ARMEN NOIR No.20 November 16,2010

皆様こんにちは。
【アーメン・ノワール】ディレクター、デザインファクトリーのサイトウです。
早いもので、ANブログも本日で20回目です。
今後も頑張ってまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
それではまず、各種お知らせから。

・公式サイトにてSS「第2回 ナイヴス編」を更新!
昨日、アーメン・ノワール公式サイト「SPECIAL」内のSSが更新されました。
「第2回 ナイヴス編」は、最下層でハンターに追われる一人の少女を助けるお話です。
彼の最下層での活躍ぶりとその格好良さを堪能していただけるのではないかと思います。
まだご覧になっていない方は、ぜひ公式サイトへ足を運んでみてください。
ちなみに、次回更新はレインのSSです。どうぞお楽しみに。

・公式サイトにて来週22日、サンプルボイス公開!
お待たせいたしました、来週の更新ではついにサンプルボイス公開となります。
どのキャラクターも本作の世界観に合った男らしく格好良いボイスとなっています。
既にPVでボイスを堪能した方も、そしてまだの方も、ぜひお聞き下さい。

・「Girls-Style」にてインタビューを掲載!
乙女ゲームを中心とした女性向けゲーム総合情報「Girls-Style」に、
【Style of the PRINCE Special】と題して、サイトウといけちゃん先生の
インタビューを全3回に渡って掲載していただくことになりました。
ここでは本作の開発に至るまでの経緯や各キャラクターの設定、デザインなど
様々なお話が掲載されていきますので、どうぞご覧ください。
サイトトップページにあるバナーをクリック、または「NEWS」からどうぞ。
「Girls-Style」はこちら→http://www.girls-style.jp/

・今月発売の「B's-LOG」にて情報掲載!
今月は発売前ということもあり、いけちゃん先生描き下ろしの見開きイラストと共に
各キャラの新規スチルを一挙公開!
恥ずかしながらサイトウのインタビューも掲載されています。
ちなみに今回の公開スチルは「抱きしめ祭り」となっております。
何がどう「抱きしめ祭り」なのかはぜひ誌面にてご確認ください。

お知らせは以上です。
それでは今回はサブキャラクターの紹介です。続きをどうぞ。

               


★アーメン・ノワール キャラクター紹介7回目★

キャラクター紹介・第7回はサブキャラクター三人を紹介していきます。
まずはキャラクターの詳しい紹介と、ボイスについて。
クーロンから紹介していきます。
 

an20_chara01.jpg


・「ALBATROSS KOWLOON EYES」とは

バウンティアに居住する数少ないハンターであり、
ソードを慕う青年、クーロン。

粗野で暴力的な印象を見る者に与えるクーロンですが
その乱雑な言動の下には思慮深い一面が隠されています。
今までのCAでの戦いも、豊富な実践経験と冷静な判断力で勝ち抜き
Aクラスハンターにまでたどり着きました。

クーロンは、『身内』を非常に大事にします。
クーロンにとっての身内とは、すなわちバウンティアの仲間。
それゆえに、殺伐としたバウンティアの中で
緩衝材のような立場を担っているのです。

クーロンという青年が、夢限界楼でどう生き抜くか。
彼にとっての幸福は、夢限界楼にあるのか。

クーロンの物語は、終焉と新たな始まりの分岐点にあります。


・クーロン役のボイスについて(CV:幸地真作さん)

見た目とは裏腹に、スジの通っていない事が大嫌いという真っ直ぐな男・クーロン。
ボイスもその性格が感じ取れるものとなっています。
男としての格好良さはもちろん、外見から感じる近寄り難さを
払拭するような親しみやすさ、仲間への思いやりを感じることでしょう。

