オトメイトスタッフブログをご覧のみなさん、こんにちは。
【華鬼 ~恋い初める刻 永久の印~】担当、デザインファクトリーの麻倉です。
今週から公式サイトが毎週更新となっております!!
新たな情報に加え、今回は最後の用語説明が載っておりますので、
どうぞ皆さん、最後までお楽しみくださいませ~。
ではでは、今週も元気に華鬼スタッフブログスタートです!
▼公式サイト
更新その1:登場人物に華鬼・三翼の私服を追加
華鬼と三翼の私服を公開いたしました~。
華鬼はあまり服装に興味はなさそうですが、水羽なんかはなかなかのおしゃれさんです。
麗二はその落ち着いた雰囲気にあったシックな装いですし、動きやすそうな服装は光晴にぴったりですね。
更新その2:製品情報に店舗特典を追加
店舗特典がついに公開でございます!!
ドラマCDなどなど、バラエティに富んだラインナップとなっておりますので、
詳細は公式サイトをご覧ください。
ではでは、お好きな店舗で華鬼をお買い求めくださいませ~。
更新その3:関連商品に書籍情報を追加
関連商品に原作となった書籍版の情報を掲載いたしました。
既に発売されている書籍のみの情報ですが、ゲームから華鬼を知ったと言う方にはオススメの書籍です。
▼限定版特典&予約特典 ドラマCD
以前限定版特典と予約特典にドラマCDがつきますよー、とご紹介させていただきましたが、
今回はそのドラマCDの内容をちらっと公開いたします。
まずは限定版特典【鬼ヶ里高等学校文化祭演劇『新訳赤ずきんちゃん』】です!
国一 「むかしむかし、あるところに、とても可愛らしい女の子がいました。
その女の子はおばあさんが作ってくれた赤い頭巾をいつも被っていたので、
みんなは【赤ずきんちゃん】と呼ぶようになりました」
麗二 「私の可愛い、可愛い赤ずきん。
一体どこに……まあ、おまえはそんなことをしなくてもいいのよ。さっ、ソファでお休み。
今、紅茶を淹れてあげるからね」
国一 「台所で食器の後片付けをしていた赤ずきんちゃんは、
おかあさんに半ば引きずられる形でソファに連れて行かれました」
麗二 「……そうそう。紅茶に合うクッキーが手に入ったのよ。
今日は親子水入らず楽しく過ごしましょうね」
国一 「おかあさんは赤ずきんちゃんに、病気のおばあさんのお見舞いに行くよう頼みました」
麗二 「あらあら。ナレーションの分際で私と赤ずきんの蜜月を裂こうなんて、100年早いのよ」
光晴 「……おかあさんがナレーションに話しかけてどないするんや?」
水羽 「……僕に聞かないでよ」
国一 「おかあさんは赤ずきんちゃんにおばあさんのお見舞いの品として【ケーキ】と【ブドウ酒】を渡しました。
赤ずきんちゃんは素直に頷くと、家を出て――」
麗二 「私の可愛い、可愛い赤ずきん。
知らない人に話しかけられたらおかあさんの名前を大声で呼ぶんだよ。
悪者はおかあさんがやっつけてあげるからね!」
光晴 「……おかあさん、必死やな」
水羽 「あれ、庇護翼の力を躊躇なく使うって宣言してるしね。
……やっぱり出番が少ないこと、根に持ってるのかなぁ」
麗二 「……2人とも、聞こえてますよ」
国一 「こうして、赤ずきんちゃんはおばあさんのお見舞いに行くため、家を出て行きました」
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まだまだ冒頭、赤ずきんが家を出るところですが、すでに嫌な予感がしていますね……。
ちゃんと赤ずきんの物語どおりに演劇が進むとは思えませんが、
舵取り役であるはずのナレーション、国一に頑張ってもらうしかありません!
国一の雄姿をみんなで見守りましょう!!
聞き所その1:配役
冒頭でわかっている配役は麗二がおかあさん、国一がナレーションということだけですね。
他にも赤ずきんには「オオカミ」「おばあさん」「狩人」などがいます。
ん? 待てよ、残っている役は3つ、残っているキャラは4人。
配役が1つ足りません!
ということで、赤ずきんちゃんに不要な役が出てくるかもしれませんが、
それは聞いてからのお楽しみということで!!
聞き所その2:敵、味方が入り乱れ!
本編では主人公たちを狙う存在として登場する国一と響ですが、演劇ではそんなこと気にしてはいけません!
みなさん仲良く「赤ずきんちゃん」を演じましょう!!
といきたいところですが、冒頭ですでに私情を持ち込んでいる気が……。
無事演劇が終わるかどうかは、やっぱり国一次第です。
続いて予約特典の【華鬼戦隊キガサトマン】です!
