カテゴリ:

ワリコミ!CLOCK ZERO ~終焉の一秒~

皆様こんにちは。
【CLOCK ZERO ~終焉の一秒~】担当、デザインファクトリーの島です。

ExTimeの開発が終わってボロボロだった心身をリフレッシュしようと
数年ぶりにコンタクトに変え、美容院に行ったのですが
最近、会う人会う人に島だと気付いてもらえません。

いわたD「眼鏡が本体だったんだな」


(´;ω;`)


前なんてジョーDに用があって話しかけたんですが
しばらく話した後に「......ああ、島さんか!!」と驚かれました。
誰だと思って話していたんだい、ジョーD。
(コドリアブログお疲れ様でした! ひっそり楽しんでました)

とはいえ「若々しくなったね!」「やつれた感じがなくなったね!」
とも言われるので、喜んでいいのか複雑な気持ちです。

さて、そんな島のどうでもいい近況は置いといて。
CZワリコミいってみましょー。


▼公式ツイッター稼動中!

cz0625_1.jpg

アカウントはこちら→@cz_x_official

フォロワーさん7000突破! ありがとうございます!!
また隙を見て突発キャラツイートとかやりたいな~と
画策しております。ぜひフォローお願いしますね。


▼公式アートブック明日発売!

cz0625_11.jpg

一二三書房様より、明日6/26にアートブックが発売されます!

詳細はこちら↓
http://www.hifumi.co.jp/books/lineup/9784891993320.html

カバーイラストは表:スーツ組、裏:和装組で分けて
表裏に6人が配置された豪華仕様となっております。

CZのこれまでのアートの歴史がぎっしり詰まった一冊。
パッケージをはじめ特典描きおろしイラストや、ウェブギャラリー、
ゲーム中の全イベントCGはもちろん、バリエーション豊富な立ち絵、
巻末にはキャラごとのシンボルマークも一挙掲載!

また、同日には「AMNESIA PREMIUM SELECTION」も発売です!
ぜひぜひよろしくお願い致します。


▼オトメイトパーティー2015!

改めてお知らせ。
オトメイトパーティー2015にCZが参加します!!

http://www.otomate.jp/event/party2015/

★8/15(土)夜公演★

海棠鷹斗/神賀旭  :浪川大輔
加納理一郎/放浪者 :前野智昭
英円/ビショップ  :鳥海浩輔
西園寺寅之助/反逆者:杉山紀彰
英央/情報屋    :須藤翔


ちなみに、先に謝っておこう。朗読劇ごめんなさい。
カオスになるだろうと思ってたら本当にカオスになった。

「オトメイトモバイル」にて、恒例の「メロ★きゅんワード」募集中!
ぜひCZキャラのメロ★きゅんな台詞を応募してくださいね!
http://www.otomate.jp/mobile/


▼キャラクターCD Vol.1 発売間近! Vol.2の新情報も!

cz0625_2.jpg

7/1発売のVol.1「海棠鷹斗&加納理一郎編」。
特設サイトではイメージソングの試聴、キャストコメントが公開されています!
もうすぐ発売ですよー! 以前のブログで紹介した台本抜粋などはこちら

ミニドラマやシチュエーションドラマはもちろん、
イメージソングも本当に素敵な仕上がりですので、お楽しみに!

また、Vol.2のジャケットイラストとトラックリストが公開されました!

cz0625_3.jpg

テーマは木漏れ日。この3人だからこその関係性にスポットを当てました。
ミニドラマのタイトル「陽のあたる場所」ともリンクしていますが
あるはずのなかった出会いと、それによって変わったもの。
奇跡のように優しくて穏やかな時間、ほっこりする内容になっております。

:トラックリスト:

01. ミニドラマ 現代大人編 陽のあたる場所
  西園寺寅之助(CV:杉山紀彰)、時田終夜(CV:石田 彰)、
  西園寺 海(CV:長瀬 祐)、西園寺 陸(CV:吉村和紘)

02. シチュエーションドラマ 高校生編 Jealousy & Dependence
  西園寺寅之助(CV:杉山紀彰)