次にエクリプスです。


an20_chara02.jpg


・「ECLIPSE NIGHT WITCH」とは

物語開始早々にノワールと一線を交え、
余裕を持って逃げ伸びた女義賊、エクリプス。

彼女もまた謎多い人物ですが、ただ一つはっきりしているのは
クリムソンの昔馴染という点です。

クリムソン曰く、「常に難題や無理な要求を持ってくる」相手なので
クリムソンはエクリプスに苦手意識が強いようですが、
エクリプスはそんなことはおかまいなしにファームの日常に踏み込んできます。

エクリプスはノワールを気に入り、
ファームでの生活に不便がないよう色々と配慮してくれました。
ノワールがファームで着ていた普段着も、エクリプスからの貰いものです。

ノワールにとって、気風の良いお姉さんのようなエクリプス。
しかし、彼女にも彼女の目的が存在していました――。


・エクリプス役のボイスについて(CV:飯田奈保美さん)

セクシーかつ男勝りな格好いい女性を見事演じていただきました。
凛とした通る声はエクリプスのキャラクターにぴったりです。
ノワールの面倒を見たり男衆に意見したりと様々な場面でその強さを感じられると思います。
飯田さん演じる姉御肌なエクリプスをお楽しみに。

最後はシャンタオです。


an20_chara03.jpg


・「シャンタオ」とは

最下層の診療所、ファーム唯一の看護師にしてクリムソンの助手。
更にはファームの家事及びクリムソンの教育担当。

それが、シャンタオという少年です。

賢しく、口やかましく、元気な少年で
ナスカもシャンタオの明るさに最初は戸惑いますが、
ナスカがファームの中で一番早く心を許した相手も
シャンタオと言えるかもしれません。

シャンタオはナスカの心の機微にも敏感で、
ナスカ自身が気づかない感情をそっと指摘し
後押しをしてくれたり、慰めてくれたりもします。
けれどやはり、子供特有の弱さ、幼さも当然あります。
ナスカにとってシャンタオは
はじめて出会う「自分より弱い、守るべき相手」でした。

過酷な夢限界楼において
平凡な生活、穏やかな毎日の象徴がシャンタオという少年です。

そしてその平穏が続かないのも、夢限界楼という場所なのです。


・シャンタオ役のボイスについて(CV:五十嵐裕美さん)

ANスタッフ一同から「かわいいー!」と評判の、五十嵐さん演じるシャンタオ。
ハキハキと元気いっぱい、そして愛嬌がありとても可愛いらしい少年ボイスです。
本編はシリアスメインですが、合間に登場するシャンタオの可愛い声に存分に癒されてください。


それではここで、三人にも皆様からいただいた質問に答えていただきましょう。
バウンティア側とファーム側でわかれてのインタビューです。まずはこちらから。


・クーロンにインタビュー!


