皆様こんにちは。
【アーメン・ノワール】原画担当、デザインファクトリーのいけです。
もうすっかりマスクを装備した人々が街を闊歩する季節となりました。
そうです、花粉のシーズンです。
ということで早速ANキャラクターのマスク姿を想像してみましたが、
クーロンだけは花粉症の人ではなくただのヤンキーになる予感。
また、【ARMEN NOIR portable】やブログへのメールも有り難うございます!
公開される追加要素にたくさんの反応をいただけてとても嬉しいです。
私も原画として、とにかく4/12が待ち遠しくてなりません。
いただいたメールは全てしっかり読ませていただいていますので、
後日、返信コーナーでご紹介、お返事したいと思います。
それでは今週のANブログ、スタート!
■3/19発売のB's-LOGにて情報掲載!
19日に発売されましたB's-LOGにて、【ARMEN NOIR portable】の情報が掲載されています。
発売直前ということで内容盛りだくさん、
糖度の高いイベントCGと一部シナリオ抜粋を掲載して追加要素をご紹介!
まだご覧になっていない方は今すぐお近くの本屋さんへ。
■公式サイト更新!
公式サイト「CHARACTER」「GALLERY」が更新されました。
・サンプルボイスを追加
皆様お待ちかね、登場キャラクターのサンプルボイスが公開です!
一人につき3つボイスがアップされています。
サンプルボイスは主人公に対して優しく話しかける台詞や、
シリアスな台詞をメインに選んでみました。
一部コミカルなチョイスもありますが(笑)
どれも素敵なのでイヤホンまたはヘッドホン装備でご堪能ください。
・イベントCG4枚を公開
前回のブログでちら見せしたイベントCGがこちらでも公開されました。
画像右下の「シナリオを表示する」をクリックすると
新規シナリオの一部を読むこともできますので、あわせてご覧ください。
今回の更新で新規イベントCGが各キャラ一枚ずつ揃いましたので、
発売前の予習も兼ねてどうぞ。
■「オトメイトTiara」第26回目、配信中!
パーソナリティの鳥海浩輔さんが毎回ゲストと一緒にオトメイト作品を紹介する、
乙女のための情報番組、その名も「オトメイトTiara」!
本日、第26回が配信されました。
今月のゲストは「ARMEN NOIR portable」から、ソード役の小西克幸さんが登場です。
お馴染みのコーナーからANに関わるお話まで色々ありますので要チェック!
今回も追加要素に関するお話やAN関連のクイズなど盛りだくさんの内容です。
タイトル:オトメイトTiara (http://www.onsen.ag/)
配信日:毎月第2、第4金曜日配信
パーソナリティ:鳥海浩輔さん
■ステラワース様より 缶バッチ販売中!
ステラワース様の店頭ガチャガチャコーナーにて、
ANのちびキャライラストを使った缶バッチが販売中です!
全7種類、ぜひコンプリートしてくださいませ。
詳細はこちら→http://www.stellaworth.co.jp/top/shopinfo.html#kan
私たちANスタッフが実際にガチャガチャをまわしたレポートを
こちらのブログに掲載していますので、
興味のある方はそちらも読んでみてくださいね。
また、3月31日まで通信販売の予約も受け付けているようですので
遠方にお住まいの方はこちらをご利用ください。
缶バッチを入手できるチャンスです♪
予約ページ→https://www.stellaworth.co.jp/shop/item.php?item_id=7NqPIPqG1cI
■新規シナリオ紹介 第六回
このコーナーは、【ARMEN NOIR portable】で大幅に追加された新規シナリオの内容や
その中でのキャラクター、雰囲気を皆様に知っていただこうというものです。
第六回はゼクスです。
・【ARMEN NOIR portable】のゼクスは……
ノワールが所属するハンター組織、バウンティアのCEO、ゼクス。
ゼクスはかつてノワールにとって、また「ARMEN NOIR」にとっての
絶望の象徴でした。
そのゼクスの真意はどこにあったか
彼が本当に守りたかったものは何なのか。
そのすべてに、「ARMEN NOIR portable」で決着がつきます。
また、ゼクスルートでは
バウンティア、ファーム入り乱れてのやり取りが随所に見られます。
ゼクスという大きな存在の物語の中で
全員がそれぞれの立場で夢限界楼の未来、ノワールの未来に関わります。
それが大団円となるか、新たな終末への幕開けとなるか。
ゼクスとノワールは、2人でどう歩んでいくのか。
「ARMEN NOIR portable」開幕まで、いましばらくお待ちください。
・新規シナリオ抜粋
ゼクスの追加シナリオより、二箇所抜粋いたしました。
---------------------------------------------------------
◆◆抜粋1◆◆
ゼクス
「……おまえ、俺を怖いと言ってただろう。
今日は大丈夫だったのか?」
ナスカ
「あ……それは……うん。
今日は怖くなかった。どうしてだろう……」
ナスカ
「ゼクスがいつもと雰囲気が違ったから……
かな……服と髪型が違うから」
ゼクス
「格好の問題なのか?」
ナスカ
「格好と……それと……」
ナスカ
(……アシュラ……が、ないから?)