03. シチュエーションドラマ 高校生編 Jealousy & Dependence
  時田終夜(CV:石田 彰)

04. シチュエーションドラマ 壊れた世界編 傷痕をなぞる指
  西園寺寅之助(CV:杉山紀彰)

05. シチュエーションドラマ 壊れた世界編 傷痕をなぞる指
  時田終夜(CV:石田 彰)

06. 西園寺寅之助 キャラクターイメージソング 衝動は赤く、燃ゆ
  love solfege(feat.真名辺あや)

07. 時田終夜 キャラクターイメージソング 白き花、薄藤に移る夜
  love solfege(feat.霜月はるか)

08. Credit


そう! なんと! ミニドラマには寅之助の弟、海と陸もチラリと出演します。
本編では味わえない、微笑ましい掛け合いもお楽しみに~。

ではさっそく、Vol.2の台本抜粋にいってみましょう。

※いつものことですがゲーム本編のネタバレを含みます。

////////////////////////////////////////////////////////////////

■ミニドラマ(現代大人編) 「陽のあたる場所」

「......それで、どうして時田さんがここにいるんですか。
 ものすごく自然に朝食に混じってますけど。
 こんな朝早くから他人の家に押しかけるなんて
 迷惑だとは思わないんですか?」

「いつものことじゃん。どうせなんか思い立ったんだろー」

「うむ、今日は寅之助と撫子と海に行こうと思ってな」

「いや、なに最初から予定決まってましたみたいに言ってんだよ。
 オレなんも聞いてねえし。行くとも言ってねえ」

「なにか予定があるのか? ならばさすがに遠慮するが......」

「予定はねえけどよ......せっかくの仕事休みに海とか......」

「へえー。いいなー......おれも泳ぎたい。
 っていうか......前から気になってたんだけどさー。
 兄貴たちと撫子ちゃんってどういう関係なの?」

「あ?」

「俺もそれは気になってた。
 撫子さんはクールで美人で才女って感じなのに
 兄さんたちとはどうあっても釣りあう感じしない」

「おい陸。てめえケンカ売ってんのか」

「どういう関係、か......明言に悩む質問だな。
 しいて言えば......子供の頃からの仲間、だが。
 数年ブランクはあったが、少し前から交流が再会してな。
 最近はよく会っておる」

「そういう意味じゃなくて。兄貴がただの女友達と
 こんな長く続くなんて不思議じゃん。
 やっぱアレ? 三角関係ってやつ?」

「うむ、ありていに言えばそうだな」

「違ぇだろ。お前とあいつ取り合った記憶なんざねえよ」

「おお、そうか。正しくは七角関係やもしれぬ」


西園寺家を訪問し、撫子と3人で海に行こうと誘う終夜。
3人で向かった海では、楽しく夏の醍醐味を満喫することになる。
1日遊び尽くしてはしゃぎ疲れた後、彼らが語るのは――。


「......ま、でも。お前と終夜がいなきゃ、
 今もあのまんまだったかもしれねえな」

「オレと関わっていいことなんかねえはずなのに、
 なんでお前らがオレを気にかけんのか......マジでわかんなかった」

「どれだけ時が経とうとも......変わらぬものはある。
 たとえ記憶に残らずとも......想いは残る」

「身勝手な罪悪感に囚われていた私を救ってくれたのは
 ......この世界で生きて行く決意をさせてくれたのは、
 そなたや寅之助の存在だった」


寅之助が語る、過去の自分と今の自分。
終夜が背負う、過去の罪と今の幸福――。

誰しも、誰かのためを想い生きる「今」を描いた、優しい物語です。

ちなみにこのコンビなので、ギャグというか
ほのぼの楽しいシーンもかなり多いです(笑)
飾らないふたりの、主人公への想いを感じるシーンも。


■シチュエーションドラマ(高校生編)「Jealousy & Dependence」

※台詞抜粋なので繋がってはいません。キャラごと個別トラックです。

「......それとも、ああいう奴と真面目なお付き合いでもしたくなったか?
 お前の高校じゃ周りは優等生ばっかだろうし、
 そりゃ、財閥のお嬢様がオレと付き合ってるなんて
 知られたくねえだろうしな」