エル
「皆さまお久しぶりですこんにちは」

ソード
「今日は、クーロンに寄せられた質問に回答したいと思う」

エル
「サブキャラ代表中途半端なイケメンクーロン氏ですね。
ゼクスさん、上司として始めの一言をどうぞ」

ゼクス
「……」

エル
「? どうしたのですか、ゼクス。
なんだか反応が微妙ですが、眼精疲労ですか」

ゼクス
「……おまえら、先週何やったか覚えてるか?」

エル
「過去は振り返らない主義なので記憶は抹消しました」

ソード
「……何かありましたか?」

ゼクス
「……もういい。
あんなことでいつまでも拗ねていること自体またなんか言われるんだろうしな……。
クーロン、来い。おまえへの質問が来てるぞ」

クーロン
「ど、ども……初めまして。
ALBATROSS KOWLOON EYES、で、通称クーロンです」

エル
「なんだか固いですねクーロン」

クーロン
「いや、だってよ……こういう場とか慣れてねぇし……」

エル
「緊張しているのですね。普段通りで良いと思うのですが」

ゼクス
「おまえは少し緊張感がなさすぎだがな」

エル
「言われていますよ、ソード」

ソード
「……すみません」

ゼクス
「……突っ込みを入れるのも馬鹿馬鹿しくなってきたな……。
いいから進めろ」

エル
「では、始めます。
サブキャラのクセに図々しいと思われない態度で
回答に臨んでくださいね、クーロン」

クーロン
「っ……!?」

ゼクス
「……ハードルを上げてやるな」

エル
「では、第一問。

Q・目にイタイと言われた経験はありませんか?髪とか服の色的に。

……だ、そうですが」

クーロン
「あー……ねぇな。
つーかむしろ、エルの方が目に優しくないだろ」

エル
「オレは別に俺の趣味でこの配色というわけではありませんから。
クーロンは髪の色はともかく、服はむしろ地味ですよね」

クーロン
「だと自分じゃ思ってるけどな。
ぶっちゃけ俺より派手な奴は夢限界楼にゃ山ほどいるわけだし」

エル
「皆、自己主張が強すぎですよねぇ?」

クーロン
「しみじみ言うな。おまえだって……やめ。会話ループしてる」

エル
「次に行きますか。

Q・眼の色は何色ですか?

クーロン
「サングラスとるとこんな感じだ」

an20_chara04.jpg

エル
「……ほうほう。割とフツー……というか、なんでしょう。
先ほど中途半端な美形と揶揄しましたが、
実際、サブキャラのくせに意外にイケメンですね」

ソード
「ここにちょっとした情報があるんだが……
どうも、グラフィック班の間では人気らしい」

エル
「人気? クーロンがですか?」

ソード
「そのようだ。かなりこだわりのあるサブキャラ、らしい」

クーロン
「……まー、ありがてぇ話だけどよ。
んなこと言われてもどう……

って、なんですみっこでうずくまってんすか社長!?」

ゼクス
「……別に。
前回、俺の前髪下ろしバージョンが落書きだったことについては
何とも思ってないぞ」

エル
「酷い扱いの差ですねぇ」

ソード
「まったくだ。重要キャラなのに
たったそれだけの素材すら用意して貰えていないなんて」

クーロン
「ちょ、やめてくださいよその追撃……!」

ゼクス
「……いいよな、おまえは。
俺なんてどーせ嫌われものとか老け顔とか言われて
ロクな扱いじゃないもんな。

……えー次のクーロンの対戦相手は
クリミナル11のNo.3あたりということで確定、と」

クーロン
「社長――――――!」

エル
「まぁ、まぁ、ゼクス。
そうは言っても、別バージョンの姿が本編で絶対に出ないと
確定しているわけではありませんから、
はかない希望を持っていてください。

さて、次です。

Q.相関図のコメントで、
 ナスカについて「面倒見てやらねえと」とありましたが、
 ナスカのことはどう思っているんですか?

クーロン
「……切り替え早くてついていけねえよ。どうなるんだ俺の未来。

えーと……相関図コメント?」

*公式サイト「CHARACTER」内の相関図参照

エル
「ソードさんの妹分だからナンチャラ、とか言うアレです」

クーロン
「そりゃ言葉通りの意味だ。
アイツ、なんか危なっかしいし、トロいし、
それでなくてもガキなんだから
年長者の俺が気イ配ってやるのは普通じゃねえか」

エル
「ほうほう。良いことですね。

で、非常に意外なのは、ノワール絡みでは必ずでてくる
ソードの黒オーラというか無言の圧力が発されていないことなんですが。
いいんですか? ソード」

ソード
「……?」

エル
「無自覚のようです。
逆に言えば、ソードは本能的に
敵になる相手かそうでないかを嗅ぎ分けているのですね。

この場合の敵というのはCA戦のことを指すわけではありませんので
お間違いなきよう」

ソード
「…………?」

エル
「では、最後の質問です。

Q.エルとは相棒の関係のようですが、
 どのくらいの付き合いなんでしょうか?
 仲良しなんですか?