ゼクス
「言っとくが、おまえだって普段とは
全然雰囲気違うぞ」
ナスカ
「え……そう?」
ゼクス
「別人みたいで時々困った。
俺なんかが気軽に扱っちゃ
いけないような気分になったな」
ナスカ
「……いつもの私だけど……」
ゼクス
「そうだな。中身は変わってないらしい。
さっき花火を引っこ抜いたときに
やっとそう確認できた」
ナスカ
「……花火を引っこ抜いたからなの?」
ゼクス
「拗ねるな。普段のおまえらしいところが
見つかって、ほっとしたんだよ」
◆◆抜粋2◆◆
ゼクス
「……そうか……あそこはおまえの家か。
なら、守らないとな」
ゼクス
「……長話をしてすまなかった、ノワール。
シャワー浴びてもう寝ろ、明日も歩くぞ」
ナスカ
「……ゼクスは大丈夫?
辛い顔の理由は解決したの?」
ゼクス
「解決した……ということにしとけ。
おまえに心配されるようじゃ俺も立場がない」
ナスカ
「……ゼクスは私が辛いときに
そばにいてくれた」
ナスカ
「だから、私がゼクスの辛いときに
何とかしたいって思っても、
おかしくないと思う」
ゼクス
「……おまえの気持ちは嬉しいが、
俺はおまえが気にかける価値があるほど
良い人間じゃない。俺なんざ捨てとけ」
ナスカ
「…………」
ナスカ
「ゼクス……明日は、どこに行くの?」
ゼクス
「明日になればわかる。
……それまで待ってろ」
---------------------------------------------------------
普段のCEOの雰囲気から一転、気さくで優しい言葉を投げかけるゼクス。
この会話の全貌を、ぜひゲームをプレイしてお確かめください。
・グラフィック班のオススメポイント
オススメポイントのひとつは何と言っても、
B's-LOGさんや公式サイトのギャラリーにもあるような私服姿のゼクスです。
姿の変化とともにこころなしか彼の持つ雰囲気も和らぎ、ゲーム中ではこの姿で
ノワールと何気ないひとときを過ごすイベントが用意されているのでお楽しみに。
また、彼のルートでは物語に関わる重要な部分が明らかになります。
PS2版では悪役のイメージが強かったと思われるゼクスですが、
今回の追加シナリオをプレイすることでその印象は大きく変わるはずです。
・紹介されたあいつを訴える!
紹介されたキャラクターとシナリオに対して他のキャラクターたちが
甘い状況や台詞の数々に物申すコーナー、その名も「アーメンノワール裁判所」。
今回の被告人:今日は怖くないゼクス
【あーめんのわーるさいばんしょ】
ソード・ナイヴス・クリムソン
「「「「……………………」」」」
ゼクス
「――――」
・
・
ノワール
「エル、どうしてみんな黙っているの?
