こんにちは、【アーメン・ノワール】グラフィック担当・デザインファクトリーの諫山です。
早いもので、三月。
【ARMEN NOIR portable】発売まで後およそ一ヶ月となりましたね。
PS2版の時もそうでしたが、発売が近づくにつれドキドキと緊張してまいりました。
メールフォームから届いたメールから、発売を心待ちしにして下さっている方々の
気持ちが伝わってきて、私達も早く皆様にプレイして頂きたいという想いでいっぱいです。
無事に皆様のお手元に届く日を楽しみに、今回のブログも張り切っていきたいと思います。
それでは今週のANブログいってみましょう!
■公式サイト更新!
公式サイト「SPECIAL」が更新されました。
・キャストコメントを公開
ANのメインキャストの方々からのコメントが公開されました!
移植版の感想やききどころ、皆様へのメッセージなど掲載されておりますので、
ぜひ公式サイトでチェックして下さいね。
■「オトメイトTiara」第25回目、本日より配信!
パーソナリティの鳥海浩輔さんが毎回ゲストと一緒にオトメイト作品を紹介する、
乙女のための情報番組、その名も「オトメイトTiara」!
今月のゲストはなんと「ARMEN NOIR portable」から、ソード役の小西克幸さんが登場です。
毎回お馴染みのコーナーや移植版ANのお話などありますので要チェックですよ!
タイトル:オトメイトTiara (http://www.onsen.ag/)
配信日:毎月第2、第4金曜日配信
パーソナリティ:鳥海浩輔
■ステラワース様より 缶バッチ販売中!
前回のブログご紹介させていただいた、
ステラワース様の店頭ガチャガチャコーナーにて販売されている
ANのちびキャライラスト缶バッチを回してきました!
いけさんと二人でステラワース様にお邪魔したのですが、
やはりガチャガチャは何が出るのか分からない運まかせの神頼みマシーン。
それがガチャガチャの楽しみのひとつでもありますが、
全種類集めようとすると、なかなかの茨道。
エルが3連チャンで出たり、ナイヴスとゼクスがその運命を嘲笑うかのように
何個も出たりとハプニングが色々ありましたが、
いけさんと協力してなんとか全種類を集めることができました!
実物はこれです。
実際に手に取ってみると、小さくて可愛い!
花邑さんの描くちびキャラは本当に可愛いですね。
頑張って集めた甲斐がありました…!
絶賛販売中なので、皆様もぜひぜひ回しにいってみて下さいね。
■新規シナリオ紹介 第四回
このコーナーは、【ARMEN NOIR portable】で大幅に追加された新規シナリオの内容や
その中でのキャラクター、雰囲気を皆様に知っていただこうというものです。
第四回目は最下層のヒーロー、ナイヴスのご紹介!
・【ARMEN NOIR portable】のナイヴスは……
ナイヴスは自分を狩りに来たハンターであるノワールを助け
最下層999街区のファームに連れて行った人物です。
ナイヴスは責任感が強く、生真面目でありながら
賞金首であるしたたかさとしなやかさを持った青年で
「ARMEN NOIR」では
彼に出来る限りのことをしてノワールを庇護してくれました。
そして、「ARMEN NOIR portable」
そのほぼ全ルートにおいて
「NUMBER NINE KNIVES」としての彼の生き様、
彼の残したもの、守ったもの
そしてノワールに与えたもの。
それらがどれほど多くの人々の運命を変えたかが語られます。
彼に出会わなければノワールの今はなく、
彼に救われなければノワールに未来はなかったのです。
また、ナイヴス自身の運命と未来も
「ARMEN NOIR」「ARMEN NOIR portable」を経て変遷します。
今作のテーマ
「絶望の都市で希望を見つけるAVG」が
もっともふさわしいのは、彼、ナイヴスなのです。
・新規シナリオ抜粋
ナイヴスの追加シナリオより、二箇所抜粋いたしました。
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◆◆抜粋1◆◆
ナイヴス
「そんなに気に病まなくても、君ひとりの
面倒を見る器量くらいはあるつもりだ。
むしろもっと甘えてくれた方が嬉しい」
ナスカ
「……ナイヴスは私が甘えると嬉しいの?」
ナイヴス
「ああ、嬉しい。
だから妙な遠慮はしないでくれ」
ナスカ
「…………」
ナスカ
「……………………」
ナイヴス
「どうした?」
ナスカ
「……ごめんなさい。
今、一生懸命考えたんだけど
甘え方がよくわからない」
ナスカ
「……私、知らないことや
できないことだらけだ」
ナスカ
「さっきも、ただついていくだけなのに
はぐれそうになってしまうし、
夜の街のことも全然知らなかったし……」
ナスカ
「ナイヴスに喜んで欲しいから甘えたいのに、
そんなこともできない」
ナイヴス
「……難しく考えることじゃないし
俺を喜ばせようとなんてしなくていい」
ナイヴス
「でも……そうだな、たとえば」
◆◆抜粋2◆◆
ナイヴス
「…………。
俺は随分と君を泣かせてしまったようだな」
ナイヴス
「レインにも怒られたよ。
もう君を泣かせるなと」
ナイヴス
「……俺の力が及ばず
あんなことになって本当にすまなかった」
ナイヴス
「それに……君もレインもシャンタオも、
俺のことを案じてくれていたんだな。
今日それを痛感した」
ナイヴス
「俺は自分の行動に後悔や迷いはないが、
その結果哀しむ人がいるということは
あまり深く考えていなかった」
ナイヴス
「俺の命は俺だけのものだと考えていたんだ。
……我ながらひどい傲慢さだな」
ナイヴス
「……君にも謝りたい。すまなかった。
それから……こんなにも俺を想ってくれて、
ありがとう」
ナスカ
「ナイヴス……」
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果たして、移植版での彼の運命はどうなるのか…!
