。
同じ1日をループする話なので、演出が平坦にならないよう、
時間の切り取り方で、雨の鬱々とした雰囲気や通り雨の後の爽やかさ。
そういったもので、表現のバリエーションをつけたかったのです。

 

えー……この方式だといくらでも書けそうなのですが、
なんだか際限がなくなってしまいそうなので、とりあえずここまでにさせていただきます。

改めて、最後にファンの皆様へ。
この作品を長年愛してくださって、ありがとうございます。
そしてこれからこの作品に触れる皆様へ。
この作品が、皆様の貴重な時間を費やす価値あるものであることを
心から祈っております。

【夏空のモノローグ portable】をよろしくお願いいたします。
それでは、またお会い出来る日を楽しみにしつつ、失礼いたします。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

愛に満ち満ちていますね。
西村の半分は皆様の愛で出来ておりますので、
熱い声援を宜しくお願い致します。

ということで、 『西村悠』 からのコメントでした! 西村、ありがとう!




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◆あとがき

といった所で、発売記念ブログもそろそろ終了。
……あ、ちなみに、もうろく丸と西村がたくさん語ってくれたので、
ジョーはさっさと引っ込みます!(笑)

代わりに言葉ではなく、ジョーは背中で――
あ、ディスプレイ越しじゃ背中見せられないね。
あー背中で語れないわーマジ残念だわー(・ω・`)


改めまして本日、【夏空のモノローグ portable】発売。


応援してくださいました皆様、本当にありがとうございました。
また、この場をお借りしまして、製作関係者の皆様もありがとうございました。
大変な中、最後までの作業お疲れ様でした。

……あれなんか最終回みたいなノリになってきたけど、
まだまだブログは続きますよ!! 安心してください(笑)



――さて!!  今日からまたあの騒がしい科学部が動き出します!
 【夏空のモノローグ portable】、がっつりと 遊び倒しちゃってくださいませ!!

それではまた次回、
皆様とお会いできることを願いまして――。

―ジョーでした。




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春でも夏空だぞ、しょっくーーーーーーん!!



 

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