……相棒でしたっけ?」

クーロン
「完全に相棒ってワケじゃねぇなぁ……。
おまえは誰とでも組むしよ」

エル
「そうですね、オレは便利屋さんなので」

クーロン
「けど、比較的一緒に駆除に出ることは多い。
付き合いはえーっと……2年、か?」

エル
「製造後2年ですからね!」

クーロン
「なんでそこで威張るんだよ。

エルと俺が仲が良いかどうかはわかんねーけど
一緒にいりゃあ話くらいはするし、どっか行く時は誘うし、そんな感じ。
これくらい普通だろ?」

エル
「ソードはオレといても会話がありませんよ」

クーロン
「……い、いや、それはなんつーか
ソードさんのキャラ的に仕方ねぇっつーか」

エル
「二日がかりの大捕物でも会話ゼロですからね。
この人言語機能どっかに置き忘れてきたんじゃないかと時々不安になります」

ソード
「……そうだったのか?」

ゼクス
「ソードは何も考えてないだけだろう。
ほっとけほっとけ。

で、今の質問で最後か?」

エル
「終わりです。さすがサブキャラ、短いですね。
残念ですか、クーロン」

クーロン
「俺的にゃこれで充分すぎるくらいだっつの。
はー、緊張した……」

ゼクス
「クーロンは、自分の分をわきまえ過ぎだな」

エル
「ボスキャラなのにやたらと喋る人は
分をわきまえなさ過ぎですよね」

ゼクス
「誰のせいだ、誰の!!!!!
部下が使えないから俺がこうして出張ってんだろうが!!」

エル
「問題があると逆らえない部下に押し付けですか。
あぁ、ヤだヤだ。こういう年寄りにはなりたくないものですね。

それでは、皆さま。
ハンター組への質問コーナーはこれで終了です。
今まで長い間のお付き合い、
どうもありがとうございました。

次はファーム組へとバトンタッチしたいと思います」

クーロン
「んじゃ、また本編で!
質問くれた人、本当にあんがとな!」

ソード
「以上、夢限界楼バウンティアがお送りいたしました」



ゼクス
「……最後まで俺は見せ場なしか」

エル
「いいじゃないですか。本編であんだけ横暴やってれば」

ゼクス
「それ、見せ場か……?」


クーロン、有難うございました。
それでは次は……


・シャンタオ、エクリプスにインタビュー!


クリムソン
「やぁ! みんな、クリムソンだよ!
良い子にしてたかな~?
今日はね、みんなから寄せられた質問を」

パシュッ。

クリムソン
「――――ぐぅ」

シャンタオ
「こんにちは、シャンタオです。
この間は見苦しいところをお見せしちゃったけど、ごめんね。
今日は僕の質問コーナーってことで
少しの間お付き合いください(ペコリ)」

レイン
「おい、さっきのパシュって音」

ナイヴス
「……消音機付きの麻酔銃の発射音だな。
先生の後頭部に注射器が刺さっている」

レイン
「後頭部って、いいのかそんなとこ撃って」

ナイヴス
「麻酔銃だし、先生だし、いいんじゃないか?

シャンタオ、これが質問だ。始めていいか?」

シャンタオ
「うん、ナイヴスにーちゃんよろしく!」

 

ナイヴス
「最初の質問だ。

Q.日常の楽しみは何?

