『夏空最新情報』
 

10月にオトメイトモバイルにてッ！

【夏空のモノローグ】のキャラメール配信が決定しましたー！

これも皆さんの応援が形になった一つですよ。
ということで、応援引き続きお願いします！！

そして……
肝心の気になる配信内容はなんとッ……○○○○○○○です！

……。

…………。

あれっ。

○○○○○○○です！

……。

…………。

○○○○○○○です！

Ｏｈ――皆さんに内容をお教えしたかったというのに、
ジョーのＰＣに特殊なフィルターがかかっているようだ……。（ぇ


兎にも角にも、中身は相変わらず……濃いです！

【夏空のモノローグ】ならではの
キャラクターたちの魅力が存分に詰まっています。
是非、再びの土岐島高校科学部メンバーをよろしくお願いします。

【夏空のモノローグ】キャラメール。
ご期待下さいませ！！





ｓｓ項目を細分化、
各項目にリンクを作成しました。
 

【夏空のモノローグ】ｓｓ一覧
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 ■ｓｓ第１回　木野瀬一輝と笑顔の練習

　　いつもと変わらぬ日々の中。
　　コンプレックスである怖い顔を克服しようと、
　　笑顔の練習に励む木野瀬。
　　だけど、その行為はあらぬ誤解を招いてしまい――！？



■ｓｓ第２回　午睡

　　蝉の声がどこか遠くに聞こえてくる、夏の部室。
　　浅浪の入れてくれたコーヒーが、ささやかな湯気を立てる。
　　ループの中で思う、彼の心とは。



■ｓｓ第３回　男子高校生＋教師による日常会話の一例

　　目指すは女心を理解した、完璧な男！
　　カガハルの恋愛相談に引っ張り出された
　　木野瀬・篠原・浅浪の結論は……



■ｓｓ第４回　あの坂道の向こう側

「死者に対するあらゆる儀式は、
　死者のためにあるわけではない。
　残された者のためにある」

　沢野井の言葉の中にある真実とは。
　陽炎たゆたう、坂道での物語。



■ｓｓ第５回　渚

　黄昏に染まる中で、繰り返す波音。
　沈み行く日に、姿を変える夏空。
　それを映す、一対の瞳。
　夕暮れの海岸にて、篠原の綴る１ページ。



■ｓｓ第６回　部長のタメになるツリー・ループ講座

　自称・天才科学者、沢野井宗介。
　彼は唐突にループ終了を提唱する。
　その時刻は――１０秒後！？



■ｓｓ第７回　夢の中

　移り変わる風景。
　浮かんでは消える、小さな記憶の断片。
　謎の少年、綿森の抱くモノとは。



■ｓｓ第８回　７月２１日

　科学部最後の日まであと一週間と迫った、７月２１日。
　今日も変わらずに科学部の面々は過ごしている。
　もう少しで、皆がバラバラになることなど
　心のどこかで否定するように――。



■ｓｓ第９回　７月２８日

　７月２８日。
　――それは、世界から明日が失われる１日前の物語。



■発売記念ｓｓ

　７／２９日、【夏空のモノローグ】発売に伴って公式サイトにて公開されました、
　発売記念ｓｓ！
　内容はゲーム本編とは違った構成となっていますが、
　科学部らしさをたっぷりと詰め込んだｓｓになっていますので、
　まだ買っていないんだけど、
　『夏空ってどんなゲームなのかな～……』と気になっている貴女！
　体験版とあわせて、お試しな感覚で楽しんでいってくれれば嬉しいです！



