■2/20発売のB's-LOGにて情報掲載！

20日に発売されましたB's-LOGにて、
【ARMEN NOIR portable】の情報が掲載されています。
今回は通常版パッケージイラストと、
新規イベントＣＧを甘いセリフ満載のシナリオ抜粋とともに公開！
まだご覧になっていない方は今すぐ書店へどうぞ。


 
■公式サイト更新！

公式サイト「GALLERY」「INFORMATION」が更新されました。

・イベントＣＧ２枚を公開
前回のブログでちら見せしたクリムソンとナイヴスのイベントＣＧが
こちらでも公開されました。
どちらもキャラクターの距離の近さにドキッとすること間違いなし！
画像右下の「シナリオを表示する」をクリックすると
新規シナリオの一部を読むこともできますのでぜひご覧ください。

・店舗特典を公開
皆様お待ちかね、店舗特典が公開されました！
さっそくご紹介いたしましょう。

・アニメイト
　ブロマイド3枚セット

・あみあみ
　図書カード

・いまじんWEBショップ
　図書カード

・ステラワース
　スペシャル特典小冊子＋ブロマイドセット

・中央書店コミコミスタジオ
　図書カード

・ネオ・ウィング
　２Ｌサイズポートレート

・ＮＥＴ三宮
　ポストカード

・メディアランド秋葉原店
　ブロマイド

それぞれの特典は全てイラストが異なりますので、
気になるものがありましたらお早めに店舗さんへどうぞ！



■ステラワース様より　缶バッチ販売開始！

ステラワース様の店頭ガチャガチャコーナーにて、
ＡＮのちびキャライラストを使った缶バッチが販売されることになりました。
販売開始は3月1日です。
詳細はこちら→http://www.stellaworth.co.jp/top/shopinfo.html#kan
 

現在【AMNESIA】の原画を担当している花邑さんが描いたちびキャラが
ついにグッズ化ということで、喜びを隠せない私です。
見てると引っ張りたくなるような手足やほんのり赤いほっぺたが
とても可愛らしくて好きなんです。（笑）
キャラの後ろも、ＡＮの世界観を表すアイテムが可愛くレイアウトされていて和みますね。

来週から販売開始ですので、当日はお店へどうぞ！



■新規シナリオ紹介　第三回
 

今回から始まりましたこのコーナーは、
【ARMEN NOIR portable】で大幅に追加された新規シナリオの内容や
その中でのキャラクター、雰囲気を皆様に知っていただこうというものです。
第三回はエルです。

・【ARMEN NOIR portable】のエルは……

エルはバウンティアが作り出した機械人形であり
バウンティアの中で数少ない、ノワールが心を許せる相手です。

エル自身は自分はただの機械であると
ことあるごとにノワールに告げますが
それはノワール自身を思ってのこと。
与えられた命令に絶対に逆らえないエルは
ノワールの心の支えになることはできないのです。

「ARMEN　NOIR」PS2版では
機械である自分は人と違うのか
心があるのかないのか
ノワールに愛される資格があるのかないのか
それがエル自身の最大の壁でしたが、
今回の「ARMEN NOIR portable」ではそこからさらに一歩踏み込みます。