「つまり......私の視線を独り占めしたかったということだな?
 ふふふ......すまぬ。嬉しくてな......笑みを止められぬ。
 ......案ずるな。私はそなたしか見ておらぬ。
 仕事としてカメラの向こうへ視線は送っておるが
 見惚れて欲しいのはそなただけだ」


■シチュエーションドラマ(壊れた世界編)「傷痕をなぞる指」

※台詞抜粋なので繋がってはいません。キャラごと個別トラックです。

「まさか......オレから離れたくなったとかじゃねえよな?
 今さら......この期に及んで、
 元の世界に帰りたくなったとかじゃ......ねえよな」


「おお、起きたか。すまぬ、まだ朝ではないのだが......
 ん? 起こし方がおかしい? 眠り姫はキスで起こすものであろう?
 はは、そう怒るな。それより、こちらに来てくれ」


「......けど、オレが首輪つけられる代わりに、
 お前には手錠でもつけてやったほうがいいかもな」


「知らぬか? 怪我をした箇所にキスをすると治りが早まるのだぞ。
 痛いの痛いの飛んでけ、というやつだ。
 ふふ、そうだな。流れ星と同じで、思い込みのようなものだが......
 願う、ということ自体に意味があるのだと、私は思う」

////////////////////////////////////////////////////////////////

ミニドラマの穏やかさに反して、シチュドラマは色々と熱烈です。
ほんと......濃い......(笑)

Vol.2、3の制作もちゃくちゃくと進んでおります。
イメージソングがですね......また素晴らしくてですね......。
試聴公開を楽しみにしていてくださいませ!

ちなみに主題歌などもそうなのですが、曲を制作して頂く際に
島のほうで「仕様書」というものを作ります。
曲調イメージ、キャラのテーマや心情、キーワードを記載したもの。
どのキャラもけっこうテキスト量の多いものになるので
作曲・作詞の方に汲み取って頂くのが大変だと思うのですが......

作曲の松本さんと打ち合わせしていたとき、

松本さん「このキャラはまだ情報が足りないので資料追加で......」
島   「ですね、ビジュアルイメージと曲調イメージをもっと細かく......」
松本さん「で、終夜なんですが」
島   「はい」
松本さん「任せてください
島   「任せました

という会話が忘れられません(笑)頼もしい......!!
(終夜の曲イメージはまさにlove solfegeさん真骨頂な指定だったので)

そしてあがってきた終夜イメージソングのラフが......

もう............

鳥肌が立ちすぎて机に頭を打ち付けたい。


......くらいの衝撃でした。
そして歌詞と譜面を頂いたときも同じ衝撃を受けました。
打ち合わせの時の松本さんの頼もしい言葉に嘘はなかった......!

もちろんどのキャラクターもキャラ性に忠実でいて、
曲も歌詞も素晴らしいんです! 本当に贅沢の一言。


Vol.3については......先日ドラマ部分の収録が終わりまして、
これはまだ発売が先なので内容紹介もあとにしますが、一言だけ。

兄弟って、いいなあ。

ゲーム本編では描かれていない、ある重要シーンも。
あとジャケットイラストも早く皆様に見て頂きたい!
ぜひ楽しみにして頂ければと思います。

そうそう、特設サイトにも記載がありますが、
店舗購入特典もありますのでお見逃しなく!
※特典についてのお問い合わせは各店舗様へお願い致します。

--------------------------------------------------------------
◆アニメイト

全巻連動特典:ミニドラマ「壊れた世界の座談会」

【あらすじ】
ゲーム本編の設定を無視してキャラクターたちが好き勝手に喋る、なんでもアリの雑談会!
途中からお酒も入り、事態は更にカオスな展開に――?!