■募集ｓｓ第１回　光の華

  参道に並ぶ露店。
　花火の光。
　遠くから届く祭り囃子。

　土岐島市の夏祭りにて、ある賞品のために
　科学部メンバーが熱いバトルを繰り広げます。

　……賞品はなにかって？
　もちろん『葵と二人きりで花火を見る権利』です！！



■募集ｓｓ第２回　永遠

　科学部、夏の合宿。
　熾烈を極めるアヒルさんボート対決、
　枕投げ戦争。

　そして。

　混浴温泉で起きた、『カガハル人生の一大イベント』とは……！？



■募集ｓｓ第３回　虹色の時

　ループの調査中、雨に降られた二人はバス停で雨宿りをすることに。
　屋根を叩く雨音に包まれながら、少しだけ距離を縮める二人。

　甘酸っぱく、どこか切ない、
　雨が降り、雨が止むまでの小さな物語。

 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■バナーキャンペーン結果発表　　　　　

　ゲーム発売まで、公式サイトにて行われていましたバナーキャンペーン。
　その際の質問、
　・『ゲームで気になる所は？』
　・『夏休みを一緒に過ごしたいのは？』
　・『好きな季節は？』
　といったアンケートの集計結果が発表されています。

■【夏空のモノローグ】製作秘話　　　　

　本作を製作するうえでの、
　企画・構想の逸話など、作品への真摯な想いが綴られています。
　プレイ前、プレイ後、どちらで読んでも問題ありませんので、
　一度は読んでいただけると幸いです。


 

以上、『夏空最新情報』でした～。
今後も皆さんによいお知らせが出来るように頑張りますので、
宜しくお願いします！





さて、
本日のスタッフコーナー……と見せかけて、

……え？　カガハル誕生祭と入り方が同じでつまらない？

……。

…………。

いえーい！☆（？）

ということで、１０月　５日は篠原の誕生日でした！
夏空スタッフよりお祝いイラストが届いています！

でも！
みんな忙しいので今日はオンリースタッフ！　　　；ｗ；
ただし、ジョーじゃないので安心してください！




なので『篠原誕生祭（micro）』です。
いつもの祭騒ぎを楽しみにしてた皆様、すみませんです。

ではでは、『篠原誕生祭（micro）』スタート！

























 