ゼクスは黙ってるというか……言葉がない感じだけど」
エル
「その理由はこれから説明しましょう。
その前に、ノワール。貴女はこのスタッフブログに登場するのは
「ARMEN NOIR」以来なのですから
まずはユーザーの皆様にご挨拶してはどうでしょう?」
ノワール
「あ……。
ええと、バウンティア所属Aクラスハンター、
アーメン・ノワールです。
ここに来るのは……1年ぶりくらいかな。
またこうして皆に会えて、すごく嬉しい。
これも皆が応援してくれたおかげだとソードから聞きました。
本当にありがとう(ペコリ)」
エル
「よくできました、ノワール。挨拶は人間関係の基本ですからね。
それでは現在の状況説明をしましょう。
今、ゼクスは全員からつるしあげられています。
理由は簡単です。
貴女とゼクスが今回の追加シナリオで
ガッツリデートをしたらしいと言うことが判明したからです」
ノワール
「……デート。そうか、あれはデートだったんだ」
エル
「おや、自覚がないのですか?
UPされたサンプルCGを見ると、
どうやら私服に着替えて2人でお出かけしたようですが。
しかも、ゼクスの服を貴女が選んだと」
ノワール
「うん、そうだった。
それで、色々なところに出かけて、夜は同じ部屋に泊まって」
エル
「泊まって?」
ゼクス
「待っ、その話は……ノワール!!」
ガタッ
ソード
「どういうことですか。ゼクス」
クリムソン
「お泊りデート……ってこと?」
ナイヴス
「貴様はそういう意味では危険な男ではないと思っていたんだが
それは俺の買いかぶりだったようだな」
ゼクス
「ちょ待っ……全員落ち着け!!
そこのNo.1とNo.9は速攻で召喚体制に入るな!!
つーかなんで俺の時に限っておまえら3人揃ってるんだよ……!!!」
エル
「人望のなせるワザでしょう。羨ましい限りですね、ゼクス」
ノワール
「……今の話は言ってはいけないことだったの?
秘密にしておいた方が良かったのかな」
クリムソン
「いやいやノワール、ゼクスとの『デート』で何があったか
全部ここで話してくれた方が嬉しいな。
その内容いかんによって制裁内容も変わってくるからね」
ナイヴス
「その通りだ、ノワール。
君にとって話せる内容であれば話して欲しい。
場合によってはここで一人登場人物が消えることになるが
君の無事を優先するならそれもまた一つの方法ではある」
ソード
「心配しないでください、ゼクス。
貴方はアシュラを身に纏っているので
運が良ければ3人からの波状攻撃を致命傷寸前で凌げるはずです」
ゼクス
「殺す気満々じゃないか!!」
エル
「それはまあ、ソードは必ず相手を行動不能にするハンターなので
殺す気満々なのも当然ではないかと思うんですが」
レイン
「ついでにナイヴスもノワール関連だと脊椎反射で行動するからな。
手加減とかそういうの期待しねえほうがいいと思うぜ、オッサン」
ノワール
「レイン? 2週間ぶりだね。
しばらく姿を見なかったけど、どうしたの?」
レイン
「軽く死にかけてた」
ノワール
「え?」
エル
「おや、レイン。無事だったのですか。
ソードとナイヴスの追跡はうまくかわせたのですか?」
レイン
「……かわせてねえよ。10日目に見つかってエライ目にあった。
つーかナイヴスに潜伏先教えんじゃなかった。
なんであいつまでソードと組んで追ってくるんだよ。ありえねえ……」
エル
「ナイヴスとソード、2人に発見されたんですか?
それは……良く生きてましたね」
レイン
「だから軽く死にかけたつったろが。
……まあ、途中でヴァルチャーが止めに来たから、
かろうじて無事だったってのはあるが」
エル
「ヴァルチャーが?」
レイン
「『重要人物を減らすな』って。
あの女にはあの女の思惑があるんじゃねーの?
俺にもよくわかんねーけど」
エル
「はあ、そうなんですか。なぜでしょうね?
