ワリコミ!「真・翡翠の雫 緋色の欠片2 ポータブル」発売記念!!

いよいよ本日発売ですね!
真・翡翠の雫 緋色の欠片2 ポータブル!!


こんにちは。真・翡翠の雫においてシナリオを担当いたしました。西村悠です。
いやー真・翡翠の雫もPSPに移植ですかー!
これはお祝いしなくてはと、世間様の目の届くところまで浮上して参りました。

真・翡翠の雫についての様々な事柄は
オリジナル版のブログを担当させていただいた際に語らせていただきましたので、
そちらを読んでいただければと思います。
興味がおありの方は以下を参考にしていただければと!

 ワリコミ! 真・翡翠の雫 キャラの魅力をご紹介!
 ワリコミ! 真・翡翠の雫 キャラの魅力をご紹介!2
 ワリコミ! 真・翡翠の雫 緋色の欠片2 祝!発売記念のご挨拶

本日はささやかではありますが、担当スタッフからのオススメポイントや、
特別ゲストの佐倉さんからのお祝い絵などをご紹介できればと思います。

それでは、しばしの間、お付き合いください。

 


▼進行担当よりオススメ! 追加要素のお楽しみポイント♪


皆様、はじめまして。
【真・翡翠の雫 緋色の欠片2 ポータブル】進行担当の山崎です。

本日は、真翡翠のポータブル版の発売日ですね!
いよいよ皆様に新たな真翡翠をお披露目できる日がやってきて、
開発に携わった者としてとても感慨深いです。

今回は、移植にあたって新たに追加された要素についてご紹介させて頂きます。


【ミニゲーム・魂鎮めの詞】

本編クリア後に特典に追加されます。
すでに雑誌などでご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
本ミニゲームはLv1からLv5までのステージ制となっております。
 

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Lv1からLv4までは、主人公が妖を浄化していく修行を初心者でも
手軽に楽しめるアクション形式でプレイすることができます。



中でも本ミニゲームの一番の目玉は、最終ステージです!
Lv5に到達しますと、こうしてキャラクターを選択して……

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このステージでは、守護者たちとちょっとした言葉のキャッチボールを
楽しむことができるのです。

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上手く会話が弾むと彼らと甘~い雰囲気になり、
単なるミニゲームとは思えない、胸キュン必至の言葉をかけてもらえます。

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個人的に一押しなのは賀茂です!
本編でもいじられキャラとしての地位を確立しつつありますが、
ミニゲームでもそれは健在です。
是非皆様で、いじっていじっていじり倒してあげて下さい。

そして、最終ステージを見事クリアすると、
そのキャラクターのシステムパーツを取得することができます。
タイトル画面や特典画面の背景をキャラクター固有の物に変更することができるんです。
これはもう、全員分を是非皆様にも見てもらいたいです!
真・翡翠の雫らしい、とても素敵なデザインになっております。
取得したパーツは、タイトル画面の「設定」から自由に変更できますので、
皆様のお気に入りのキャラを選んで下さいね。


以上、新規要素についての紹介でした。
一言でまとめると「おススメは賀茂でシステムパーツは全員分見てほしい=ミニゲームコンプリートしてね!」ということです。
だいぶ主観的なまとめになってしまいましたが、一番伝えたかったことなのですっきりです。

是非皆様【真・翡翠の雫 緋色の欠片2 ポータブル】を宜しくお願い致します。
進行担当の山崎でした。


▼特別ゲスト・佐倉たくとよりお祝いイラスト

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山崎さん、そして佐倉さん、どうもありがとうございました!
追加要素については、実際に遊んだ皆様がどんなふうに楽しんでくださるかが楽しみです。
そしてかわいくデフォルメされた加奈と沙那には癒されました!


▼シナリオ担当より制作秘話

さて、このままお別れではあまりにも味気ない。
真・翡翠の雫の魅力をお伝えできる新しい話題は何かないものか……と
考えあぐねた末『制作秘話』みたいなものを書いてみるのがよいのかなと
思い至った次第です。

ここから先は、真・翡翠の雫のシナリオ完成までの経過と
その時々の僕の考えなどを正直に語っていきたいと思います。
いわゆる制作秘話というヤツです。
あくまでシナリオを担当した僕の視点での制作時の雑感をまとめたものですが、
しかしながら真・翡翠の雫の本質の一端に迫れるよう配慮したつもりです。
ちょっと真面目で重いお話になってしまうかもしれませんが、
お付き合いいただければと思います。

まずは制作に入るきっかけ。

上司:翡翠の雫のリメイク版を作ろうと思う。
僕 :え?
上司:ついては西村くん、シナリオよろしく。
僕 :えぇ!?