シャンタオ
「うーんとね、ちょっと変かもしれないけど、
普通の毎日がそれだけで楽しいよ。

ごはんつくって、洗濯して、診察のお手伝いして……って
そういう当たり前の暮らしが、今はすごく楽しいんだ」

レイン
「その年でその発想、主婦だな」

シャンタオ
「主婦で結構! 
毎日の暮らしが楽しいって、大切なことじゃない?
人と違うこととか、変わってることが偉いってわけじゃないんです~」

ナイヴス
「一理ある。シャンタオの言は間違ってない。

次に行こう。

Q. 同じ年頃の子に会う機会はありますか?
  初恋のエピソードとかあったら教えてください。お姉さん大喜びします

シャンタオ
「同じ年頃の子かぁ……あんまり会う機会はないかな。
全然ないわけじゃないけど、最下層に子供ってあんまりいないし。

それから、初恋のエピソードは……うーん、どうしようかな」

ナイヴス
「どうしよう、とは?」

シャンタオ
「……半分作り話の明るい話と、事実のちょっと重たい話、どっちがいい?」

レイン
「……ヤな二択だな、おい」

シャンタオ
「だって僕、レインみたいにお気楽に生きてないからさぁ」

レイン
「俺だってお気楽じゃねーよ!」

ナイヴス
「ここで作り話をしてもしかたないだろう。
簡単でいいから、事実の方を話してはどうだ?」

シャンタオ
「……じゃあ、言うけど。
僕が今よりもっと小さかった頃ね―――」





シャンタオ
「と、いうわけで、その子は親が賞金首になっちゃって、
家族ごと行方不明になっちゃったんだよね。
他の階層で働いてるって噂が流れたけど、多分それ、嘘だと思う。
生きてればいいなって思うけど、
僕の他の仲間もほとんどが――」

ナイヴス
「わかった、もういい! もういいから……!!」

レイン
「……すまん。悪かった。マジでごめん……!」

シャンタオ
「え、なんで?
夢限界楼ってそういうところでしょ?
それに、最下層出身で父親が賞金かけられてー……なんて言ったら
そりゃもう結果は目に見えて」

ナイヴス
「シャンタオ、本当にもうそれ以上は……!」

シャンタオ
「?」

レイン
「くそ、本編以外でこんなシャレにならんカウンターパンチ貰うとは
思ってなかったぜ……」
 
ナイヴス
「まったくだ……しかし、そういう過去があるからこそ
シャンタオは今の暮らしを楽しんでいるんだろう」

レイン
「それも正直どーかと思うよなぁ……
だって、クリムソンのトコだぜ?」

シャンタオ
「僕に同情とかいらないよ。
夢限界楼で、最下層に生きてる人ならみんな
こういう思いは絶対にしてるはずだしね。
僕は自分がすごく運が良かったって思ってるから、今、幸せなんだ」

ナイヴス
「……いい子だな、シャンタオ……」

レイン
「でもコイツさっき麻酔銃撃ってたぞ」

ナイヴス
「いいじゃないか、麻酔銃くらい。シャンタオが幸せなら」

レイン
「おまえがボケに走ってどうする!
次行くぞ次!

Q.将来の夢とかありますか?

シャンタオ
「もっと勉強して、先生の後をついでお医者さんになりたいな」

ナイヴス
「ああ、それはいいんじゃないか?
既にかなりの医学知識はあるようだし、
かなわない夢じゃないだろう」

レイン
「シャンタオが優秀な医者になったら
クリムソンの存在意義は変態だけになるな。

んじゃ最後の質問。

Q.うちの子供になってください。

だ、そうだが」

シャンタオ
「うわ、ありがとう!
優しい人がいるんだねー! 僕、嬉しいよ。

だけどやっぱりホラ、先生を見捨てられないというか
ぶっちゃけ野放しにできないんだよねー」

ナイヴス
「……まぁ、野放しにされると困るな」

シャンタオ
「だから、先生がもっとマトモになって変態やめて
落ち着いた生活力のある大人になったら
その時にあらためて考えさせてもらうね!
ありがとう!!」

レイン
「いやそれはないだろ」

ナイヴス
「ないな。ありえん」

シャンタオ
「さて、僕への質問はこれで終了。
次はエクリプスの番だね」

ナイヴス
「……エクリプスか」

レイン
「……エクリプスだな」

シャンタオ
「エクリプスー! こっち終わったよ~、来てー!」

カツコツカツ……。

クリムソン
「う、う~ん……後頭部が痛い。
私は一体……?」

ナイヴス
「っ! 先生が起きた!」

レイン
「げ、タイミング最悪……!」

クリムソン
「えーと……あ、そうだ!
質問コーナーの途中……」

カツコツ……ドカッ!