光晴 「……あかん! なんなん、最近!? ちょっと出動多すぎとちゃうか!??」
麗二 「イエローさん、うるさいですよ。
悪の帝王の動きが活発化していることは、私の耳にも入っています。
つかの間の平穏くらい、静かに過ごさせてください」
光晴 「せやかて、ブルー。なんで、毎回毎回、あいつらピンクを狙いよるん?」
麗二 「知りませんよ、そんなこと。私が聞きたいくらいです」
水羽 「っていうかさ、なんかピンクはレッドの人質っぽいけど、
そういうやりかたって、卑怯でほんんんっとムカつくよね……!」
麗二 「確かに、そういう節はありますね。
まったく、レッドのためなんかにピンクを狙うなんて万死に値しますよ」
華鬼 「……うるさい、俺の安眠を邪魔するな」
光晴 「なんや!?」
華鬼 「だから、うるさいと……!」
光晴 「レッドかいな……、驚かすなや! いきなり話しかけたら、ビックリするやろ!」
華鬼 「うるさい、早くここから出て行け」
光晴 「なんやと、こら! もういっぺん言ってみぃ」
水羽 「ほらほら、イエロー座って。レッドも威嚇しないの!
悪の帝王を倒すのが目的なのに、僕たちで争ってても仕方ないでしょ?」
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出動が多すぎると光晴がぼやきながら、麗二、水羽と共に作戦会議室へ。
会話の内容から悪の帝王を倒すことが目的だということがわかりますね。
作戦会議室で昼寝をしていた華鬼に威嚇される三人ですが、
こんな調子で悪の帝王を倒すことができるのでしょうか……?
聞き所その1:悪の帝王のフリーダムさとマント
悪の帝王は冒頭ではまだ出てきていませんが、うすうす誰なのか感ずいている方もいらっしゃると思います。
ここでもその悪役っぷりを見せてくれる彼ですが、悪の帝王なので、マントを羽織っています。
音だけのドラマCDではわかりにくいかも知れませんが、ことあるごとにこのマントを翻してきます。
そのマントを翻す音にはディレクターのこだわりが何故か詰まっています。
聞き所その2:戦隊モノと言えば……
冒頭で数名カラーリングが判明していますが、
戦隊モノのカラーリングはそのポジションを現しているといっても過言ではありません。
レッドはリーダー、ピンクは紅一点、イエローはカレーが好き、など、様々です。
そんなカラーリング談義ももちろん収録しております。
聞き所その3:みんなで必殺技
戦隊モノのラストと言えば、みんなで必殺技を炸裂させ、敵を撃破!! というのがお決まりですね。
華鬼戦隊キガサトマンもそのお約束を外れることはありません!
自分の考えた必殺技をキャストさんが叫んでいるときは赤面ものでしたが、
お約束ははずせませんからね!!
今回は限定版特典と予約特典のみの抜粋でしたが、
店舗特典も公開されましたので、またの機会に店舗特典の抜粋もしたいと思います。
【光晴先生の予習復習用語説明 ~選定ってなあに?~】
光晴先生
「はいはーい、皆さん席についてくださーい、って、なんでみんなおるん!??」
早咲水羽
「今回は最後ってことで、みんなで光晴の引き立て役に徹してあげようと思って」
高槻麗二
「有終の美を飾れるよう頑張ってください。
期待していますよ」
貢国一
「俺は、今の三翼が頼りないから、しっかりと見届けてやらないとと――」
木籐華鬼
「さっさと終わらせろ」
貢国一
「おい、木籐華鬼、俺の話がまだ終わっ――」
堀川響
「なんだ、鬼頭しかいないのか……。
鬼頭の花嫁と鬼頭がそろうと思ったんだけど、残念だよ。
ということで、はやく終わらせろよ?」
貢国一
「…………」
光晴先生
「なんか、メンバーの半分はやる気なさそうやけど……、まあええわ!
今日の授業は【選定】についてや! みんなよお聞いとけよ!!」
貢国一
「そうか、ならまず俺が選定の目的について――」
早咲水羽
「はいはいはーい、貢くんは黙っていようねー。
光晴先生、どうぞ続けてください」
光晴先生
「お、おう。……水羽はなんやえらく貢の扱いに慣れとらんか?」
高槻麗二
「そこは深くつっこまないであげてください。
水羽さん、以前先生をしたとき相当苦労されたようですから」
光晴先生
「わ、わかった――気を取り直して、選定の目的の説明や。
強い鬼とその花嫁に関わることを【上】が選び定める、それが選定や」
早咲水羽
「先生ー!