とまあ、まさに寝耳に水状態で始まりました。
本当に正直なことを言いますと、
僕は最初、リメイクに対する楽しみと同じくらい不安も感じていました。

理由はふたつありました。
第一に、すでに完成し製品となっているものに手を入れることの難しさがあります。
リメイクするとなれば、『すでにあるものを解体して新たに味をつけ直す』ことが
求められます。従来の作品を愛してくださっている皆様にも、
今回の作品で初めて翡翠の雫に触れる方にも、
喜んでいただける味付けでなくてはいけない。
当然求められるクオリティはオリジナル版以上となります。
それは少なくとも僕にとって、ハードルの高いことのように思えました。

第二に、僕自身がオリジナル版の『翡翠の雫 緋色の欠片2』に関わっていなかったこと。
緋色シリーズ初作『緋色の欠片』ではメインシナリオを担当させていただきましたが、
『翡翠の雫』には残念ながら、諸事情あって参加することができませんでした。
そんな自分がリメイクに手を出してはたしてよいものかどうか、
悩みに悩みました。

しかし、一度任された以上、前向きに考える必要があります。
当時、真・翡翠の雫の制作ラインの管理を担当することになった松本Dと相談しつつ、
とにかく大変難しい仕事であることだけは覚悟して、制作に臨むことにしました。

まずやらなければいけないことは、翡翠の雫について知ることでした。
オリジナル版の企画書に目を通し、シナリオを熟読し、実際にゲームに触れ、
オリジナル版翡翠の雫のディレクターである藤澤氏にお話を聞き、
ユーザー様からの感想アンケートを拝読し、およそ翡翠の雫に関わる、
手が届くほとんどの情報に触れたような気がします。
翡翠の雫におけるシナリオの本も注意書きの付箋を張りすぎて
ハリネズミのようになってしまいました。

すでに出来上がっているものを改めて作り直すことの難しさを感じつつ、
僕は松本Dと相談し、藤澤氏の監修の元、シナリオの概案を構築していきました。

結果――。
緋色の欠片のキャラクターは、今回は出さないこと。
序盤にキャラクターへの感情移入を促す新しいイベントを配置することなどが決定し、
必然的に、シナリオのほぼ全て新しく書き直した新規シナリオに置き換えることが
決定されました。

どう味をつけ直すかという点において、
オリジナル版が『緋色の欠片』の世界観と繋がっていることを強調した作品であるなら、
今作は『翡翠の雫』単体でドラマチックに機能する物語としよう、という方針です。

自分たちの問題を自分たちで解決するために困難に立ち向かう物語にすること。
そうしなければ、リメイク版として公開する意味がなくなる、ということは
制作者全員の意見が一致するところでありました。

さて、いよいよ準備が整い、実際の執筆作業に入ります。

ゲーム制作というのは常に時間との戦いであり、この企画も例外ではありません。
僕と松本Dは毎日のようにカレンダーを睨みつけ、
日々作業の進行具合を確認し合っていたような気がします。

序盤から中盤にかけて、心がけたのは
登場人物全員の立ち位置と関係性をはっきりとさせることと、
彼らの心情に触れることができるよう、
主人公を中心とした絆が築き上げられる様をより深く描写していくこと
の2点です。

登場人物全員の心情を理解し、理解した背景や気持ちを物語の中に
練り込んでいく過程で、僕自身、この作品に対する思い入れも深くなっていきました。

ゲームの開発というのは不思議なもので、困難であればあるほど、
その作品やキャラに対して愛着が湧いてきます。

シナリオを書くたびに、主人公や晶や克彦やその他の登場人物たちへの感情移入も
強くなっていきました。
同時に『どうしても面白いものにしたい』『面白いものでなければいけない』
という気持ちが、制作が進むにつれ、ほとんど強迫観念と言っていいくらいまで
強くなります。

まあそれも当然と言えば当然です。
制作に入っている間はほぼ例外なく、頭の真ん中にドンと制作している作品が居座ります。
食事をしていていも風呂に入っていても、
下手をすると夢の中までキャラクターが登場してきます。
寝ても覚めても、考えることは作品のことばかりです。

真・翡翠の雫でもそれは同じことでした。
熱に浮かされたように書いていました。

ひたすらキーボードを打ち続け、主人公である珠洲が笑っているシーンは
こちらも笑い、泣いているシーンでは泣いていました。

中盤から終盤にかけての盛り上がり。
緋色の欠片のキャラクターは一切出さず、彼らの力だけで状況を乗り越えようとする。
この部分は特別感情を込めて一気に書き上げました。

締め切り当日、台本発送ギリギリの時間まで、シナリオに向き合いました。
松本Dと顔を突き合わせて最後まであーでもないこーでもないと議論を続けました。

そして……なんとか無事書き上げた瞬間、ぶっ倒れました。

とにかく、やれるだけのことはやったという満足感はあります。
オリジナル版と比べてどちらが好みかは、
これはもう皆様の好みの問題もあると思います。
どちらにもきっと、よいところと悪いところがあるのでしょうし、
そこは遊んでいただいた皆様の判断にゆだねたいと思います。

ただこれだけは言えます。
魂、こもってます。

以上です。


えー……大丈夫かな。大分暑苦しく恥ずかしい感じになったような気もします。
どうなんでしょうか……宣伝に……なってます、か?

作品の裏側を表に出してしまうことは、あまりよくないことではないかな、
とも思うのですが、同時に、興味ある作品は裏の裏まで知りたくなるのも、
人情というものだとも考えております。

この記事が、手に取ろうか悩んでいる方の後押しになることを祈りつつ。

シナリオ担当西村より、発売記念のお祝いでした!!
『真・翡翠の雫 緋色の欠片2 ポータブル』 よろしくお願いいたします!
 

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