クリムソン
「ふぎゃっ!?」

エクリプス
「あーら、そんなとこにいたの、クリムソン。
最近会ってなかったけど元気だった?」

クリムソン
「え、エクリプス!?
ちょ、待っ、やめ、そこどいてそこ!
なんで君、私の背中に座ってんの!!」

エクリプス
「だってソファ空いてないしねぇ。
地べたに座るのはヤだし
アンタが倒れてたからちょうどいいわーって思ってさ」

クリムソン
「倒れてる人間にどうしてちょうど良いって座れるんだ!
いいからどいて! 重……てか苦しい!!」

エクリプス
「あぁ、ここちょうど肺の上かぁ。(ぐりっ)」

クリムソン
がはっ……!

エクリプス
「あらまた気絶しちゃった。
いっか、静かだし」

ナイヴス
「…………。
なんか、さすがに先生が気の毒になってきたんだが……」

レイン
「……俺もだ。思わず同情しそうになった」

シャンタオ
「んとね、これが質問だって。
僕読んでいい?」

エクリプス
「ありがと。よろしくね、シャンタオ」

シャンタオ
Q.ナイヴスさんはCAを召喚するとき「降りろ、ヤタガラス」と言っていますが、
 エクリプスさんは何て言うんですか?

エクリプス
「私の場合は、『おいで、スピナー!』だね。
これはみんな好き勝手言ってるんじゃないかな?
CAの名前だけ呼ぶ人もいるしさ」

ナイヴス
「そういえば、前に出会ったハンターで
『咲き誇れ!』とか言ってるのがいたな」

レイン
「キャラ作り間違ってんぞ、ソイツ……
はっ、もしかして例のショートパンツオカマか!?」

ナイヴス
「……正解だ」

レイン
「……最悪だな」

シャンタオ
「次に行くね。

Q.先日アップされた相関図でナイヴスにも「なんか苦手だ」と言われてますが
  先生に「無理難題」と言わしめるような何かをしたんですか…

エクリプス
「うん」

ナイヴス
「……」

レイン
「……」

エクリプス
「……」

ナイヴスレイン
「『うん』だけか!」

エクリプス
「え、イエスかノーで答えればいいんじゃないの?
一つずつ挙げろって言われればできるけど、
結構長くなるし聞いても面白くないよ?」

レイン
「けど聞かないわけにはいかな――……いや、やっぱいい。
聞いたら思わずクリムソンに優しくしちまいそうだ」

ナイヴス
「そうだな。それはこちらとしても不本意だし
次に行こう」

シャンタオ
「はーい、じゃあ、次ね。
……あ。まって。最後の二問、内容が被ってる。
一緒にまとめちゃっていいかな?」

エクリプス
「いいよ、別に困らないしね」

シャンタオ
Q.お金持ちの人から金品を盗み、貧しい人に配るという義賊のエクリプスさんですが、
   なぜそのような事をしようと思ったんですか?

 Q.「義賊」になったきっかけやエピソードはあるんですか

ナイヴス
「ああ、それは俺も聞きたかった。
どうしてそんな真似を始めたんだ?」

エクリプス
「趣味」

レイン
「……すげー説得力あるけど、もうちょっとなんかないのかよ」

エクリプス
「もうちょっと、ねぇ……。

……いろいろあって、私は最初は普通の窃盗犯だったんだ。
結構稼げたよ。すぐに生活に困らなくなった。
でも、そんなことやっててもあんま楽しくないんだよね。
あ、ちなみに、初めっからターゲットは
保険にバッチリ入ってる金融企業とか金持ち専門だったよ。
貧乏なところから取るのは罪悪感あるしね」