華鬼が、強い鬼とその花嫁に関わることってなんですか、って聞いてきます!」
木籐華鬼
「水羽……!」
早咲水羽
「先生、早く答えてあげてくださーい」
光晴先生
「おー、木籐くん、ええ質問やな~。
目つきと口と態度はめっちゃ悪いけどやる気満々やな!!」
木籐華鬼
「……ちっ、後で殺す」
光晴先生
「強い鬼に関わることっていうんは、
んーそやなぁ、……例を挙げるなら鬼頭の庇護翼やな。
鬼頭の庇護翼、つまり【三翼】は【上】が決めるんや。
強い鬼の庇護翼に選ばれるっちゅうんはごっつ名誉なことなんや」
堀川響
「それのどこが栄誉なんだ?
庇護翼になるってことは、主人の花嫁が生まれたら十六年間守らなきゃならないんだぞ。
そんな面倒押しつけられて喜ぶなんて正気か?」
貢国一
「なにを言ってるんだ、響!
三翼に選ばれることは最高の栄誉だ。
主人に尽くしてこそ庇護翼だろう!!」
堀川響
「……だったらお前、俺が三翼に選ばれても同じことが言えるか?」
貢国一
「響は三翼より鬼頭になるべき鬼だ。
三翼なんてとんでもない!
もしお前が三翼に選ばれていたら【上】に抗議してでもやめさせてた」
堀川響
「だろう?
三翼に選ばれて栄誉だなんて思うわけがない」
貢国一
「そうだな。確かにその通りだ」
光晴先生
「……今、さらっと話の方向ねじ曲げたな。
貢はなんで気づかんのじゃ」
高槻麗二
「ああいうタイプは後で過ちに気づくんですよ」
早咲水羽
「ちょっと! 雑談してたらいつまでも先に進まないでしょ!?
先生しっかりしてよ」
光晴先生
「おお、せやった。
普通、庇護翼は鬼個人が探して依頼するんや。当然断わられることもある」
高槻麗二
「そうですね。
でも、三翼だけは【上】がその決定権を持ち、相応しい鬼を選定します」
光晴先生
「鬼頭の花嫁になる大切な娘を守る庇護翼や。
【上】が選びたがるんも納得やな」
堀川響
「くだらないな……。
【上】の意向なんてどうでもいいだろう。
それとも三翼は、その程度の説明も簡潔にできないほど無能か?
私見を挟まずさっさと次の説明をしたらどうだ」
光晴先生
「お前が言うな!」
早咲水羽
「先生も安い挑発にのらない!!」
光晴先生
「ぐ……。あとで覚えとけよ。
えー、続いて強い鬼の花嫁に関わることやな。
強い鬼がなにかの理由で花嫁との婚姻を破棄したとき、新しい鬼を決めるんも【上】の仕事や。
これも通常は選定って言われるもんやな」
早咲水羽
「鬼ヶ里って基本的には自由恋愛だけど、やっぱり強い鬼の花嫁はそれだけ特別ってことだね。
神無は絶対そんなことにならないって信じてるけど!」
木籐華鬼
「……俺には関係ないことだ」
光晴先生
「華鬼が婚姻を破棄したら、神無ちゃんは俺が責任もって幸せにするからなんも心配いらん!
もちろん破棄せんでも俺が幸せにする!!」
高槻麗二
「なにをおっしゃってるんです、光晴さん。
神無さんを幸せにできるのは私だけですよ」
早咲水羽
「こんなところで争わないでよ……。
――いい加減にしないと、僕、怒るよ?」
光晴先生
「は、ははははは。えっと、先進めるか。
そやなー、次は選定委員についてかな」
貢国一
「選定委員について、か。
そうだな、彼らは――」
堀川響
「国一、お前の回じゃないだろ?
黙っていろ」
貢国一
「す、すまない……、話があまりにも脱線するものだから……」
光晴先生
「いや、なに言ってんねん。お前も充分邪魔しとるって。
なんでいきなり部外者みたいな顔するんや。
――まあ、ええわ!
選定委員っちゅーんは、【上】のかわりに、実際選定を推し進める集団や。
選定開始の通達、および各種伝達、強い鬼の花嫁になった娘を護送したり、
【上】の指示でその花嫁に相応しい鬼を選ぶのもこいつらの仕事や」
堀川響
「言ってしまえば、【上】のパシリか」
高槻麗二
「パシリといってもその役割は重要ですよ。
それに、彼らも【上】に選ばれた優秀な鬼たちです。
あまり甘く見ないほうがいい」
堀川響
「優秀、か……。
本当に優秀なら使う立場にいるんじゃないのか?