※ゲーム本編のネタバレを多大に含みます※

【出演キャスト】
キング  (CV:浪川大輔)
放浪者  (CV:前野智昭)
ビショップ(CV:鳥海浩輔)
反逆者  (CV:杉山紀彰)
哲学者  (CV:石田 彰)
情報屋  (CV:須藤 翔)

--------------------------------------------------------------
◆ステラワース

各巻特典:ジャケット絵柄ブロマイド(L判)

全巻連動特典:ジャケット絵柄缶バッジ3個セット(40mmスクエア)

--------------------------------------------------------------

アニメイトさんの全巻連動特典のCDは、まあひどいことになってます。
今まででいちばんぶっ飛んでるんじゃないかな......。

そういえば壊れた世界の人たちが全員登場して、
シリアスでもなくヘルズエンジェルズのようなパロディでもなく
本編の立ち位置のまま集まるCDってこれまでなかったんじゃないかな、と。
クリスマスで昔やりましたけど、SSでしたからね。

ボイスがついた破壊力、ぜひお楽しみ頂きたいです。
せっかくなのでちらりと台詞抜粋してみる。
※台詞繋がってません。ネタバレあり。


「感心するところじゃありませんよ。
 あまりキングに近寄らないでください。
 なにか嫌な影響を受けそうな気がします」

「待て。なんの拷問だこれ。こんなノロケみてえの全員分聞くのかよ」

「いや......それで結局、お前は撫子に何をしたんだ?
 キスで初心だとか言うってことは――」

「君に何ができるか......何をしようとするのか知りたかっただけだよ。
 どんな風に抗うつもりなのか......ね」

「はは。でも、やっぱり兄弟なんだなあ。僕もね、同じだよ」

「どうせ神々の黄昏だろ。ほら、早くやるぞ」

「おお、語尾につけるだけで愛らしさが増すのだにゃん。
 今後これを使えば両組織の友好に繋がるやもしれぬにゃん」

「マジで頭おかしいな、お前の上司」

「はいはいはい。お酒の席で喧嘩はやめようよ。
 もー......なんで仲良くできないかなあ」

「う、うん。じゃあ......1番、海棠鷹斗。一発芸やります」



以上! ......ノーコメントです!


▼「オトメイト in ナンジャタウン2015~EARLY SUMMER FESTIVAL~」開催中!

ナンジャタウンとのコラボが開催中!
http://event.namco.co.jp/namja/otomate2015/

7/5までの開催となっておりますので
まだ行ってない! という方は期間中にぜひ!

cz0625_5.jpg

cz0625_4.jpg

cz0625_6.jpg


※島の手ブレ具合がハンパなくてすみません......。

景品盛り沢山のミニゲームやフードメニューはもちろん、
CZの録りおろしオリジナルドラマが楽しめる
サウンドアトラクションもありますよ。

そうそう、サウンドアトラクションのご感想を
メールでくださった方、ありがとうございました!
すっごく嬉しかったです......! 楽しんで頂けてよかった!

ちなみに島もこっそり遊びに行ったのですが、
内容は知っているとはいえ、口をついて出る感想は

「鷹斗がいちいち近い」でした(笑)

耳元で囁かれるたび微笑ましくなってしまう。


▼舞台版CZ「CLOCK ZERO ~終焉の一秒~ Re-vers-mind」始動!

公式サイトはこちら↓
http://clock-zero.otomelive.com/

cz0625_7.jpg

本日キャストビジュアルも公開され、
6/27(土)からチケットの一般販売も開始されます!

NEWSTART、再始動ということで、新たな要素も取り込まれ、
まるで初心に戻ったかのように島もワクワクしています。

先日はビジュアル撮影や台本読みに立ち会わせて頂いたのですが
初めましての方やお久しぶりの方とのご挨拶をするなか、
いちばん島が衝撃を受けたのが

悠斗さんが......大人になってる......!!!!!

ことでした。悠斗さんは第一回目の初演の頃から
「終夜」役を演じて頂いているのですが、
今回は哲学者を演じて頂くことになった方です。

子役からメインキャストへの変化。
ご本人も重責があるかと思うのですが......
ビジュアル撮影の際はあまりの違和感のなさと
伸びすぎた身長に「!?!?!?」となりました。

初めてお会いしたときは島のほうが背が高かったのに......
追い抜かれたどころかとっくに手が届かないところに......