乞うご期待です。
・グラフィック班のオススメポイント
ノワールに対して誠実な態度で接してきたナイヴス。
自分の運命を理解しても尚、ノワールが幸せになれるようにと
一番に彼女のことを思い行動するナイヴスにグッときます。
今回の移植版ではナイヴスのノワールへの愛情がどれだけのものなのか、
それを知ることが出来ると思います。
希望の光を二人は掴むことが出来るのか、是非プレイして確かめてみて下さい。
また共通ルートで追加されたシナリオでは、
最下層ヒーローとしての彼が垣間見れるちょっとしたイベントがあります。
プレイされる前に公式サイトのSSを読むことをオススメいたしますよ!
【ARMEN NOIR portable】公式サイト
・紹介されたあいつを訴える!
紹介されたキャラクターとシナリオに対して他のキャラクターたちが
甘い状況や台詞の数々に物申すコーナー、その名も「アーメンノワール裁判所」。
今回の被告人:ノワールが自分に甘えると嬉しいナイヴス
【あーめんのわーるさいばんしょ】
ソード
「来い、アーロンダイト―――!」
ナイヴス
「降りろ、八咫烏―――――!!」
ガキッ!!
ドカッ、キンッ!!
ズザッ
ガガガガガガガガ!!
ドカッ、ザッ!
ヒュンッ……ゴッ! ガン! キンッ!!
・
・
・
・
エル
「というわけで
今回はソードとナイヴス、2人のガチバトルで幕を開けたわけですが
どうですか実況のレインさん」
レイン
「実況じゃねっつの!
……どうですかって言われてもな。これほっとくしかねえだろ。
止めようにも止めらんねえよアレ」
エル
「No.1とNo.9のバトルですから、下手に手は出せませんね。
しかし、ナイヴスではソードには勝てないのではありませんか?」
レイン
「どうなんだろうな?
へたすりゃ一瞬で終わるんじゃねえのとか思ってたんだけど、
ナイヴス割ともってるよな。
割とっつーか、現時点じゃいい勝負っぽい」
エル
「そうですね。実力だけならナイヴスには
そのナンバー以上のものがあるのかもしれません。
しかし正面から勝負するとは、さすが最下層のヒーロー(笑)ですね」
レイン
「おい。(笑)ついてるぞ」
エル
「おやこれは失礼。
ですが純粋に感服してもいるのですよ。
ソードに真っ向勝負なんて普通やりませんから」
レイン
「ナイヴスは頭固いから融通利かねえんだよ。
とっとと逃げろって言ったんだけどな」
エル
「ソードを前にして逃げることはできないと?」
レイン
「んな感じ。
『そもそも俺はあの男がノワールの保護者だったということ自体許し難いんだ。
そんな相手に背は向けられん』
とかなんとか」
エル
「そういうのは本編だけにしておけばいいと思うんですけどねえ……」
レイン
「前回、このコーナーにかこつけて
本編の不満をぶちまけたおまえが言うとリアルだな。
結局あのあとゼクスどうなったんだよ」
エル
「さぁ? あれから姿を見ていませんのでわかりません。
この場にいないのですから何かがあったんでしょうね」
レイン
「…………。いいのかバウンティア」
エル
「ネムレスがありますし
CEOがいないくらいじゃなんともありませんよ」
レイン
「まあバウンティアの事に口出す気はないから構わねえけど。
……つーかさ」
エル
「はい?」
レイン
「……あっち、どうすんだよ」
・
・
・
クリムソン
「だから!! 君は要らないの!! 不要なの!!
私が戻ってきたんだからとっととバウンティアに帰りなさい!」
クリムソンmarkⅡ
「ソレ ハ デキマセン
ワタシハ ファームノ イシャデス
ワタシガ イナクナレバ カンジャサンガ コマリマス」
クリムソン
「困りません! 医者なら私がいるでしょう!?