　　　　　　　　　　　　　　！？

あれ、篠原の誕生日……あれ？（笑）
 

お祝いをくれたのは、
【夏空のモノローグ】原画担当、
『ろく丸』です！
 

笑顔で牛乳手渡されたら、
篠原はきっと超爽やかにお礼を言ったあとに
猛烈な反撃しそうですね。

この絵を見ていたら、
ムクムクと掛け合いが思い浮かんできますね……。


あっ、ダメだ生まれｒ

突発SS　：　篠原と牛乳で、浅浪が。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

「おう、篠原」

「……？　どうしたんですか、先生。
　不必要なまでに機嫌がよさそうですが」

「いやなに、お前今日、誕生日だろ。
　かっこいい大人の男としては、気を遣って
　プレゼントの一つでもくれてやろうと思ってよ」

「えっ…………。
　……あ、ありがとうございます……」

「ははは。驚いてるな」

「ええ。
　まさか先生みたいな自堕落の塊でしかない大人に、
　自分の誕生日を祝われるなんて、夢にも思いませんでした」

「オイ」

「冗談ですよ。
　先生がせっかく、雀の涙ほどしかない給料で買ってくれたんです。
　くれるというなら、貰ってあげますよ」

「っかー、素直じゃねえヤツ」

「浅浪先生に対して、
　素直になる必要性を感じませんから」

「はいはい……。
　ホラよ、ちゃんと大切にしろよ？」

「…………」

「…………」

「…………」

「…………」

「あの……」

「なんだ？
　気にするなって。
　俺の気持ちだ。素直に受け取っとけ」

「いえ、その。
　なんていうか……。
　これ……牛乳、ですよね」

「まあ、烏龍茶には見えないな」

「なぜ、牛乳……？」

「え？
　いやほら、昔からよく言うじゃねえか。
　背を伸ばすなら牛乳がいいってよ」

「…………」

「いやー、
　これでも悩んだんだぜ？

　沢野井に相談したら、
　『よろしい！　ならば、骨格と共に人格も激変させて見せようじゃないか！』
　とか言うしよー。

　カガハルは
　『長身イケメンは科学部に俺だけで十分ですから！』
　って言って協力しないし、

　木野瀬は
　『身長……運動すればいいんじゃないですか？　１０００本ノックとかしましょうか？　先生も入れて』
　冗談じゃねえっつーの、なあ？

　ということでだ、
　俺が古来伝統の方法をチョイスしたわけだ。
　よかったなー、なあ篠原？」

「…………」

「篠原？」

「…………」

「おーい？」

「そう、ですね。
　……。
　…………。
　――とっても嬉しいです、先生♪」

「う、うお！
　声色変わってるぞ、篠原……。
　まあ、喜んでくれたならいいけどよ」

「ええ、もう喜びすぎて
　どうしたらいいかわかりませんね。
　とりあえず、コレ、飲みましょうか。
　ほら先生、そこに座ってくださいよ」

「ん、お、いや俺は別に……うおっ！？
　オイ！　足払いで教師を座らせるってお前、どういう――あれッ！？
　なんで俺両手縛られてんの！？
　つか、今の一瞬でどうやったんだよ！」

「まあまあ、先生。
　僕が上から流しますから、遠慮しないで飲んでくださいよ。

　気をつけてくださいね？

　もし零したら大切な一張羅が牛乳臭くなりますから。
　まあ、といってもたかが１リッターです。
　……頑張ってくださいね、先生？」

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

生まれました。


ってな感じで、
ジョーが即興で作った文章なので
粗があったらゴメンナサイ。

本編時系列的に、
この時期に浅浪は転勤していますが……
まあそこは妄想ということで許してください。

いつまでも経っても、仲の良い科学部ですもんね（笑）
『ろく丸』、ありがとう！

そしてコメント紹介！

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

こんにちは。
【夏空のモノローグ】原画担当のろく丸です。

最近、一Ｄが描くチビキャライラストを見るたびに、その可愛さに癒されながら
元のチビキャラも描いてもらえばよかったなーと思うときがあります。

Ｑ．ゲーム製作中、なぜこの能力を隠していたんですか？
Ａ．忙しかったからです。

ですよね……。
さて、１０月５日は篠原くんの誕生日でしたね。（限定版特典：設定原画集より）
こうして考えてみると、あの設定原画集にしか載ってない情報って結構あるんですよね。

キャラのプロフィール然り、キャラの全身図然り……。

「夏空キャラのプロフィールと全身図が載ってるのは限定版特典の設定原画集だけ！」
というコピーがちょっとよぎりました。
篠原イラストを期待していた方々には申し訳ありませんが、
今までブログの落書きで描いていなかったキャラをチョイスしました。
あとメインキャラで描いてないのは『あの人』ですね……。

そうそう、オトメイトモバイルのキャラメール配信という情報も出ましたねー。

これ、仮状態のテキストを読ませていただいたのですが
今まで公開してきたｓｓ関連ドラマＣＤと同様、【夏空】特有の仕掛けが施されており、
繋がりを感じさせるものになっています。

そして気になる内容ですが、　か　な　り　濃かったです！

いつも通りの笑いどころもしっかり押さえてますが、
甘い雰囲気もバッチリです。

キャラメールに登録した人にしか味わえないのが勿体無いです。
夏空ファンはお見逃しなく！！

できればゲームクリア（全キャラのルートを制覇）してから読んでほしいと思います。
どんなメールが届くのか楽しみにしていてくださいね。
私も完成品が楽しみです。

それでは皆様、ごきげんよう。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ということで我らが原画もイチオシ、
オトメイトモバイルでの
【夏空のモノローグ】キャラクターメール配信、
どうぞ宜しくお願いしますね！