歳月とはすごいものです。
そんな変化もはじめ、初演から2年近く。
初演、何もないところから基盤を作り上げてくださった方々、
再演、リンゲージと重ねるにつれ新たなものを魅せ、繋げて頂いた方々、
その心が受け継がれ、四度目の舞台が実現したこと。
そして今回関わって下さるキャスト・スタッフのみなさんが
誰しもさらに上を目指した新たなCZを作り出そうとしてくださっていること。
まだ本番まで1ヶ月あるというのに感極まってしまっています。

台本読みの現場では「こんな気合の入った本読み初めて」と感じました。
みなさん感情を入れてくださるので初回台本読みなのに熱量がすごくて、濃くて。
この時点で「あ、これは絶対いいものになる」という確信がありました。
これから稽古を重ね、キャストさん、演出さん、スタッフさん方と力をあわせて
さらにいいものになっていくであろう舞台CZ......今から本番が楽しみです。
みなさん、ぜひ応援してくださいね!!

......あ、島も影ながら監修とかで頑張ってます(笑)

cz0625_8.jpg

お楽しみに!


▼そういえば。

PS Vita版「ExTime」からプレイしてくださった方へ、
本作はPS2時代に毎週ブログを更新していまして。
旧スタッフブログのほうでキャラクターの小話を連載してました。

↓こちらからリンクで飛べます。

・3分間クッキング ~政府ver~     キング&ビショップ
・(経典)争奪戦            理一郎&終夜&寅之助
・もしもの恋バナ            鷹斗&理一郎&円&央
・3分間クッキング ~有心会ver~    放浪者&反逆者&哲学者
・犬猿の仲               ビショップvs反逆者(+撫子)
・Family                キング&ルーク
・夢                  小学生組
・鬼退治 ~HA vs HD~       放浪者&哲学者 vs キング&ルーク
・バレンタイン前哨戦          小学生組オールキャラ
・ハッピーバレンタイン!        壊れた世界ver オールキャラ
・明日ありと思う心の仇桜        壊れた世界ver オールキャラ

よろしければチェックしてみてくださいね。
久々に読み返して、すごく懐かしい気分になりました......。

あとワリコミで誕生日小話やバレンタイン小話などもやったりしてたんですが
掘り返すのが大変だったのでまた今度まとめます......(笑)


▼メールありがとうございます!

CZ宛のメール、大変嬉しく読ませて頂いています。
愛に溢れた長文メールも、ほんとにほんとに嬉しいです。
各キャラの感想や、PSP版から変化した演出に気付いてくださった方まで......。
細かいところを見て頂けて、幸せです。ありがとうございます。

今回は頂いたメールの中から質問などを抜粋して
チラリと反応させて頂きたいと思います!

・央ルートの「花畑」はなんの花?

じつはExTimeを象徴する花として、通常パッケージなどに
描かれているのは「白のガーベラ」なのですが、
こちらは白だけでなく「茜色に染まる」の意味を踏まえて使っています。
※明日発売のアートブックにちらりとそのあたり触れてたりします。

央ルートに出てくる花畑は「マーガレット」です。
※本編中では明言されていませんが、設定上。

ガーベラだとああいう咲き方はしないという
背景の構図・見栄え的な理由もあったのですが(笑)
なにより央ルートを象徴する花になるので、
央の物語に合うものを選ばせて頂きました。

花言葉は「愛の誠実」「心に秘めた愛」「信頼」「貞節」

特に「心に秘めた愛」が彼の物語らしいと思ってこれに決定しました。


・フルコンプCGのそれぞれの花について知りたい!

こちらも花関係のご質問です。
またフルコンプしていない方にはネタバレになるので
反転させて頂きますね。参考にした花言葉も一緒にどうぞ!

・鷹斗→青薔薇「神の祝福」「奇跡」「夢叶う」

・理一郎→シロツメクサ「私を想って」「約束」

・円→鈴蘭「幸福の再来」「純粋」「意識しない美しさ」

・曼珠沙華「情熱」「あきらめ」「悲しい思い出」
※一説には「また会う日まで」「想うはあなたひとり」なども。

・終夜→竜胆「悲しみに寄り添う」「誠実」

・央→雛菊「無邪気」「希望」「平和」「純潔」

です!