レイン
「罪悪感~?」

エクリプス
「あるよ、そりゃあ。
それにせっかくお金を手にしても、
裏で泣いてる人がいると思ったら気持ちよく使えないでしょ。
私だってもともと生きるためにどうしようもなくてやってたわけだしさ。

で、自分の暮らしが安定してきたら、
なんていうの? ちょっと変わったことしてみようかなーって
悲惨な生活してる最下層の家とかにこそっと現金忍ばせてみたのよ」

ナイヴス
「……現金というのが生々しいが、それで、どうなった?」

エクリプス
「やっぱ自己満足だなってわかった。
多少のお金なんてあげたって別に相手の生活変わらないしね。

でもさ、その家、その年だけ子供の誕生日お祝いしてたの。
ケーキ買って、プレゼント用意してた。
だから、ま、いいかなって思って続けてるんだ。
これって完全に私の趣味だね。義賊なんて言われると笑えるよ」

ナイヴス
「……意外だ。エクリプスが良い人に見える」

レイン
「おまえ騙されやすいだろ、ナイヴス……」

ナイヴス
「……自覚はある」

シャンタオ
「ナイヴスにーちゃんは大丈夫だよ。それなりにスレてるから。

今ので最後の質問だよ。エクリプス、ありがと!」

エクリプス
「どういたしまして」

ナイヴス
「ということは、これで質問コーナーは終わりか」

レイン
「今週はクリムソンが大人しくて助かったな」

エクリプス
「あっ、忘れてた!
胸圧迫してると呼吸できないんだっけ?
ごめんごめん~!」

クリムソン
「―――――」

ナイヴス
「今更どいたって遅いだろう……」

レイン
「脳死は何分酸欠でなるんだ……?」

シャンタオ
「それで、次なんだけど。
番外編でノワールねーちゃんへの質問やるって。
登場は、ねーちゃん以外に
ソード・エル・ナイヴス・レイン・クリムソン・ゼクス……の、予定みたいだよ」

レイン
「はぁぁぁぁあああ!?
なんだその闇鍋……!!!」

ナイヴス
「ちょ、待……
そのメンバーでワリを食うのは絶対に俺達じゃないか!!」

レイン
「行かねーぞ、俺は絶対に行かねえからな!!」

エクリプス
「ソード・エル・クリムソン・ゼクス&ノワール?
会話成立するかしら」

レイン
「ゼクスが血を吐くだろうが、俺達は知らん!」

シャンタオ
「でも、ナイヴスにーちゃんたちがいかないのは
ノワールねーちゃんがかわいそうだよ。行ってあげて」

ナイヴス
「ぐ」

レイン
「……それは……」

シャンタオ
「スタンガンは貸しておくから。ね?」

ナイヴス
「……。
結局そういうオチか……」

レイン
「……エルとクリムソンは互いに興味ないからいいとして、
クリムソンとソードは事前に
別室で殺しあわせときゃいいんじゃねーの……?」

シャンタオ
「それじゃ、またね~!
本編で待ってるよ!」


シャンタオ、エクリプス、有難うございました。
7回に渡って行ってきましたキャラクター紹介、これにて終了となります。
メインはもちろんサブキャラクターも個性豊かな【アーメン・ノワール】、
どうぞ彼らに会える日を楽しみにお待ちください。
ちなみに来週からは「ANキャラクターインタビュー番外編!」をお送りいたします。
どうぞお楽しみに。


★キャラクター紹介・バックナンバー★

キャラクター紹介のリンク集を作成いたしました。
発売まで時間がございますので、各キャラクターの予習復習にぜひご利用ください。
各タイトルをクリックするとそのブログへ移動できます。