かつてのエルは何だったのか
エルは夢限界楼で何を成すべきなのか
そしてどうノワールを愛し抜くべきなのか。

すべてを超えた先に彼らが見つけ出した
エルとノワールの幼く純粋な愛情の形を、どうぞ見届けてください。


・新規シナリオ抜粋

エルの追加シナリオより、二箇所抜粋いたしました。

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◆◆抜粋1◆◆


エル
「しかし、それでは貴女は今までどうやって
睡眠をとっていたのです？」

エル
「誰かと手を繋がないと熟睡できないのは
大変ではありませんか？」

ナスカ
「子供の頃はひとりで眠ると……
怖い夢をみたり、夜中に起きたりしたけど、
今は昔ほど酷くないから大丈夫」

ナスカ
「それに、ソードと一緒の部屋だった頃は
ソードは眠るときに手を繋いでくれてたから。
駆除に出ない夜だけだけど……」

エル
「……ソードが、ですか」

ナスカ
「うん」

エル
「……そうですか」

エル
「…………」

ナスカ
「どうしたの？」

エル
「……しばらく前までは、貴女からソードの
ソードらしからぬ話を聞くと、どう反応を
返していいか思考停止していましたが」

エル
「今はなぜか苛立ちを覚えます。
そうですか。ソードがずっと貴女の手を……」

ナスカ
「エル？」

エル
「……まぁ、いいでしょう。昔の話ですから。
そうですよね、ノワール」


◆◆抜粋2◆◆


エル
「……本当に照れているんですね。
さっきより耳が真っ赤だ」

ナスカ
「……っ。
こんなに暗いのに、
エルにはそんなにはっきり見えるの？」

エル
「この程度の暗さは暗いうちに入りません。
オレの目は人とは違いますから」

ナスカ
「…………」

エル
「ノワール？」

ナスカ
「……やっぱり恥ずかしい。
でも、離れたくない」

ナスカ
「落ち着かないし、緊張するけど……
だけどずっとこうしていたい」

エル
「……オレもです、ノワール。
たとえ貴女が嫌がっても、
今夜は貴女を離したくない」


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エルの本性が少しずつ出てきていますね。
二人の素直で可愛らしいやりとりをお楽しみに。


・グラフィック班のオススメポイント

いつでもノワールの気持ち優先で優しく接してくれるエルですが、
新規シナリオでは積極的に彼女に接近する場面もちらほら。
自分の気持ちをストレートにぶつけたり、
ちょっとしたイジワルをしてみたりと、表情豊かな彼が見られます。
エルとノワールの、ちょっとボケっとした二人ならではの
可愛らしいやりとりもあって和みました。

共通ルートでもエルに関するちょっとしたイベントごとが用意されていますが、
こちらはエル含めハンターたちのほのぼのとした一面が見ることができるので
ある意味貴重な内容です。


・紹介されたあいつを訴える！

紹介されたキャラクターとシナリオに対して他のキャラクターたちが
甘い状況や台詞の数々に物申すコーナー、その名も「アーメンノワール裁判所」。

今回の被告人：さりげなく嫉妬でノワールに迫るエル


【あーめんのわーるさいばんしょ】

エル
「まず言わせていただきたいのは
ノワールの保護者がなぜソードだったかという点についてです。

ソードは確かにＮｏ．１ではありますが当時１４・５歳の少年であり
６・７歳の幼児のノワールを養育するには不向きであったと思われます。
今回、「ARMEN NOIR portable」において幼いノワールに対し
少年時代のソードが不器用ながらも意外に穏やかに接していたということが
判明しましたが、それでもやはり幼女を保護・養育するのであれば
１４・５歳の少年よりは成人女性の方がはるかに向いているでしょう。
場合によってはオレのような機械人形も妥当であると考えますが
その時にはまだ機械人形は製造されていませんでしたので
その選択肢については排除します。

さらに言えば成長したノワール、おおよそ１０代前半のノワールが
ソードと同じ部屋、同じ空間で生活していたというのは大きな問題です。
ソードが２０代そこそこの時ノワールは１３・４歳。
その２人が同じ部屋の同じベッドで寝起きして
どうして何も起きないと思うのですか？
ノワールの育成環境、情緒・常識の欠落問題、その他もろもろについては
ソードはもとよりゼクスに大きな問題があるとオレは考えます。
この辺まで読んで目が滑ると思っているそこの貴女。
これはオレの心の叫びですのでどうぞ最後まで黙ってお付き合いください。

そしてこの場を借りて言及したいのは
いくらなんでも、どう考えても
ゲームバランス的に見てソードだけ優遇されすぎという点です。

なぜ！！　保護者にして教育者にして同棲相手（？）にして兄、
そして彼女が属する組織のＮｏ．１という
どれ一つとってもおいしいと思われるポジションを
ソード一人に集約させたのか！？

これは誰がどう見ても不自然でしょう？
明らかに偏りすぎている！
その優遇されすぎなソードという存在の手から
我々がノワールを奪い取るのがどれほど、どれほど大変か！
画面の向こうの皆さまには想像ができますか！？
さらにどれほどソードに対して嫉妬心に悩まされるか！
ソードがＮｏ．１で最強の男でなければ、
メインキャラ全員から（♪）されてもおかしくないのですよ！？

なのに、ソードはのうのうと、ずうずうしくも
いまだにメインヒーローとして居座っている。
あまつさえその立場を利用して
ノワールを自分だけのものにしたりもする始末……！