しかし、21日に公式HPにUPされたギャラリーを見ると
ソードやナイヴスも人のことを言えた義理ではないと思うんですが……」
ゼクス
「そ、そうだ! エルの言う通りだ!
おまえら全員ギャラリーの一番下一列見なおして来い!!
問題ないのは俺のやつくらいじゃないか!!」
ソード
「……ギャラリーの一番下?」
(1分経過)
ソード
「……………………………………………………………」
ナイヴス
「……………………………………………………………」
エル
「おや、2人は知らなかったのですか?
いたいけなノワールの隣で添い寝しているソードとか
ノワールの胸に顔を埋めているナイヴスとか
襲うと宣言して襲っているレインとか
上着脱いで押し倒してるクリムソンとか」
ナイヴス
「重大な問題行動に及んでいるのはレインだけかと思ったら……
………………先生まで……だと?」
ソード
「クリムソン、レイン。…………貴様ら…………」
レイン
「な……っ、これじゃ先週と同じパターンじゃねえか!!
この間制裁受けたばっかりだぞ俺!?」
クリムソン
「そこで私に矛先が向くの!? なんで!?」
ゼクス
「……相変わらず自覚ないのな、おまえ」
ナイヴス
「ひとまずここで2人まとめて刀の錆になってもらおう。
そのあとで、ソードと俺とで決着をつけることになるか」
ソード
「そうだな。それが順当だ」
クリムソン
「はあ!? 何考えてるの君たち!?」
レイン
「お、おまえらアホだろ!?
なんでここでメインキャラバトルロワイヤル始めるんだよ!?」
ナイヴス
「苦情は後で聞こう。とりあえず、今は――――
降りろ、八咫烏―――!!」
ソード
「来い、アーロンダイト――――!!!!」
・
・
・
・
ゼクス
「あー……今回は無事生き残れたな」
エル
「そのようですね、意外なことに」
ゼクス
「冒頭ではどうなる事かと思ったが……
ん? どうしたノワール、途方に暮れた顔して」
ノワール
「あの、あれは止めなくていいの?」
ドガゴスバキゴシャグシュ「ギャー」グチャゲシボカドス
エル
「ああ、ほっとけば止まりますよ。
大丈夫、レインとクリムソンが共闘すればなんとかなります。
絶対しないでしょうけど」
ノワール
「…………」
ゼクス
「しかしアーメンノワール裁判所のシメがこれか。
結局乱闘で終わるんだな」
エル
「そもそも各人のラブシーンを裁判するという時点で
結末は乱闘しかないでしょう。予想範囲内のラストですよ」
ゼクス
「まあ、全員で談笑してシメはありえないな。
俺たちの登場はこれで最後か?」
エル
「いえ、まだあるようですよ。
明確にいつ、とは言えませんが、今後もお目にかかる機会はあると思いますので
皆さまよろしくお願いします」
ノワール
「よろしくお願いします(ペコリ)」
と、いうことで。
最後までゴチャゴチャ乱闘で幕を閉じたシナリオ紹介。
ぜひ、4/12発売の【ARMEN NOIR portable】をお待ちください!!
■新規シナリオ紹介・バックナンバー
今回のゼクスで全員分のシナリオ紹介が終わりましたので、
シナリオ紹介のバックナンバーをご用意しました。
【ARMEN NOIR portable】発売前の予習復習にぜひご利用ください。
各タイトルをクリックするとそのブログへ移動できます。
・第一回「ジャスティス・ソード・クラウン」
・第二回「クリムソン」
・第三回「アズライト・エル・マリオネイション」
・第四回「ナンバー・ナイン・ナイヴス」
・第五回「レイン」
各ページにはPS2版のブログで行ったキャラクター紹介のバックナンバーが
用意してありますので、登場キャラクターのことを詳しく知りたい方は
そちらをご覧くださいませ。
■次回のANブログは?
次回は4月6日の予定です。
発売前の最後のブログですので、見にきてくださいね。
それでは今回のANブログはこの辺で。いけでした。ARMEN!