・第一回「ジャスティス・ソード・クラウン」

・第二回「アズライト・エル・マリオネイション」

・第三回「ナンバー・ナイン・ナイヴス」

・第四回「レイン」

・第五回「クリムソン」

・第六回「ゼクス」

キャラクター紹介が終わった後は新企画、
「ARMEN NOIR DUCT RADIO」の始まりです。


★ ARMEN NOIR DUCT RADIO ★

今回からお送りするWEBラジオ的なコンテンツ

『ARMEN NOIR DUCT RADIO』

実はこれ、サイトウ宛てに各方面から寄せられた
『クーロン・ラヴ』な方たちの熱いラヴコールによって実現した企画です。

そう……なぜかはわかりませんが
彼はユーザー様からちらほらと気にされている様子。
もちろん、サイトウも大好きです。

何週続くかわかりませんが、可能な限り毎週お届けしたいと考えております。
皆様の(クーロンに対する)よりいっそうのご声援、宜しくお願い致します。
それではどうぞ。

※下に表示されている画像の下部にしばらくカーソルを合わせていると
 再生ボタンが表示されますので、そこをクリックしてご視聴ください。
 1回クリックで再生されない場合は、2、3回ほどクリックしてみてください。


クーロンさん、ありがとうございました。
皆様、来週もお楽しみに。
では、毎回恒例「今日の壁紙」です。


★今日の壁紙★

皆様こんにちは、グラフィック担当の諫山です。
今回の壁紙は盛りだくさんですよ!


an20_kabe01.jpg

an20_kabe03.jpg

an20_kabe02.jpg

an20_kabe04.jpg


今日の壁紙は「ちびキャラナイヴスの壁紙」と「サブキャラクター達の壁紙」です!
ちびキャラなのにポーズが決まっているナイヴス、小さくたってイケメンですね。
思わず、この特徴となっているツンツンとした髪に触さわりたくなります。
そしてサブキャラクターの壁紙はエクリプス・クーロンとリクエストを頂いていたので、
シャンタオを加えて3枚ご用意致しました!どうぞお持ち帰り下さいませ!

それでは、この辺で失礼させていただきます。
来週はちびキャラレインの壁紙です!お楽しみに。

諫山さん、有難うございました。
最後に久々の登場「パンドラの箱」です。


★パンドラの箱★

こんにちは、いけです。
今回のブログはなぜかクーロンプッシュが目立ちますが(笑)
基本は全キャラに愛を注ぐ、それがANスタッフです。

ところで先週、「ソードさんからメールがきた!」という報告をいただきました。
そうです。オトメイトモバイル恒例、発売約一ヶ月前になると届くキャラメールです。
(※オトモバ通信に登録されている方が対象です)
彼のいつもの調子で綴られたメール内容が何だかおかしく感じるかもしませんが
あれは彼的には真剣です。なのでメールを受け取った皆様も真剣に読んでください。
このメールの報告をユーザーさんから受けて、もうすぐ発売ということを実感しています。
ご予約がまだの方はぜひともお近くのゲームショップまたは通販サイトへ!

さて、今回の落書きですが。
「ワンド オブ フォーチュン」で活躍しているグラフィッカー・Sさんから
ちょっとした落書きをいただいてきました。それがこれです!

an20_zecs.jpg

シャッワ~

ゼクスの前髪を下ろした図inシャワー。なんてまぶしいシャワーシーンでしょう。
話によればゼクスのインタビューを読んだSさん、
ゼクスが前髪を下ろすとどうなるかの質問に答えるべくシャワーを浴びに行ったところで
「シャワーシーンのイラストが来るはずだ」とわくわくしながら読み進めたものの、
結局あの強制終了のオチで何も出なかったため辛抱たまらず自ら描いたとか。
しかし肝心の顔が見えないあたり、ゼクス<シャワーで崩れた前髪みたいなのを
感じますがこれいかに。素晴らしき愛の力、しかと受け取りました。
きっといつか、いつかゼクスの前髪下ろしが見られる日がくると思います。
その日を信じてお別れです。いけでした。


いけちゃん先生、有難うございました。
それでは今週のANブログはこの辺で。また来週。

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