そのソード、そしてゼクス。
貴方がたがオレや他の誰かを裁こうなどと
おこがましいにもほどがあると思いませんか？

オレはオレの行動に対する弁明は一切行いません。
オレが心からノワールを愛した結果です。
そこに一切の悪意も罪の意識もありません。
それで何の罰を与えられるのかはまったくわかりませんが
ノワールを愛すること自体が罪だというのであれば
いくらでもその罰はこの身で受けましょう。

オレから言いたいことは以上です」



ゼクス
「…………………………………………あー……そのー……」

ソード
「…………。」

ゼクス
「…………えーと……」

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傍聴席にて。
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ナイヴス
「……こう来るとは思わなかったな」

レイン
「ゲームバランスにまで言及してたぞあいつ……
普通言わねえよな……」

ナイヴス
「まぁ色々ストレスが溜まっていたんだろう。
言いたい気持ちは俺にもわからんでもない」

レイン
「にしても（♪）って何だよ。
いつもの検閲削除とかじゃねえの？」

ナイヴス
「いや、自主削除だそうだ。
毎回検閲で手間をかけるのも申し訳ないから
先に伏せておいたとかなんとか」

レイン
「……あぁ、そう。
逆に怒られるポイント増やすだけっぽいけどな」


ガション。


ナイヴス
「ん？　……ああ、markⅡか。来たのか」

クリムソンmarkⅡ
「エル　シンパイ　markⅡ　エル　スキ」

ナイヴス
「そうか。それでエルの裁判と聞いて様子を見に来たんだな。　
いい子だな、markⅡ」

クリムソンmarkⅡ
「エル　ダイジョウブ　デスカ」

レイン
「あの様子なら平気だろ。
おまえにとっちゃエルって兄貴みてーなもんなのかな？」


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法廷にて
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ソード
「…………」

ゼクス
「あー、その、なんだ……
エルの主張はわかった。しかしだな」

ソード
「話は聞いた。しかし理解はできんしする気もない。
それにおまえは機械だから、他の男よりは数千倍マシとはいえ
この内容を聞かされて許せるほど
俺は心の広い人間ではない」

エル
「そうですか。では、どうするつもりです？」

ソード
「当然――――」

ゼクス
「待てソード！
エルに手を出すな！　
エルはバウンティアの備品だぞ！？　
下らない嫉妬心で壊すんじゃない！」

ソード
「……エルと戦うことは許可いただけないと？」

ゼクス
「するわけないだろう！
なんでバウンティア所属のハンター同士、
しかも数少ない直属の部下同士で殺しあわせなきゃならんのだ」

ソード
「わかりました。
では、先に貴方を斬ることにします」

ゼクス
「……………………………………。は？」

ソード
「エルを処罰する許可をいただけないのなら
貴方ごと消すまでです」

ゼクス
「な」

ソード
「来い、アーロンダイト……！！」

ゼクス
「な、なんでそうなる―――――！！！！！？」


・

・

・

・

ガション

クリムソンmarkⅡ
「エル」

エル
「おや、クリムソンmarkⅡ　来ていたのですか」

クリムソン　markⅡ
「エル　ヘイキ　デスカ？」

エル
「オレの身を案じてくれたのですか？　ありがとう。大丈夫ですよ。
ソードは逃げたゼクスを追いました。
オレたちも今のうちに退散しましょう。
ソードのことですから、ゼクスを斬ればすっきりして冷静になるでしょう」

レイン
「そういう問題か？　
にしてもクリムソンは今週も出てこなかったな」

ナイヴス
「そうだな。来週も出てこないことを祈ろう」


次回はナイヴスのシナリオ紹介になります。お楽しみに。



■キャラクター紹介・バックナンバー

以前、ＡＮブログで行ったキャラクター紹介のリンク集です。
各キャラクターについてのあれこれが掲載されていますので、
予習復習にぜひご利用ください。
各タイトルをクリックするとそのブログへ移動できます。

・第一回「ジャスティス・ソード・クラウン」

・第二回「アズライト・エル・マリオネイション」

・第三回「ナンバー・ナイン・ナイヴス」

・第四回「レイン」

・第五回「クリムソン」

・第六回「ゼクス」

・第七回「クーロン、エクリプス、シャンタオ」
 
・第八回「番外編！ノワールに質問」

・第九回「番外編！全員に再び質問」



■次回のＡＮブログは？

次回は3月9日の予定です。
二週間後の更新となりますので、チェックをお忘れなく！

それでは今回のANブログはこの辺で。いけでした。ARMEN！