『ろく丸』、ありがとう！

そして、続いては
先週に引き続き【夏空のモノローグ】担当、
シナリオライター『西村』のキャラ解説！

それでは早速、バトンタッチ！

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

なんとあの人のコメントが！！　part3

キャラ別コメントも３回目となりました。

皆様ご機嫌いかがでしょうか。
夏空のモノローグ、シナリオ担当西村でございます。

大分涼しくなってまいりましたね。
もうすっかり秋という風情です。

夏の頃はもう冬などやってこないのではないか、
といった雰囲気でありましたが、やはり今年も問題なく冬は来るようです。

夏という季節は１年で最も寂しいというお話を、
どこかで聞いたことがあります。

それは夏が１年で最も賑やかであるから。
暑く騒々しい夏は、いずれ来る冬を連想させるものでもあります。
だから夏という季節は物寂しいのだそうです。

夏空のモノローグは終わらない夏を舞台にしております。
【学生】そして【夏】というキーワードには
特別な響きがあるような気がいたします。

やたらと賑やかなくせに、
妙に静けさを感じさせる瞬間があるというか。
これといって好きな季節ではありませんが、
あの存在感は四季の中でも特筆に値する、ような気がします。

懐かしいような、賑やかなような、
それでいて少し寂しいような。

まあなんというか、やはり色々と気持ちが混じり合う
季節でございます。
まあ個人的な見解ですが。

このゲームにもあの夏独特の雰囲気が漂っている……
といいなあと思います。

さて、
無限に続く夏の１日をさ迷う科学部メンバー。
今回ご説明するキャラクターは篠原、浅浪、綿森の３人。

お時間のある方はどうぞお目通しを。
暇つぶし程度にはなるかと思います。

=========================================================
・＜ツンとデレの狭間で＞篠原涼太
　彼の恋愛テーマは『切なく、苦しい恋愛』です。

　「何があってもあなたから離れない」
　「永遠に愛してる」
　「どんな障害もこの愛があれば乗り越えていける」

　そう言った言葉は、フィクションではよく聞きますが、
　それに対して、本当に？　と疑問を投げかけるようなお話を作ろう
　という意図が彼のルートにはあります。

　この作品自体がわりと『永遠の愛』であるとか『奇跡』であるとか、
　そういう言葉は、そんなに気軽に口にしてはいけないんじゃないか、
　というスタンスで話が進んでいきます。

　なので、そういう意味では、『夏空のモノローグ』という
　作品が持つテーマをそのまま体現したようなキャラクターです。

　性格が悪そうに見えますが、
　部長のセリフを借りれば『シャイ』なヤツです。
　まあ……性格の面倒なヤツと言ってしまえばそれまでですが、
　彼の本質はそんな性格の向こう側にあります。

　彼のエンディングについては
　ノーマルＥＤも雰囲気があってなかなかよいです。
　人間味があり、なんというか、
　人の弱さを誠実に書けているかもしれません。
　個人的には気に入ってるＥＤです。

　気に入っている台詞：

　「バカなんですか？　死ねばいいんじゃないですか？」

　寄らば斬らん、と言った感じですね。
　終始こんな感じです。
　教育に悪いキャラですね。
　皆様はマネをしてはいけません。

　ギャグシーンにおいてはツッコミ専門要員として、
　存分に活躍しております。科学部でのやりとりは一度ボケに
　走ると中々止まらないので、彼のように流れをぶった切る勢いで
　ツッコめる人物がいると、話を展開させるのが楽でよいですね。
　ツッコミの中にもユーモアを、独創性をぉおお！
　などとよく頭を抱えていたのも、よき思い出でございます。

=========================================================
・＜科学部のマイペースお父さん＞浅浪晧
　彼の恋愛テーマは『見守られる恋』と言った風情ですね。

　原作『７月６日のモノローグ』ではメインヒーローを担った人物です。
　（このあたりのことは公式ページの制作秘話などに詳しくあります）

　『７月６日』を書いているときも、『夏空』を書いているときも
　よく考えていたのは、彼の負っている役割というのは、
　きっと『家族』なのだろうということ。

　葵は不幸なすれ違いによって、家庭に問題を抱えています。
　閉ざしてしまった葵の心に最初に触れ、光を当てたのが浅浪であり、
　葵にとっては無条件に自分を受け入れてくれる、言ってみれば
　『お父さん』のような立場の人間です。
　科学部での立場も、顧問・先生、というより、
　『休日のお父さん』と言った風情を目指しました。