使われてる時点でクズも同然だ」
光晴先生
「……なんでこう剣呑とするんかなぁ……。
あー、そうそう、さっきから【上】って言っとるけど、【上】の説明もせなな。
鬼の頭は鬼頭やけど、実権を握っとるんは【三老】っちゅー古老や。
この三人のことを一般的に【上】って言うんやな」
早咲水羽
「なんか三老って謎に包まれてるよね。
誰もその姿を見たことがないって聞いたけど……」
高槻麗二
「そうですねえ、居場所さえつかめないという話ですから」
光晴先生
「俺も実権は【上】ってことくらいしか知らんな。
華鬼は鬼頭なんやから、会ったことあるんちゃうか?」
木籐華鬼
「知らん。俺に聞くな」
光晴先生
「……ホンマに知らんのか。
華鬼も知らんのなら三老は謎につつまれとるってことで、
今日の授業はお開きや!!」
高槻麗二
「途中もそうでしたが、ぐだぐだな終わり方になってしまいましたね……。
これが用語説明の最終回でいいんでしょうか?」
早咲水羽
「光晴先生なんだから誰も期待してなかったでしょ?」
光晴先生
「なんやお前ら! 最初は期待しとるとか言っとったやん!
だいたい、説明すること少ない割に、生徒が多すぎるねん!!」
貢国一
「言い訳をするとは教育者の風上にもおけん奴だ。
教師というものは授業内容を考慮し――」
光晴先生
「じゃっかあしい。
説明することが少ないんは俺もわかっとったわ。
そ・こ・で!! こんなもんを用意したで!!
じゃじゃーん!!
その名も【光晴先生の予習復習用語説明特別編! ~執行部ってなあに?~】や!!」
木籐華鬼
「……バカなのか?」
堀川響
「へえ。鬼頭とはじめて意見が合ったな。
あれはどう見ても真性だろう」
光晴先生
「なんやと!?」
早咲水羽
「だから、先生は安い挑発にのらない!
で、なに? 執行部についての説明ってこと?
確かに生徒会と違って、鬼ヶ里高等学校独自の機関だしね」
光晴先生
「お、おう。執行部のことも知っとくと便利やろ?」
高槻麗二
「光晴さんにしては気のきいた企画ですね」
光晴先生
「【にしては】はよけいや! 俺かてちゃんと考えとるんや。
ほな、気ぃ取り直して説明いってみよか!
【政りごと】をつかさどるんが生徒会やとしたら、【祭りごと】をつかさどるんが執行部や!!」
早咲水羽
「先生ー、祭りごとってなんですかー?」
光晴先生
「そやなー、一般的な高校でいうと文化祭とか体育祭とかやな。
【祭り】と名のつくもんは全部生徒会やのうて執行部が企画運営しとる。
で、その執行部の会長がこの俺や!!!」
高槻麗二
「執行部のせいで毎月催し物があるから、先生方が困っていらっしゃいましたよ。
その責任は光晴さんということですね」
光晴先生
「あ、いや、そ、それは! 執行部のやつらが勝手に企画しよるから……!」
貢国一
「部下の管理もできないとは、嘆かわしい」
光晴先生
「俺かてがんばっとるんや……!
そ、それにみんな行事があった方が楽しいやろ!?」
堀川響
「毎度毎度ばかばかしい行事しかやっていないだろ?」
光晴先生
「バカバカしいとは失礼やな!」
木籐華鬼
「こんなバカが会長だからな。
確か、執行部の会長はつかいっぱしりだったか」
光晴先生
「なんやて! それを言うなら生徒会の会長かてお飾りやないか!!
俺より働いてへんのになんでそんな偉そうやねん!」
木籐華鬼
「――もう話は終わったらしいな」
光晴先生
「へ?」
木籐華鬼
「俺は帰る」
光晴先生
「あ! ちょお待ちぃ!!」
堀川響
「俺も帰らせてもらう。
時間を無駄にしたな……」
貢国一
「待て響、俺もいく」
光晴先生
「な! まだ講義は終わっと――」
早咲水羽
「僕もお腹減ったし、そろそろ帰ろうかな~」
高槻麗二
「今日の夕ご飯はなんでしょうかね?」
光晴先生
「水羽と麗ちゃんまで……!?」
光晴先生
「…………」
光晴先生
「待ってー! 一人にせんといてー!!
俺もおいしい夕ご飯食べたいからおいてかんといてー!!!」
はいはーい、これで全6回でお送りしてきました予習復習用語説明も終了です。
華鬼をゲームで知ったというかたも、この用語説明で少し華鬼の世界を知っていただけたのではないでしょうか?
念のために、他の用語説明のリンクも張っておきますね。
見逃した回がある方は、こちらからどうぞ~。
【麗二先生の予習復習用語説明 ~鬼ヶ里ってどういうところ?~】
ではでは、2回分くらい詰め込んだ今回のスタッフブログもここで終了です。
また来週も華鬼スタッフブログをお楽しみに~。