終夜とかは物語上、色々な花が出てくるので悩んだんですが
改めて「キャラを象徴する花」を選んで指定させて頂きました。


・CZに出逢って、「今」を大切にしようと思えた。

このお言葉がどれだけ嬉しいことか。
受験、就職、仕事や恋、人間関係の悩み、
人それぞれ背負うものが多い世の中ですが、
少しでも前向きになれたり、笑顔になってもらえたら嬉しいです。


・5年前から気になっていてやっとプレイした!方

ものすごいボリュームの感想メールありがとうございます......!
御礼を言いたいのはこちらのほうです。泣きました。
5年前に持ってくださった期待を裏切らずに
楽しんで頂けたこと、本当に嬉しく思います。

これからも、CZメンバーを応援してやってくださいね。


・移植のボリュームとは思えないですけど!?

これはたくさんの方に頂いたツッコミです(笑)
PSPの追加も含めるのでどんどんボーナストラックが
おまけとは言えなくなってくるという......。

ボリュームが多いことは必ずしも良いことだけではないので
疲れさせてしまって申し訳ない......ですが、
プレイし終えたあとに充実感を覚えて頂けたら嬉しいです!


またメールを頂いた時には反応させて頂きます!
お名前を掲載させて頂く可能性がありますので
NGな方は「匿名希望」と書き添えてくださいね。


▼えくすたいむ語り。

さてさて、Vita版「ExTime」について。
今回は保留にしていたキャラクター語りの続きにいってみましょう。

・ルーク(ネタバレしかないので全反転でいきます)

<反転ここから>

こと、レイン=リンドバーグについて。
「ExTime」では、彼の追加シナリオの内容にいちばん悩まされました。

レインは央と同じくらい「攻略したい」という声が多く、
ありがたくもたくさんの方に愛して頂いているキャラクターです。
ただ彼を攻略対象にするには越えなければならないハードルが多く、
今回、正規のルートとして実現することはできませんでした。

それこそFDとかならイチから「真相」とは違う話を作れるかもしれませんが
ゲーム本編があった上で、レインが庇護欲だけでない「慕情」を自覚するには、
鷹斗ルートでなければならないという思いがあったからです。
彼との確執を描くこと、主人公によって「人間」になった鷹斗を
レイン自身が目の当りにしなければならないと思っていたので。

今回の追加シナリオでは、自分の心から目を背け続けていたレインが
やっと自分の奥底にある感情を認めるところまでいきます。
ここまでいくのに相当時間がかかりました(笑)

個人的には、あまり描きすぎたくないキャラ、というのが正直な気持ちです。
それには色々と理由があるのですが......やはり彼がCZという物語において、
「問いかけ」の位置にいるキャラというのが大きいです。

彼はなぜあんなことをしたのか、それは人間らしい激情なのか、
それとも科学者の狂気なのか、本心はどこにあるのか、
もし自分が彼なら、どんな選択ができていただろうか。
それをプレイヤー側に思考して欲しかった、という気持ちもあります。

「天才」である、鷹斗では担えなかった立ち位置。
彼いわく「凡人」であるからこそ、人間らしいキャラだからこそ
理解はできなくても、知りたいと、彼の心に近づきたい、と
そう思ってもらえるようなキャラにしたいと作りました。

......そんな複雑な彼の心の変化、踏み出した一歩を、
愛しいと思って頂けたなら、こんなに嬉しいことはありません。

明確に描くことに抵抗があった彼の内面と、その後の可能性。
「ExTime」で描けたことを、最終的にはとても幸せに感じました。
皆様の愛が、彼を救ってくれたのだと思います。
あれだけファンの方に「彼の心に近づきたい」と思って頂けなければ
おそらくあそこまで深くは描かなかったと思います。