　お父さん。もうお昼ですよ？
　いつまでもゴロゴロしてないで買い物にでも行ってきてください。

　えー……たまの休みなのに……。

　みたいな感じで家から追い出される、普段はくたびれたお父さん。
　でも決めるところは決めるんだぜ！　と言った感じでしょうか。

　教育論などでは親子関係というのは人間形成の要となりうる
　環境要因であるなどとよく言われますが、もしそれが事実であるとしたら、
　葵の優しさの半分くらいは、彼の影響なのかもしれません。

　精神的にも見た目的にも２８歳とは思えないくたびれ具合が
　気に入っております。適当に見えて、本当は結構きちんとしてます。
　きちんと生徒のことを考えて行動できますし、なんだかんだ言いながら
　『教師』という仕事に真剣に取り組んでいる誠実な男です。

　まあ……普段の様子からは想像もつかない感じではありますが……。

　彼はあれです『かっこつけるのかっこ悪い』
　とか思ってる節がありますので、表には出しませんが、
　影ではものすごく努力をしています。
　親しみやすく、でもかっこいい大人、を目指したつもりです。

　気に入っている台詞：

　「僕を一生……養ってください」

　収録時に声優さんへ「ものすごくかっこいい感じでお願いします」
　とお願いした台詞です。科学部でみんなの恋愛観を語り合う、というイベントの中で、
　告白するときのセリフは？　という質問に対する答え。
　ちなみに、デートをするなら、
　「プラモデル屋……いや待て、高級レストラン！　相手のおごりで！」
　タイプの女性は、
　「そうだな……容姿・気だて……色々あるけど、重要な要素は金……かな……」

　最低ですね。
　カガハルが思った以上にダメな大人だ、と
　呆れかえるのも当然です。

　葵曰く、
　先生は人生の厳しさを私たちに教えてくれてるんだよ！
　らしいです。どの辺が教えてるんだ、とも思いますが……。
　おぉ……浅浪の株をひたすら下げているような気がしてきました……。
　かっこいい大人なんですよ？
　いや、ほんとですってば。

=========================================================
・＜つかみ所のなさが魅力です＞綿森楓
　彼に関しては、何を書いてもネタバレになってしまうので、
　何も書けません。彼の正体、思惑については、ぜひプレイして
　確かめていただければと思います。

　ただひとつ言えることは、
　彼がグリーンピースが嫌いということだけ。
　あと、レトルトカレーは好きだと思います。

　気に入っている台詞：

　「ああ、嫌いなんだ。グリーンピース」

　どうもこの、色と形がね。
　というセリフに続きます。
　ちなみに食べたことはないそうです。

　食わず嫌いです。

　神秘的な雰囲気に惑わされてはいけません。
　こいつには結構子供っぽいところがあります。
　ものすごく老成している反面、変なところで子供っぽい。
　そのつかみ所のなさが、彼の魅力ではないかな、と思っております。

=========================================================
以上、これで全員分のコメントを終えたことになります。

７月２９日よりもう２月以上経ちます。
いやはや早いものです。
つい先日発売したような気がしたのですが……。

今も別の仕事をしながら、もし彼らが今を過ごしているなら
どこでどのようにしているだろうか、とか、
カガハルはああで、木野瀬はこうで、部長はこんな感じか……
などと、ふとした瞬間に夢想したりしています。

当然、彼らがその後どのように過ごすのか、
ということは頭の中にもありますし、
ある程度文章に書き起こしてもいますが、
あくまで未来の可能性のひとつという形に留めており、
はっきりと形は定めてはいません。