てかそもそも私の仕事を君が取ったんだろーが!!」
シャンタオ
「えーでもさー、この子先生より優秀なんだよね」
クリムソン
「シャ、シャンタオ……!?」
シャンタオ
「医療知識も最新だし完璧だしミスらないし
何よりサボらないし」
クリムソン
「なっ」
シャンタオ
「ジャンクフード買い込まないしマンガ本散らかさないし
患者さんによって態度変えたりしないし
夜更かししないし礼儀正しいしー」
クリムソン
「ちょ……やっと完治して戻ってきたと思ったらいきなり糾弾!?
誰も私の無事を喜んではくれないのか……っ!
それにシャンタオ!
君の話の後半はともかく前半については私に理があるはずだ!
やはりだね、人間の治療というのは人間の手で行うべきであって
そうすることで人と人との繋がりとか温かみとか絆とか
そういう現代社会に失われたものを私なら」
パサッ。
シャンタオ
「これね、患者さんからの感謝の手紙。markⅡへの」
クリムソン
「……え?」
シャンタオ
「なんかね、『優しいロボのおいしゃさん』って言って
子供とかお年寄りに大人気なんだよね。
そんで、完治した患者さんが感謝の手紙とかくれるの。
『ロボせんせいのにがおえかいたのー』って
小さい女の子がもってきてくれたりとか。
それ、今、診察室に貼ってあるんだ」
クリムソン
「に、似顔絵……!?」
~ロボせんせいのにがおえ~
※ちなみにクリムソンmark2のツイッター用アイコンはこちら
シャンタオ
「もらった手紙、数は少ないけどみんな心がこもったメッセージばかりだよ。
―――で?
先生は、こういうのもらったことあるかな?」
クリムソン
「っ、そ、それはー、そのー……」
シャンタオ
「ファームで診療を始めて早数年。
もらったことあるかな?」
クリムソン
「え、ええと、ですね。それはだね、えーっと」
シャンタオ
「ないよね?」
クリムソン
「……………………ない。です」
シャンタオ
「だよねーそうだよね!
だって患者さんにとってどっちが誠実なお医者さんかって
考える余地もないもの!
先生なんて、苦情のメールは来たことがあっても
感謝の手紙とか一度もないよね!!」
クリムソン
「…………」
シャンタオ
「markⅡのおかげでファームは前以上の大繁盛なんだー。
患者さんがたくさん来るおかげで治療費も安くできるしね。
患者さんもウチも大助かりだよ。
そういうわけだから。
先生はmarkⅡに出ていけとか文句言える立場にないの。
理解できたかな?」
クリムソン
「――――――っ」
・
・
・
レイン
「おい、クリムソン泣きだしたぞ。ほんとどうすんだよアレ。
明らかにナイヴスとソードのほうよりあっちの方が修羅場だろ」
エル
「修羅場というか愁嘆場というか、そんな感じですね。
どちらにしてもほっときましょう。シャンタオがいるから大丈夫ですよ。
それに、落ち込んだクリムソンは
markⅡがラブラブボイスで慰めるでしょうし」
レイン
「うっわ。嫌な絵面だなそれ。
あいつら両方同じ声だろ?絵面っつーか声的に最悪」
エル
「そうですね、○○○○の声です。
録音しておけばマニアな方にはお喜びいただけそうな気はしますが。
ところでレイン。
次週は貴方になると思うのですがどうするのです?
ナイヴスのように真っ向勝負ですか?」
レイン
「するわけねーだろ。逃亡だ逃亡」
エル
「そうですか。まぁ今回も貴方はエロ担当のようなので
ソードの追跡は熾烈を極めるでしょう。頑張ってください」
レイン
「……あのな、おまえな……」
エル
「貴方はそれ以外にも、熱い友情(笑)を感じるイベントもあるようですね。
友情役だったりエロ担当だったり忙しい人です。
ともかく、逃げるのであれば迅速に。
変装でも女装でも整形でもできることは何でもして
この世の果てまで逃げてください。
それでも、生き残れる確率は限りなくゼロでしょうが
何もしないよりましですから。
大丈夫。諦めなければ希望はあります。
何せ、今回のARMEN NOIRは
絶望の都市で希望の光を見つけるAGVなのですからね」
レイン
「それ本編の話だろーが!!!」
ということで、次回はレインのシナリオ紹介になります。お楽しみに。
■キャラクター紹介・バックナンバー
以前、ANブログで行ったキャラクター紹介のリンク集です。
各キャラクターについてのあれこれが掲載されていますので、
予習復習にぜひご利用ください。
各タイトルをクリックするとそのブログへ移動できます。
・第一回「ジャスティス・ソード・クラウン」
・第二回「アズライト・エル・マリオネイション」
・第三回「ナンバー・ナイン・ナイヴス」
・第四回「レイン」
・第五回「クリムソン」
・第六回「ゼクス」
・第七回「クーロン、エクリプス、シャンタオ」
・第八回「番外編!ノワールに質問」
・第九回「番外編!全員に再び質問」
■次回のANブログは?
次回は3月16日の予定です。
来週も情報満載でお送りいたしますのでお楽しみに!
それでは、また次回。ARMEN!!