法の消えた世界で彼を罰するのは、人の心と自分自身。
彼が背負うものは決して消えませんが、ただ、「願う」ことを諦めないでほしい。
許されることはなくても、それでもきっと、もう一度「生きて」ほしい。
そんな想いで彼と向き合い、制作させて頂きました。

<反転ここまで>

......そもそも、レインについて語るのはほぼ初めてです。
今まで意図的に割けてきたので......。思い入れはものすごく強いんですが、
だからこそ気軽には語れないキャラクターですね。
めんどくさいけど愛しい奴です(笑)


ちなみに。レインの新規立ち絵について小ネタ。
グラフィッカーさんが出してくれた案は複数ありまして
じつはどれもお気に入りで数日頭を抱えながら悩みました(笑)

cz0625_9.jpg

最終的にはいちばんシンプルなものになったのですが。
しまっておくのはもったいなかったのでチラ見せしときます!


・長

こと芳宗さん。

PS2版開発当時は、わかりやすい「悪役」として描こうと考えていました。
キャラクターの心情を掘り下げていこうとすると、
どこかやはり同情できる部分、共感できる部分が出てくるものですが、
彼に関しては意図的に「憎まれ役」に近い位置にしようと作りました。

......とはいえ、彼もなにかの「願い」のために生きている人間。
問題の多い方ではありますが、人間として愛しい部分が多いのも事実。
その弱さも傲慢さも、勝手さも、そして人を愛する想いも、
ひとりの人間として、魅力あるキャラだと思っています。

ゲーム本編中では彼に腹が立った方も多いと思いますが(笑)
どんなものでも彼に感情を抱いて頂けたら嬉しいのです。

彼の「必要なもの」への執着、いきすぎた愛というのは、
色んなキャラクターを「別角度」から見た場合の描き方、としています。
つまり少し環境、状況が違うだけで似たテーマのキャラがいるということ。

愛情表現が歪んでいたり、人として許されないことをしていても、
自分を変えられない。それほどに欲してしまう。そんな自分でいいと割り切ること。
裏切られないよう切り捨てる。誰かを信じることは弱さを見せること。
人間誰しも秘めている不器用さを表現したかったのもあります。

あと彼、終夜にはひどいことできないんですよ。
それが何故か考えると、ああこの人も人間なんだなあと思えます。

ちなみに今回、某キャラの追加後日談で装いの違う彼が出てきますが
あの彼も生きてきた経緯が違うので、喋り方、言葉の内容、言い回し、
全部変えて徹底したキャラ作りをしました。

開発中や収録中、「この芳宗は惚れる......!」とかなり評判が高かったです(笑)
個人的にもあの物語で彼がちらりと見せる包容力がオススメです。


・楓

今回のPS Vita版には「楓END」があります!!!!!
隠してましたが、皆さんけっこう辿り着いてるみたいなので。

央ルートから派生するENDです。CGもあります。
短めですが個人的にもすごくお気に入りの物語です。
ぜひぜひ辿りついてくださいね。あ、一問一答も可愛くてオススメです!

楓はPS2版開発初期、「有心会の青年」という名前でした。
つまり名前ありませんでした(笑)汎用的に使えるキャラ想定で。
しかしmikoさんにキャラデザを担当して頂き、作られた立ち絵を見て一言。

......これ、名前つけてちゃんと活躍させないとダメだ。

そんな使命感があり。主に有心会側のルートで活躍する、
魅力あるキャラクターになりました。

さらに終夜ルート制作中に楓がどんどんいいキャラになっていって
開発スタッフ内でも「楓攻略したい」という意見が多かったのもいい思い出。

そんな彼との恋。まだ「始まり」ではありますが、
ぜひこれからも愛して頂けたら嬉しいです。


▼あとがき。

今回はこんなところで!

......あ、そういえば前回、レインの壁紙が欲しい......と呟いたところ
グラフィッカーさんにOKをもらえました(笑)
お見せできるのは次回になりそうですが、お楽しみに。


そして、もうすぐ夏ですね。

夏と言えば......毎年開催されるオトメイト恒例のアレがありますね。


......ということで、また来ます(笑)今後もお楽しみに!


トップへ戻る