彼らの物語の先にあるお話は、
ユーザー様ひとりひとりに想像していただくのも
よろしかろうと思います。

甚だおかしな話ではありますが、
シナリオを書き、彼らに寄り添って心情を描いている間に、
自分自身も７月２９日に留まっているような気持ちでした。

彼らの悩みや弱さのひとつひとつ、どこかわかる部分もあり、
一緒に笑って、一緒に泣いているような……。

シナリオを書いている間、
同じ空気を吸っていたような気持ちになっていました。
不思議と彼らを身近に感じます。

開発に係わったスタッフそれぞれが思い入れをもって作ったように、
僕にとっても、この作品には非常に強い思い入れがあります。

企画からプロット、シナリオに至るまで……
ゲーム制作において、生まれて初めて自由にやらせていただいたのが、
この作品でございます。

何もかもが手探り状態。
キャラクターについても、かなり悩みました。

女性向けの恋愛ゲームとあっては、
【かっこいい】キャラクターを書く必要があるだろう。

それでは【かっこいい】とは何か。

もちろん人の数だけ【かっこいい】はあるのですが、
ゲームの方向性にも関わる問題でありますから、
何かかっこよさを定義する必要があります。

僕はライターなので、
基本的に外見のかっこよさというものには
あまり関わりがありません。

悩みは専ら中身のかっこよさについてでした。

価値観は人それぞれですが、少なくとも僕は、
かっこよさとは、結局覚悟や信念、またはそれに伴う努力だと思うんです。

ですから、
特別な人が特別な戦いをするのももちろんかっこいいのですが、
誰でも踏み出せるはずの１歩に悪戦苦闘し、
ついにその１歩を踏み出す姿も、失敗してもう一回足掻こうとする
姿というのも、それにひけを取らずかっこいいと思います。

そういったものを、僕はずっと女性向けの恋愛ゲームでこそ
書きたいと思っていました。

愚かさや弱さやかっこうわるさをきちんと書けなければ、
賢さも強さもかっこうよさも書けないと思うのです。

他人の何気ない言葉に深く傷ついて意味もなく
悩んだことはないでしょうか。

ちょっとした気持ちの行き違いからケンカになって
相手を傷つけてしまって、どうして自分はいつもこうなんだろうと
落ち込んだことはおありでしょうか。

なにやら不意に孤独を感じたことは？

自分が世界に取り残されてしまったような気持ちになったことは？

あるいは、なぜ自分だけがこうも報われないのだと
怒鳴り散らしたい気持ちになったことは？

そういった小さなイライラがうずたかく積もって、
自分の弱さ醜さが嫌になり、
もう何もかも投げ出したいような気持ちになったことは？

このゲームのシナリオは
とにかく、そういう【弱さ】に誠実であろうと思って書きました。

そして【弱さ】を認めた先にある、
第一歩が書けていればよいと心から思います。

全力を出せたような気がします。
そしてそれはとても幸せなことです。

発売前にも言いましたが、
もう一度胸を張って言います。
面白いです。

秋口にこそ、夏の１日に想いを馳せてみるというのも
なかなか愉快であろうと思います。

興味はあるけどまだ遊んでいないという方、
もしいらっしゃいましたら自信を持ってオススメします。ぜひ。

さて、
僕のコメントは今回で終わりですが、
ブログは続いていきます。
きっと一Ｄ始め様々なスタッフが盛り上げていってくれるでしょう。

それでは結びの言葉の前に、
言い忘れていた大切なことがあります！

篠原、誕生日おめでとう！！

ではでは、このあたりで。
またいつか、皆様と再び会える日を楽しみにしております。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

というわけで、
本作【夏空のモノローグ】にてシナリオを担当してくれた
『西村』からのコメントでした！

今回にて彼からのコメントは最終回となります。
作品製作における想いなど、普段伝わることのない部分でしたね。
これを読んでくれた皆様に、
少しでも作品への情熱が伝わればと思います。

『西村』、ありがとう！

さてー、本日のブログ。
楽しんでいただけましたでしょうか？


今回の祭に関しては……どこかで挽回します（笑）

冒頭でジョーが言った通り、
オトメイトモバイルでのキャラメール実施にも関しては
皆さんがこれまで応援してくれた結果の一つです。

まだまだジョーたちも努力していきますので、
よろしくお願いしますね！

それと、
今月はハロウィン企画もありますからね。
【夏空のモノローグ】も参加致しますので、
そちらもお楽しみに！

さて、今週のブログはここまで！
それではまた次回、皆様とお会いできることを願いまして――。

―ジョーでした。

１０月５日の誕生日。

篠原、『誕生日おめでとう』！